オモリグ釣法で重要なシンカー(オモリ)の選び方とおすすめアイテムを解説!潮の流れや水深に合わせた重さ、釣果に繋がるカラーと形状、アタリ感度を高めるポイントまで網羅。イカメタル・オモリグで大漁を目指しましょう。
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オモリグ用シンカー(オモリ)とは
オモリグ釣法における「シンカー(オモリ)」とは、仕掛け全体を狙いの水深まで沈めるための重りのことです。
イカメタルではスッテ自体が重りの役割を果たすのに対し、オモリグではシンカーとエギ(またはドロッパー)が別々の役割を持っています。
オモリグ用シンカー(オモリ)の重さの選び方:潮流と水深に合わせる
オモリグに使うシンカーは、潮の速さや水深に応じて号数を選ぶのが基本です。
水深30~50mで潮が緩ければ10号、潮が速ければ15~20号が目安です。
着底感と仕掛けの安定性を確保するため、現場での調整も重要です。
オマツリ防止のため船長が使用号数の指示が出ることもあります。その場合は指示に従って、号数を合わせましょう。
素材の違い:タングステンと鉛の使い分け
一般的な素材は鉛製です。タングステン製シンカーは高比重でコンパクト。同じ号数でも沈下が速く、感度も優れています。反面で高額なことがデメリットです。
可能であれば状況に応じて使い分けましょう。
形状による沈下スピードと姿勢
オモリグでは棒状やナス型など、細身の流線形状のシンカーが主流です。各メーカーが独自の工夫を凝らしています。
水の抵抗を抑えつつ早く沈むため、手返しと操作性が向上します。
カラーの違いによるアピール力の違い
シンカーの色にも意味があります。イカへのアピールを狙ったグロー系や水中で目立つカラーのラインナップはベーシックカラーと言えるでしょう。夜間や濁り潮時に強いアピール力を発揮します。
反面であえて目立ちにくい黒などで着色されたシンカーもあります。警戒心の強いイカに効果的なだけでなく、フグやサゴシ(サワラ)などの攻撃を避けることに役立ちます。
シーンに応じたカラー選びが釣果に直結します。
オモリグ用シンカー(オモリ)9選
厳選の9アイテムを紹介します。比較検討してベストな1本を選びましょう。
ダイワ ドラゴンシンカー
鉛素材のスタンダードなオモリグ用シンカー。
流体力学に基づいたボディ形状(国立富山高等専門学校と共同開発)により、高速落下を実現。
着底が分かりやすく、底取りがしやすいので初心者の方にもおすすめです。
オモリグ用としては30号 から50号 までをセレクト可能。
定番製品ですが、その安定感は頼りになりますね。迷ったらまずはこれを使ってみるのもアリです!
ハリミツ 墨族スカッドシンカーⅡ
水切れの良いフォルムで軽いシャクリ抵抗感を実現したオモリグ用シンカー。
着底時の衝撃を緩和する表面コート仕様で上カン付き。ラインナップは15号から5号刻みで40号まで5アイテム。
墨族ならではのイカを誘惑する魔力、感じますよね?
タカ産業 TK-502 オモリグシンカー蓄光
シンプルなスリムフォルムながら、集魚効果が抜群の蓄光タイプ。
海水の抵抗を最小限に抑え、安定した沈下姿勢でエギをタナに誘導します。
引き抵抗が少なく、しゃくり時のアングラーへの負担を軽減しつつ、潮流の変化を敏感に感じ取ることができるシンカーです。
Wakyajig ホゴオモリ
根掛かり回避性能に優れた、シンプルな個性派シンカー。
もともと根魚などをターゲットにしたシンカーで、スリムな形状により隙間をすり抜けやすく、根掛かりしにくさを求めた形状が最大の特徴です。
専用シンカーではありませんが、このスリム形状がオモリグでの使用にジャストフィット。リーズナブルな点も高評価です。
ジャッカル ゲキダキ オモリグシンカー
下部に設けた4つのスタビライザーが、シャクリ上げ時に発生するシンカーの“暴れ”を抑制して疲れを軽減、ドロッパーの性能を最大限に活かした誘いを可能にするシンカー。
後方重心設計で素早いフォールも実現しています。
グロー加工も施されており、アピール力も十分。イカを「激ダキ」に導くシンカーです。
ルミカ 光略カスタムシンカーSPEED
ルミカならではのギミックが光るシンカー。
両側にあるスリット(凹み)にケミホタルやラトルスティックを装着できる、アピール力特大のシンカーです。
潮切れ抜群のスリム六角形状で、高速垂直落下を実現し、手返し良く探れる、という基本性能も完璧です。
クロノ OMOリグシンカー
重心位置を下側へ設けることでライントラブルを激減した、業界初のオモリグ専用設計を謳うシンカー。
水受面を設けることで引っ張り速度を抑え、テンションフォール時も長くアピールする事が可能です。
基本のグローカラーに加え、サワラやフグ対策に有効なブラックも展開。
設計にこだわりを感じる逸品です。
メジャークラフト ビッグアイ オモリグシンカー
シンカー下部の大きなアイ、ビッグアイが特徴のシンカー。
ボトムコンタクトを感知しやすい形状で、底質把握にも貢献。
幅広いウエイトがラインナップで、様々な潮の流れに対応します。カラーは夜光、イエロー、マットブラックの3色をラインナップ。
ダイワ オモリグシンカーTG
高純度タングステン合金製で、鉛製シンカーと比べて体積約30%減を実現しているシンカー。
引き抵抗が大幅に軽減され、驚異的な落下スピードでイカの指示棚を直撃します。
落下直後の制動も素早く、船べりで転がりにくい専用設計。
チャートイエロー、グロー、マットブラックといった、カラーバリエーションで使い分けが可能。
メーカー希望本体価格は40号で6,200円!と高価ですが、その恩恵は計り知れません。
究極のオモリグゲームを展開したいアングラーはぜひ!
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