一つテンヤマダイのおすすめショックリーダーを７アイテムを選びました！ 一つテンヤにおいて、ショックリーダーはPEラインとテンヤを結ぶ重要な役割を担います。 衝撃吸収、根ズレ対策、そしてアタリの伝達という、さまざまな要素を兼備するリーダー選びの目安５つも併せて紹介します。
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この記事を作った人ササケン
幼少時より遊漁船に乗り始め、学生時代のアルバイトは中乗りという沖釣りサラブレッド。美味しい魚、デカい魚が大好き。元沖釣り専門誌副編集長。
一つテンヤ用ショックリーダーを賢く選ぶコツ
一つテンヤ用ショックリーダーの素材はフロロカーボンが最適
一つテンヤは底付近を探る釣りのため、ショックリーダーが岩やカキ殻などの障害物に擦れる「根ズレ」のリスクが非常に高い釣りです。
そのため、PEラインとの接続に使用するショックリーダーは、耐摩耗性に優れるフロロカーボン素材を選ぶのが基本となります。 ナイロン素材は衝撃吸収性に優れますが、根ズレへの弱さがネックとなります。
フロロカーボンは適度な硬さがあり、感度が良い点も一つテンヤに適しています。 特に、表面硬度が高く、傷がつきにくい高耐摩耗性モデルを選ぶのがおすすめです。
一つテンヤ用ショックリーダーの号数（太さ）は2.5～３号が目安
ショックリーダーの太さは、PEラインの号数とのバランスが重要です。 目安としては、使用するPEラインの太さの数字を3倍した数値のポンドテスト（lb）のものを選ぶのがコツです。
具体的には、PE0.6号（約10lb）には1.75号～2.5号（7lb～10lb）、PE0.8号（約12lb）には2.5号～3号（10lb～12lb）程度が標準です。
太すぎると水中でのテンヤに不自然な動きを与えたり、魚に警戒心を与えたり、潮の流れで抵抗を受けすぎたりします。 細すぎると根ズレやアワセ切れのリスクが高まるため、強度と水馴染みのバランスが良い太さを選びましょう。
一つテンヤ用ショックリーダーの長さは2m程度が標準
ショックリーダーの長さは、感度と衝撃吸収性、そして操作性のバランスを見て調整します。 標準的な目安としては、ロッドの長さにもよりますが、1.5mから2.5m程度が適切です。
長すぎると、ラインシステム（PEラインとリーダーの結び目）がリールのスプール内に入り込み、キャスト時や巻き取り時にトラブルの原因となることがあります。
短すぎると、魚の急な引き込みによるショックを吸収できず、ラインブレイクのリスクが高まります。 結び目がリールのスプールの外に出る程度の長さで結ぶのがコツです。
一つテンヤ用ショックリーダーは魚に警戒心を与えないカラーを選択
一つテンヤでは、ショックリーダーやテンヤが魚から丸見えになるため、リーダーの存在をできる限り隠すことが重要です。
リーダーのカラーは、水中で目立ちにくいクリア（透明）またはナチュラルクリアを選ぶのが基本の目安です。 魚に見えにくい色としてピンクを採用している製品もありますが、基本的には特に警戒心の強いマダイを狙う場合、着色されたリーダーは避けるべきです。
ライン自体にUVカット加工などが施されているモデルは、劣化を防ぎつつ、水中で魚に気づかれにくいというメリットもあります。 「ステルス性」を意識した製品選びを心がけましょう。
び方は強度を最大化する摩擦系ノットを習得
高性能なショックリーダーを選んでも、結び方が不適切であればその強度は大幅に低下してしまいます。
PEラインとショックリーダーを結ぶノットは、リーダーの強度を最大限に引き出せる摩擦系ノットを選ぶことが非常に重要です。
具体的には、FGノットやPRノットなど、結びコブが小さくガイドをスムーズに通過し、結束強度が高いノットを習得することがコツです。
ノットが不完全だと、せっかくの大物とのファイト中にラインブレイクの原因となります。 ノットの習熟と、釣行前のノットチェックを怠らないことが、確実な釣果に繋がります。
テンヤ用ショックリーダーおすすめ７選
テンヤ用ショックリーダーおすすめ７選を紹介します！
ダイワ（DAIWA）/紅牙フロロリーダーEXⅡタイプF
紅牙フロロリーダーEXⅡタイプFは、タイラバ・テンヤ専用設計の高強力フロロカーボン100%のリーダー。
