スロージギングにおいてPEラインは、感度や操作性を左右する極めて重要なタックルです。本記事では、スロージギングに最適なPEラインの選び方を詳しく解説し、加えて人気のおすすめ製品を厳選して紹介します。伸度の違いやカラー、太さ選びの基準を知って、ターゲットの繊細なアタリを確実に手中に収めましょう。
本記事ではアフィリエイトプラグラムを利用しています。
この記事を作った人ヤップ!編集部
ヤップ!でオフショア情報を発信する人たち。編集長の大川直を中心にそれぞれに得意な分野について執筆&撮影して投稿。信頼できる情報を分かりやすく伝える! をモットーに活動中。
スロージギング用PEラインとは
スロージギングで狙うターゲットは豊富で、ときには水深100mを超えるディープエリアや、時には300m以上の中深海を攻めることもある釣りです。
そのため、使用するPEラインには「低伸度」と「水切れの良さ」が強く求められます。
伸びのあるPEラインでは、ロッドから入力したパワーがジグに伝わりにくいため、狙いのアクションを演出できず、深海からの微かな魚信を捉えることもできません。
狙いのターゲットによっても異なりますが、スロージギングでは伸びの少ない、感度が良いラインが好まれる傾向にあります。
スロージギング用PEラインを選ぶコツ
スロージギングでパフォーマンスを最大化させるためには、ライン選びの基準を正しく理解することが不可欠です。ここでは、失敗しないための5つの要素を解説します。
スロージギングでは「低伸度」のモデルを最優先で選ぶ
スロージギング用PEラインを選ぶ際に重視すべきは、ジグを思い通りに操ることができる、ラインの伸びの少なさです。
通常のPEラインよりもさらに編み込みを密にしたり、伸度の低い素材を使用したり、または特殊な加工を施したりして伸度を抑えたモデルを選びましょう。
特に水深が深くなるほど、ラインの伸びはジグの動きを鈍らせ、感度を著しく低下させます。
「感度=低伸度」であることを意識し、ジグを意のままに操れる操作性を重視したライン選びを心がけましょう。
スロージギング用PEラインの編み数は?
PEラインは4本編み、8本編み、9本や12本編み、といったように編み数にバリエーションがあります。
それぞれに長所短所がありますが、スロージギングでは、操作性の高さ、滑らかさと強度のバランスが良い8本編みが主流となっています。
太さ(号数)はターゲットと水深に合わせる
基本となる太さは、近海の青物や根魚狙いであれば1.5号〜2号、中深海のアカムツなどでは1.2号、さらに深いエリアでは1号前後を使用することもあります。
遠征の大物狙いでは3号、4号、クロマグロ狙いは5号以上を使用することもあります。
太すぎるラインは潮流の影響を受けやすく、ジグの動きを妨げたり、着底しにくくなります。
PEラインはターゲットの重さと水深に対して「最も細く、かつ強度を保てる号数」を選ぶのがセオリーです。
フィールドの水深と潮流の速さを事前にリサーチし、最適な号数を選択しましょう。
水深を把握するための「カラーマーキング」
カウンター付きリールでない場合、ラインのカラー変化は水深やヒットポイントを把握するための唯一の情報源です。
スロージギングでは10mごとに色分けされた製品がおすすめです。ボトム付近を狙う釣りではさらに1mや5m単位で細かなマーキングが入っているタイプがおすすめです。
スロージギングでは「どのレンジで、何mで食ったか」は非常に重要な情報。そのため、視認性が高く、色の変化が分かりやすいマルチカラーラインを選ぶことで、戦略的な釣りが展開できます。
適度な「張り」と「表面コーティング」
PEラインにはしなやかさが求められますが、スロージギングでは適度な張りも必要です。
張りがないラインは、フォール中やアクション中にロッドティップに絡みやすく、トラブルの原因になります。
また、高性能なコーティングが施されたラインは、ガイド摩擦を減らし、フォールスピードを上げるだけでなく、耐久性も向上させます。
ライントラブルを減らし、スムーズな釣行を維持するために、コーティングの質にも注目して選びましょう。
スロージギング用PEラインおすすめ製品9選
ここからは、多くのアングラーに支持されている信頼のPEラインを厳選して紹介します。
バリバス(VARIVAS)/アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X9
