ブレードジグおすすめベスト14

キャスティング

フラッシングと回転振動に好反応を示すサワラ攻略にはブレードジギングが最適。ここではサワラ狙いに効くブレードジグの選び方を解説、おすすめ製品もあわせて紹介します。

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ヤップ!でオフショア情報を発信する人たち。編集長の大川直を中心にそれぞれに得意な分野について執筆&撮影して投稿。信頼できる情報を分かりやすく伝える! をモットーに活動中。

サワラ狙いに有効なブレードジグとは?

ブレードジグとは、テールに回転ブレードを装着したメタルルアーのこと。

ボディにはタングステンやナマリなどの高比重素材が使われており、沈みが速く、狙いのレンジを直線的に攻められるのが利点です。

底取りやタナ取りがしやすく、斜め引きでも安定してレンジキープできるため、サワラ狙いでは定番の存在になっています。

サワラは、ブレードのフラッシングや回転撹拌、そしてスピードに強い反応を示します

水中でキラキラするものを見つけると、まるでスイッチが入ったように追いかけてきます。

そんなサワラの捕食本能を効率よく刺激できるのがブレードジグというわけです。

ブレードジギング対応ルアーを選ぶコツ

ブレードジギングで使うブレードジグの選び方を、実釣目線で解説していきましょう。

ブレードジグのボディ素材は鉛かタングステン

ブレードジグの素材には、鉛またはタングステンが使われます

いずれも高比重で、「小さいのに重い」ルアーを作れるのが特徴です。

鉛の比重はおよそ11、タングステンは19前後と、どちらも一般的な金属よりずっと重く、ブレードジギングに求められる遠投性能や沈降速度を高いレベルで実現します。

安価で使いやすい鉛素材

鉛は、メタルジグやシンカーなどにも広く使われる素材です。

タングステンより比重は小さいため、同じウエイトだとシルエットはやや大きめになります。

加工が容易で、素材そのものも安価なため、コスパに優れた定番素材といえるでしょう。

小さなシルエットを出せるタングステン

いっぽうタングステンは、ナマリの約1.7倍もの比重を持つ高密度金属です。

非常に硬く加工しづらい反面、「より小さく、より重い」ルアーを作ることができます

フォール時も潮流に流されにくく、狙いの水深までストンと沈めやすいのが長所。

また、同じウエイトであれば鉛に比べてシルエットが小さいため引き抵抗が小さく疲れにくいの利点。サワラがマイクロベイトを偏食している状況でも食わせやすかったりします

ただし、素材が高価で加工コストもかかるため、製品の価格は鉛より高めになります。

どちらにも長所と短所があるので、水深やベイトのサイズ、魚の活性に合わせて使い分けるのがベストです。

コロラド&ウィローリーフの使い分け

ブレードジグには、ブレードと呼ばれる平たい金属パーツが装着されています。

これが水を受けて高速回転し、波動(側線刺激)と光の反射(視覚刺激)で魚にアピールします。

ブレードジグに使われるブレードには、主に2種類があります。ひとつはコロラドブレード。タマゴのように丸みを帯びた形状で、回転角度が大きく、水押しが強いのが武器です。

強波動でサワラの側線に訴えかけ、曇天や濁り潮など視界の悪い状況でも存在感を示します。フラッシングは「光をまとうような」柔らかい印象で、ナチュラルな揺らぎが魅力です。

ブレードジギング用としては定番の形状です。

もうひとつはウィローリーフブレード。ヤナギの葉のような細長い形状で、水切りに優れ、軽快かつ高速回転します

波動は控えめですが、鋭い角度で光を反射するため、キラッとした閃光を遠くまで届かせられる。晴天や澄み潮など、魚がルアーを目で追う状況で特に効果的です。

潮流や潮色、狙うレンジに合わせて、最適なブレード形状を選びましょう。

テールスピンジグとの違いは?

ある種のブレードジグにそっくりなルアーに「テールスピンジグ」があります。

実のところ、両者に明確な違いや定義はなく、現状では“呼びかたが違うだけ”と考えてOK。

あえて違いを挙げるとすれば、ブレードジグはメタルジグから派生したルアーであるのに対し、テールスピンジグはメタルバイブレーションから進化したタイプといえるかもしれません。

また、釣りのジャンルによっても通りのよい名前が異なります。シーバスやライトソルトではテールスピンジグ、ショアジギングやオフショアではブレードジグと呼ばれる傾向があります。

いずれにせよ(少なくとも現状では)ブレードジグとテールスピンジグは「ほぼ同じもの」あるいは「同じもの」と考えて差し支えありません

ヤップ!おすすめブレードジグ14選

ブレードジギングにおすすめなルアーを紹介します。ぜひお気に入りを見つけてください!!

