サワラキャスティングロッドおすすめ14選

キャスティング

大人気のサワラキャスティング。シーンの成熟とともに、サワラキャスティングの特徴を考慮した専用ロッド、サワラキャスティング対応ロッドも多数登場しています。ここではおすすめのサワラキャスティングロッドを紹介していきます!

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この記事を作った人ヤップ!編集部
ヤップ!でオフショア情報を発信する人たち。編集長の大川直を中心にそれぞれに得意な分野について執筆&撮影して投稿。信頼できる情報を分かりやすく伝える! をモットーに活動中。

サワラキャスティングとは?

サワラキャスティングとはルアーをキャストしてサワラを釣るスタイルのこと。ショアからでもボートからでもサワラキャスティングという言葉が使われます。

大きくはシンキングミノーやシンキングペンシルなどをキャストしてジャークする釣り方と、ブレードジグをキャストして引いてくるブレードジギングの2つがあります。

前者はナブラ撃ちなどを中心に、比較的表層を回遊するサワラを狙う釣り方。ブレードジギングはすべてのレンジを攻略可能ですが、20m、30m(50~60mを狙うフィールドもあり!)といったディープレンジまで狙うことが出来るのが特徴です。

サワラキャスティングロッドを選ぶときに注意すること

サワラキャスティングロッドを選ぶ際に注意、チェックしたい事柄を紹介していきましょう。

サワラキャスティングロッドの長さ

まず考慮しておきたいのがロッドレングス、つまりロッドの長さです。ボート用のサワラキャスティングロッドとして汎用性が高いのは7ft台です。

サワラキャスティングでは飛距離を稼げるロングロッドが有利です。でも、さまざまな要因で長すぎるロッドが使えない、使いにくいことがあります。

ロッドの長さが制限される一番の要因は乗船する船のサイズや釣り座でしょう。大型乗合船のミヨシで釣る場合は、水面まで距離があるので、足元までしっかりルアーを引き切るためや、飛距離アップのためにも8ftクラスがベストになることもあります。でも、胴の間で釣る場合にはアンダーハンドキャストが必要になるため、短めのロッドでなければ釣りにならないこともあるので注意が必要です。

反対に小型ボートで楽しむ場合はロングロッドを振るスペースこそありますが、あまりスペースの少ない小型ボート上では取り回しが悪く、とくにランディングに苦労することになります。

ロングロッドは使いにくい、としても短すぎるロッドは飛距離の面で不利になります。結論として、まず1本ということであれば7ft台のロッドをおすすめします。

ミノーとブレードジグ、どちらをメインに使うのか

ミノーを使った釣りではトゥイッチングやジャーキングが中心で、ロッドには軽快な操作性が求められます。ブレードジギングでは基本的にただ巻きが中心となります。両者の釣りではロッドワークが大きく異なります。

ルアーウエイトもミノーが15~40gが中心なのに対し、ブレードジグは30~60gがメインで引き抵抗も大きいのが特徴です。

なんとか1本で、ということも可能ですが、できればミノー用、ブレードジギング用と分けて用意するのが理想です。

ロッドの調子、強さ、硬さ

ミノーキャスティング、ブレードジギングともに、サワラキャスティングでは、ティップからベリー部がある程度曲がり込むタイプの、いわゆるレギュラーテーパーのロッドが理想的です。

サワラは意外に捕食が下手で、歯は鋭いものの口周りが柔らかい魚です。バスロッドのような張りの強いタイプのロッドではサワラのバイトを弾きやすかったり、バラしやすかったりします。

同様の理由でオーバーパワーのロッドはなるべく避けましょう。選択に悩んだらルアーの操作性と感度を確保したうえで、少しライトなものを選んでおくことをおすすめします。

リールシートやグリップ周り

ミノーなどのキャスティング用ではトゥイッチングやジャーキングがやりやすい、多少短めのグリップを採用したロッドが取り回しもよくおすすめです。

ブレードジギング用にはしっかりした長めのグリップを採用したタイプがおすすめ。ブレードジギングの基本動作、超高速リーリングのためにもロッドがっちり安定させておくことが重要。ルアーアクションが安定するのはもちろん、疲労度も大きく軽減されます。