「CORE-INPUT」製法を採用し、PEラインの概念を覆す適度な張りと耐久性を両立。
独自のVertical Braid工法による9本撚り構造が真円性を高め、3%台の超低伸度化を実現、水中でのたわみが少なくなることで感度が大幅に向上しました。
10m×10色のマーキングでヒットレンジを正確に把握。大物にも余裕で対応する、ハイレベルな耐久性を誇る高性能PEです。
バリバス(VARIVAS)/アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X8
信頼のマックスパワー原糸を8本高精度に撚り合わせた、オフショアジギングのスタンダード。
シルキーな表面の滑らかさにより、ガイド抵抗を軽減しスムーズなフォールを実現します。
10m×10色の鮮やかなカラーリングで水深把握も容易。強度、感度、耐久性のバランスに優れた、迷った時の第一選択となる高性能PEです。
ダイワ(DAIWA)/UVFソルティガデュラセンサーX8+Si2
新原糸TOUGH PE採用。「Evo Silicone 2」加工により耐摩耗性も従来比300%以上と大幅にアップ。
根ズレや大物との長時間ファイトでも安心の耐久性を備えます。
滑らかな滑り心地でガイド抜けが良く、高い水切れ性能も兼備する、ソルティガの名を冠するに相応しい実戦派ラインです。
シマノ(SHIMANO)/グラップラー8 PE
コストパフォーマンスに優れたオフショア専用8本編みPE。独自の「VT工法」を採用し、編み構造の均一化を図ることで強度安定性を向上させています。
滑らかな表面仕上げにより、ジギングでの糸鳴りを軽減。
300m巻は深場攻略にも最適で、幅広いターゲットに対応します。
シマノ(SHIMANO)/オシア8
シマノPEラインの最高峰。高分子ポリエチレン原糸を採用、タフクロス2工法とヒートシンクコーティングの融合により、熱に強く圧倒的な強度を実現しています。
滑り性能が高く、ガイドとの摩擦を極限まで抑制。GTやマグロといった超大型魚とのファイトでも高い信頼性を発揮する、最高強度のラインです。
シーガー(Seaguar)/PE X8
クレハが贈る高品位8本組PE。コストを抑えつつも、グランドマックス原糸を採用することで、抜群の強度と低伸度を実現しています。
視認性の高い配色でタナ取りもしやすく、初心者からベテランまで納得の扱いやすさ。
多彩なターゲットに幅広く対応する、0.4号から6号までのラインナップ。コスパの高さも魅力です。
X-BRAID(XBRAID)/スーパージグマン X8
X-BRAIDのジギング専用PEライン。
独自技術WX組工法を用い、ハイテンション高密度ピッチで製紐。最新のHST加工を施すことで、耐摩耗性・直線性・感度・強力を進化。
コストとパフォーマンスのバランスが極めて高く、多くのジギンガーから絶大な信頼を得ています。
バークレイ(Berkley)/スーパーファイヤーライン
中深海、深海でのスロージギングでは定番の逸品。
ダイニーマ素材を、編み糸ではない独自の熱延伸技術で加工。
これによりPEを遥かに凌ぐ低伸度を実現。圧倒的な感度で、微細なアタリや潮流の変化を明確に伝えます。
改良されたコーティング加工により水切れが極めて良く、二枚潮などの悪条件下でもジグを意図通りに操作可能。耐摩耗性もアップしています。
中深海&深海攻略において、唯一無二の武器となります。
ホッツ(HOT’S)/HOT’S × momoi スロースタイルPE X8
信頼のmomoi製原糸を使用したスロージギング専用PE。
3%以下と極限まで伸びを抑えることで、深場でもジグへの入力をダイレクトに伝え、正確なアクションを可能にしたPEライン。
表面は滑らかで摩擦抵抗が少なく、潮流の影響も最小限。
10m×5色の視認性に優れた配色で、テクニカルなスロージギングゲームを完璧にサポートします。
まとめ:最適なPEラインでスロージギングを攻略しよう
スロージギングの成否は、PEラインの選択に掛かっていると言っても過言ではありません。
低伸度で感度の高いラインを選ぶことで、水面下の世界がより鮮明にイメージできるようになります。
今回紹介した選び方のコツとおすすめ製品を参考に、自分のフィールドに最適な一本を見つけ出し、ディープエリアに潜むターゲットとの真剣勝負を存分に楽しんでください。

コメント