ひとつテンヤで重要な高感度と高耐摩耗性を両立し、岩場や根の多いフィールドでも安心。 適度な張りとしなやかさのミディアムソフト仕様で、糸さばきが良く、結びやすくしっかり締まるためライントラブルを軽減します。
巻糸量は35m、比重は1.78。専用のスプールバンド付きで、持ち運びやラインの引き出しもスムーズです。カラーもステルス性の高いピンクを採用しています。
シマノ(SHIMANO)/炎月 真鯛 EX
ひとつテンヤマダイに特化した高強度・高感度フロロカーボンリーダーです。高強度と高感度を両立し、微細なアタリを確実に手元に伝え、即アワセをサポートします。
耐摩耗性にも優れ、岩礁帯などの障害物周りでも安心して大ダイとファイト可能。 適度な張りと扱いやすさで、強固なノットを簡単に結べます。
カラーは魚に警戒されにくいクリア。 巻糸量は30mで、コストパフォーマンスに優れます。
バリバス（VARIVAS）/ショックリーダー［フロロカーボンリーダー］
しなやかさと強度が両立したフロロカーボンショックリーダー。一つテンヤマダイにおいて理想的な「しなやかさ」と「高感度・高強度」を両立しています。
10 Lb（2.5号）と12 Lb（3号）は、繊細なPEライン（0.6～0.8号）との結束が容易で、ノットが苦手なビギナーにもおすすめです。
ノンストレスコーティングにより、岩礁や魚の歯を原因とするキズに強く抜群の耐摩耗性を実現。フロロカーボン特性の超低伸度がわずかなアタリを伝え、即掛けをサポートします。
巻量は30m平行巻き、カラーはナチュラルです。価格は1200円。
デュエル(DUEL）/魚に見えないピンクフロロ船ハリス
警戒心の強いマダイに有効なステルス性を追求、科学の力で魚を欺く、魚に見えないピンクフロロ船ハリス。
特殊配合による「カラーフィルター効果 Patent」で、魚が感知する波長をカットし「魚に見えない」を実現した高分子量フロロカーボン100%ハリス。
ステルス性だけでなく高感度で底取りがしやすく、耐摩耗性にも優れ、根ズレにも強く、ショックリーダーとしての基本性能はハイレベル。
ジャストストッパー 装備で、糸の引き出しや管理もスムーズに行えます。巻量は30m/50m。
クレハ（KUREHA）/シーガー プレミアムマックスショックリーダー
実強力値表記で信頼の強度を誇り、ひとつテンヤにおいて必須の高レベルの強度としなやかさを両立したフロロカーボンリーダーです。
号数に対するLB数表示を実強力値で表記しており、大ダイとのファイトにも信頼の衝撃強度を発揮。 しなやかながら適度な張りで結束がしやすく、高感度で微細なアタリも逃しません。
高耐摩耗性のため、根が多いフィールドでも安心して使用可能。 薄型スプールと号数別スプールバンド付きで、持ち運びやサイズ確認がスムーズです。カラーはクリア。
ヤマトヨテグス（YAMATOYO）/フロロショックリーダー
根ズレに強く高耐摩耗を発揮する一つテンヤマダイに最適なフロロカーボン100%のリーダーです。
表面が硬く、優れた耐摩耗性能を発揮するため、岩礁帯や根の多い一つテンヤのフィールドでラインブレイクのリスクを軽減します。 低伸度特性により感度も抜群で、マダイの微細なアタリを明確に伝達します。
大判スプール採用で糸グセが付きにくく、専用スプールバンド付で携帯性にも優れます。カラーは透明で魚に警戒心を与えません。
サンライン/鯛の糸リーダー SV-I
マジカルピンクでスレマダイを攻略する、スレたマダイ対策に特化したフロロカーボンリーダーです。
ハリスで実績のある「真鯛からは見えないカムフラージュカラー」、マジカルピンクを採用し、リーダーの存在を見切られにくくバイトを誘発。
耐摩耗性に優れた高強力原糸と特殊加工の組み合わせで、岩礁やヘッドのスライドによるキズを軽減し、不意なラインブレイクを抑制します。
まとめ 一つテンヤに使用するショックリーダー選びは根ズレ対策と感度を重視！
一つテンヤに使用するショックリーダーは、根ズレに強いフロロカーボン素材が最適です。
目安としては2.5～3号を選択。長さは2m程度が標準です。魚に警戒されないようカラーを選ぶことも忘れずに。
また、結束強度の高い摩擦系ノットの習得も必須です。