サワラキャスティングロッドおすすめ14選

ブレードジギングメイン&万能タイプ

シマノ オシアブレードS70-0

ブレードジギングに対するシマノの本気が詰め込まれた、ブレードジギング用ハイエンドシリーズ。サワラからのアタックを弾かないソフトさをキープしながら、ブレずに安定したアクションを生み出すティップ。強烈なカウンターアタックやブリのヒットにも余裕を持って対応するパワフルなバット部を兼備。ブレード調子を残しながらもシャキッとした操作感、キャストフィールを実現している点はさすがフラッグシップモデル。S70-0はベイエリアで最も活躍する1本。より遠投性を重視したい状況や大型サワラ、ブリなどがまじる状況などではパワー重視のS68-1がおすすめ。ドテラ流しで、100g前後のブレードジグを使う最先端のディープブレードジギングスタイルに対応したS66-2にも注目です。

グラップラー タイプ ブレード S70-0

ブレードジギング対応モデルとして比較的リリースが早く、シマノクオリティながらコスパの良さもあって幅広く支持を得ている人気モデル。水深60m+α、ジグウエイトはバーチカル20~80g+α、キャスティングは最大で60gに対応するスピニングモデル(アンダーやサイドからのキャストを想定)。インショアにおけるシャローエリアのキャスト攻略など、サワラはもちろん、近海の多種多様なターゲットをブレードジギングで狙うシーンに幅広く適応可能な1本です。パワーを重視するならS68-1、ディープ攻略を考えるならS66-2も選択肢に入れましょう。

テンリュウ ベイブレイズBBZ6112S-MH

全国各地のベイエリアにおけるキャスティングゲームに照準を合わせたベイブレイズシリーズから、2023年にリリースされた待望のブレードジギング対応モデル。オーバーヘッドキャストはもちろん、喫水が低い小型ボートでのアンダーハンドキャストも可能な7ftを切る短めのレングスが特徴。30~60gのブレードジグの操作性はもちろん、20~40gのミノーなども扱いやすく仕上げている1本。よりミノー、シンペンなどのキャスティングゲームに寄せたい人は、同シリーズのBBZ732S-MMHも要チェックです。

ジャクソン ジェスターJSS-701XMH-SP

東京湾のボートシーバスガイド「アンリミテッド」キャプテンの池上日明氏が完全監修したボートロッドシリーズ、ジェスター。シイラロッドよりも操作性がよく、ボートシーバスロッドよりも強く、をコンセプトに生まれたのがJSS-701XMH-SP。サスペンションを意味するSPを冠したアイテムだけに、サワラのショートバイトを弾かず、スピードランもいなしてしまう柔軟性が自慢です。少々強引なファイト&ランディングも可能な1本です。

アブガルシア オーシャンフィールド サワラキャスティングOFWS-732MH

  
80cmを超えるサワラはもちろん、カツオやメジ、大型のシイラまで幅広く対応するパワーが自慢の1本。バレやすいサワラの突っ込みへの対応力も抜群。しっかりロッド全体がしなって受け止め、フックアウトを防いでくれます。リーダーが太くてもトラブルになりにくい、安心の大口径ガイドも頼りがいあり。初めてサワラキャスティングに挑戦する人にも嬉しい、コスパの良さもセールスポイント。

レジットデザイン スクアドSKS70MH+-SAWARA BLADE JIG SPECIAL

レジットデザイン特製!マッスルブランク搭載ブレードジグ専用ロッド。東京湾をテストフィールドに叩き上げられた専用ロッドで、30~40gはもちろん、50~60gのブレードジグにもしっかり対応するパワーあり。サワラのバイトを弾かないティップ、大型サワラをしっかり浮かせて獲れるバットパワーを備えるなど、まさにブレードジギング調子。高速リトリーブを安定させるため、脇でホールドできる長さのグリップ。ロングキャストに対応可能ながら取り回しがよい絶妙なロッドレングス。トラブルを軽減するため大口径ガイドなど、専用モデルならではのこだわりも満載の1本です。