ダイワ(DAIWA)/TGベイト BLJ

「もはや餌!」というキャッチフレーズ通り、どんなフィッシュイーターにも効果的な定番中の定番ジグ「TGベイト」に、デフォルトでブレードチューンされたアイテムが「TGベイト BLJ」が仲間入り。

ボディはイワシを模したリアルシェイプでありながら、高比重ボディをアクションさせるための左右非対称デザインが特徴。

BLJアシストSSを標準装備。サクサスボールベアリングスイベル搭載で回転の滑らかは最上級! TGベイト BLJにしかないブレードカラーもあり。

ウエイトラインナップ30g、45、60g、80g、100gとディープの釣りにも対応できる幅広さ。

東京湾では「TGベイトとそれ以外のジグ」と呼ばれるほどの実績と人気を誇るブレードジグだけに、1本は持っていたいマストアイテムです。

シマノ(Shimano)/メタルショットTG ボートサワラ

シマノの名作メタルジグ「メタルショットTG」を、サワラ用にブレードチューンしたモデル。

ウエイトバランスを微調整し、ボディを逆三角形に設計することでレンジキープ力を高め、速巻き時の浮き上がりを抑えています。

一定の水深を安定して引けるので、水深のあるエリアはもちろん、どシャローでも扱いやすくなっています。

高速リトリーブでもボディが暴れず、ブレードのみを安定して回転させられるデザイン。
フラッシング(視覚刺激)と回転振動(側線刺激)を同時に発生させ、サワラの捕食本能を刺激します。

フック&ブレードは別売の交換用パーツも用意されているため、破損を恐れずガンガン使えるのもうれしいポイントです。

シマノ(Shimano)/フォールショットブレード

曲面を強調したボディデザイン。極めてシンプルでありながら、本物の小魚を思わせるナチュラルなフォルムが印象的です。

ヘッドが薄く、中央からテールにかけて太くなる形状。遠投性が高く、沈降速度が出やすいのはいわずもがな。

巻き抵抗が軽いので、長時間の釣りでも疲れにくく、かつ正確&安定したリーリングを可能とします。

つまりは巻き速度の再現性が高く、「狙いの速度」や「反応がよくある速度」を維持しやすいのがポイントです。

シャローからミッドレンジで特に使用頻度の高い40g、60gあたりはぜひ持っておきたいところ。

ダイワ(DAIWA)/リアルブレードTG

圧倒的な完成度を誇る、DAIWAのキャスティング用ブレードジグ。

高比重タングステン素材を採用しており、飛距離が出て沈みが速いのはもちろん、シルエットが小さいため水の抵抗を受けにくく、ブレのない安定アクションを実現しています。

テールには、フック絡みを低減する独自フィン構造を採用。テーリングを気にせずボトムまで沈められるうえ、ミスバイトがあったときもそのまま巻き続けられます。

ウロコ模様が刻まれたコロラドブレードは、回転時に艶めかしいフラッシングを発生。集魚効果と食わせ効果が高く、パイロットルアーとしても信頼できます。

ゼスタ(XESTA)/エビランブレード

ブレードジギングにおいて、厄介なのがテーリング(通称エビ)です。

パーツ点数が多いブレードジグは、瞬間的にラインテンションが弛んだときに、フックやブレード、リーダーがルアーに絡んでしまうことがあるのです。

エビランブレードは、そんなトラブルを自動的に解消する「エビランシステム」を搭載。常に釣れる状態を維持できるので、操作中に巻き速度が乱れても、安心して巻き続けられます。