テイルウォーク ボートゲーマーSSD S72MH

東京湾のボートシーバスガイドが完全監修した、ハイスタンダードボートゲームロッドシリーズがボートゲーマーSSDシリーズ。S72MHはサワラゲームにベストマッチする長尺モデル。サワラキャスティングに求められるパワー感とレングスを満たす1本です。スムーズに曲がるレギュラーテーパーデザインを採用。ヘビーシンキングミノーやブレードジグの速巻きをするときに脇挟みがしやすいよう、リアグリップはあえて長めに設計。身体負荷の低減と安定した高速巻きが可能です。ミノーゲームをより強く意識するならボートゲーマーSSD S610M+、よりブレードジギングに寄せたい場合はジグフォースSSD S651-LJもおすすめ。

ツリノ KAHUNA BOAT CASTING 742M+ Bay Blue Shooter

湾内サワラ・ブリをターゲットとしたキャスティングロッド。小型ボートや遊漁船の胴の間からのアンダーハンドキャストもしやすいレングス。トップウォータープラグやミノーのジャークはもちろん、ブレードジグなどの早巻きにも完全対応。キャストの抜けの良さと軽快な操作性、魚を掛けてからの粘りとパワー、すべてが高バランスな1本。外洋のカツオやシイラまで幅広く対応するボートキャスティングロッドです。コスパも良し!

ミノーキャスティングメイン

ダイワ アウトレイジLC76-2

ボートシーバスロッドでは弱い。青物キャスティングロッドでは強すぎる。まさにサワラキャスティングに求められるパワークラスにフィットするのがアウトレイジLCシリーズ。なかでもLC76-2はミノーやシンペンの投げやすさに加え、ジャーキングやトゥイッチのしやすさなどといった操作性を重視。リアグリップをやや短めにしたプラッギング特化モデルです。足場の低い小型ボートや大型乗合船でのアンダーハンドキャストもやりやすい1本。

シマノ インステージS73M+

シマノが注力するインショアゲーム。対応アイテムのなかでも意欲的なシリーズ、インステージです。シーバスキャスティングをベースにしたアイテム展開となる同シリーズのなかでも、同社のインストラクターたちがサワラ狙いのミノーキャスティングで好んで使っているのがインステージS73M+。ブランクスにはシマノが誇るスパイラルXコアを採用。高強度、軽量、シャープネスは折り紙付き。高精度なキャストと操作性を実現しています。カーボンモノコックグリップ、Xガイドなど、最先端フィーチャーも満載。個性的なデザイン、カラーも人気です。大型サワラはもちろん、ブリサイズに対応するパワーもあります。

レジットデザイン スクアドSKS75M+ -SAWARA Minnow Special

ロングキャスト性能と、ジャークやトゥイッチなどのミノー操作の取り回しの良さの2つを兼ね備える最長レングスとして、7.5ftを採用したミノースペシャルロッド。レジットデザインが誇るオリジナルブランクス、マッスルブランクを搭載することで、ミノーの操作性に優れるとともにサワラのバイトを弾きにくいティップと大型サワラをしっかり浮かせるバット部を両立した1本。

ジャッカル スクランバSC-S70L

東京湾でのスキルに定評のあるプロスタッフ、吉岡進氏監修の1本。繊細なティップと、魚の引きに追従するベリーとバットは、タフコンディション下で掛けた貴重な1本をモノにすることが可能。レングスは取り回しのよい7ftジャスト。ルアーウエイトは最大で45gと幅広く対応します。東京湾で生まれたサワラロッドの定番アイテムです。



パームス ベイマティックBMTS-75M+

「サワラミノーイングカスタムチューンモデル」という別名を持つ、サワラキャスティングに特化したボートロッド。ベースとなったBMTS-70Mの操作性の高さはそのままに、遠投能力とパワー、ファイト能力をアップして大型サワラにも対応。港湾部のサワラ攻略に欠かせない20~30gクラスミノーのスペシャリスト、といえる1本です。

メガバス Cookai空海GULF CKG-72MS

ボートシーバスゲームを主軸とし、同エリアで狙えるサワラ、サゴシ、イナダなどのライト青物ゲームに幅広くアジャストするパワーロッド。5D グラファイトシステムが生み出すブランクス特性は、軽~中量級ルアーのロングディスタンス・キャスタビリティをフルに発揮。追従性に優れたティップとベリーセクションの柔軟性は、フッキング後のファイトにおける身切れや口切れといった、バラシのリスクを軽減しています。操作性に優れながら、特異なしなやかさが体感できる、扱いやすさを追求したアイテムです。

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