ボディの背面と尾にステンレスプレートを装備。アクションのたびにキラッと光を反射し、ターゲットを誘います。トラブルレスで扱いやすく、ビギナーにもおすすめです。

テイルウォーク(Tailwalk)/ヤミージグ TG

サワラ狙いのスタンダードルアー。ボディに高比重タングステン素材を採用し、シルエットを抑えることで食わせ効果を高めています。

群れの活性が上がりきらないときや、日中の食いが落ち着いた時間帯、あるいはマイクロベイトを偏食している状況でも口を使わせやすいのが利点です。

30~60gには控えめなアピールを武器とするウィローリーフブレード。80~100gには強烈な水押しを発生させるコロラドブレードを搭載。

それぞれのウエイトに合わせてブレードが最適化されているので、チューニングなしにパッケージから出してそのまま使えます。

パームス(PALMS)/ヘキサーB

ブレードジギングにおける必携ルアーのひとつ。

もともとサワラ狙いで実績の高かった同社メタルジグ『ヘキサーハーセン』に、高性能スイベルとコロラドブレードを搭載した派生モデル。

ブレードが力強く回転することで強烈な水押しを生むのが持ち味です。

重心をやや後方に設定することで直進性を高め、狙ったレンジ&コースをまっすぐ引けるので、群れを狙い撃つ釣りや、群れをサーチしながら探り釣るといった用途にぴったり。

多面体ボディは光をランダムに反射させるため、ブレードのフラッシングと相まって、強いアピール効果を発揮します。

ラインナップは30~50g。浅場からちょい深めまで幅広いレンジに対応します。

ハヤブサ(Hayabusa)/ジャックアイ サワラスピン2

キャッチフレーズは「カンタン巻くだけキャスティングジグ」。そのコンセプトどおり、投げて巻くだけでサワラが好むブレードアクションを簡単に再現できるモデルです。

フックが上を向いたまま泳ぐので、フッキング性能に優れるのが武器。

初期掛かりでハリ先がサワラの口元に立ち(当たり)、合わせを入れると上アゴやカンヌキにすぐさま貫通。

ハリ穴を広げたり、サワラの口内を無駄にキズつけることがないため、口切れやバラシが大幅に軽減されます。

鉛製ボディながらコンパクトなので、マイクロベイトパターンにも対応します。

コーモラン(Aqua Wave)/メタルマジックTG

サワラ狙いのブレードジギングで、誰もが1度は使ったことがあるであろう名作ルアー。

TG(タングステン)素材を採用することでボディを小型化し、投げやすく、沈めやすく、しかもサワラが違和感なくパクッと食べやすいサイズ感になっています。

低重心+三角形ボディ設計により、超高速巻きでもスイム姿勢を崩さず、ブレードのみを安定回転させられる仕組みなのもポイント。

20gモデルは掛かり重視のダブルフック、30~60gは太軸シングルフックを標準装備。スイベル付きなので魚が暴れてもバレにくいですよ。

メジャークラフト(Major Craft)/ボンバースピン

メジャークラフトといえば、ロッドメーカーのイメージが強いですが、実は優秀なメタルルアーをたくさん発売しています。

そのひとつがサワラ専用設計のボンバースピンです。

ラインアイはロングスリット式を採用。キャスト時にスナップが最適なポジションに移動するため、同クラスの追従を許さない圧倒的な飛距離を叩き出せます。

また、低重心デザインの採用により、鉛ボディながら、水を切り裂くようにスイスイ沈みます。

底取りもイージーなので、ボトムからの巻き上げで群れの居場所を探すようなときにも活躍します。サワラゲームの基軸ルアーとして信頼できるモデルです。

メガバス(Magabass)/マキッパ サワラチューン

ただ巻きのみで何でも釣れちゃう「魚種限定解除」のマキッパを、サワラ用にチューニングしたモデル。

フロントにスイベル付きシングルフック、テールにシングルフック+コロラドブレードを搭載しています。

コロラドブレードは強波動を発生するほか、適度な巻き抵抗を得られます。

表中層を超速巻きで探るときでも、ルアーが水面から飛び出しにくいという特性があります。

ベリーにもアイを備えており、当日の魚の状態に合わてフック位置を調整できるなど、拡張性が高いのも魅力です。

カラーはUVケイムラ塗装を採用。朝夕のマヅメなど薄暗い状況でもルアーを目立たせられます。

一誠(issei)/海太郎 サカナサカナスピン

ルアーゲームのエキスパート・村上晴彦さんが手がけたソルト用テールスピンジグです。

カタクチイワシをモチーフにしたリアルなフォルムで、20g、30g、40gの3タイプが発売。シャローを攻めるのにぴったりなラインナップです。

ブレードには、ナローウィローリーフの『カタクチブレード』を採用。
回転の立ち上がりが早く、巻き始めから軽快な波動とフラッシングでアピールできます。

ブレードカラーはシルバーで、遠くの群れを呼び寄せる効果も見込めます。

ベリーにトレブル、テールにシングルフックを搭載しており、フッキング性能もピカイチです。

メタルジグ

ブレードチューンを施してブレードジグとして使える人気のジグを紹介します。

ダイワ(DAIWA)/TGベイト

サワラ狙いで抜群の実績を誇る、ダイワのド定番タングステンジグです。

TG(タングステン)は鉛の約1.7倍の比重があり、同じ自重であればコンパクトに仕上がるのが特徴です。

遠投しやすく、沈降速度もあるため狙いのレンジまでストンと沈められる。

左右非対称デザインを採用することで、適度な巻き抵抗と泳ぎにリズムが生まれ、扱いやすいのがメリットです。

ブレードチューンはBLJアシストSSを基本にするとよいでしょう。

レジットデザイン(LEGIT DESIGN)/スクアド:Natsume TG

その名のとおり、ナツメオモリのようなフォルムをしたタングステンジグです。

肉厚コンパクトな高比重モデルながら、ただ巻きオンリーでもしっかりアクションするのがメリット。フォールが速いので、水深50m以深の深場を攻めるときや、潮流が複雑に絡み合うポイントで大活躍します。

また、小粒なシルエットなので、サワラが小さなベイトフィッシュを偏食しているときや、「アタリはあるのに乗らない」ときでも、ひと口サイズでフッキングに持ち込みやすい。

カラーはゼブラ系やナチュラル系を中心に、全7色をラインナップ。

まとめ ブレードジギングでサワラゲームをもっと楽しく

ブレードジギングは、フラッシングと振動に好反応を示すサワラを狙うのにぴったりな釣りです。

全国的にすっかり定着しているので、各地の港からたくさんの船が出ています。

ただ巻きだけで釣れて、ブレードの波動やカラーを変えるだけで釣果がガラッと変わる奥深さも魅力。

この記事をきっかけにお気に入りのルアーを見つけ、ぜひサワラゲームを満喫してください!

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