オモリグ釣法に最適なリールを選ぶためのポイントを詳しく解説!釣果アップにつながるおすすめスピニングールを厳選し、機種紹介。ギア比や番手など実釣に直結するオモリグならではの選定基準を押さえ、初心者から上級者まで納得の内容でお届けします。
本記事ではアフィリエイトプラグラムを利用しています。
この記事を作った人ヤップ!編集部
ヤップ!でオフショア情報を発信する人たち。編集長の大川直を中心にそれぞれに得意な分野について執筆&撮影して投稿。信頼できる情報を分かりやすく伝える! をモットーに活動中。
オモリグ用リールを選ぶコツ
オモリグに使用するリールを選ぶコツ、目安を列記しましょう。ここではイカメタル用は除きます。
◎イカメタル用リールはコチラ
https://yupfishing.com/?p=4503
リールはスピニング?ベイト?
オモリグではスピニングリール、ベイトリールともに使えますが、主流はスピニングリールです。
最大の理由はキャストに向いているから。オモリグではキャストして広範囲を探ったり、灯りが作る明暗の境目をキャストしてからのテンションフォールで狙ったりすると効果的なことが多いからです。
オモリグ専用にリールを用意するのであればスピニングリールを選ぶとよいでしょう。
スピニングリールの番手は3000番から4000番が基準
スピニングリールの番手は3000~4000番が標準的です。
ダイワ製なら3000番ボディを使用しているLT-4000-C、シマノ製なら4000番ボディを使用している3000番、4000番、C5000番がよいでしょう。
深場を狙うときほど大型のほうが楽に釣りが展開できるのでおすすめです。
浅場を狙う場合、20号以下のオモリを使う場合はイカメタルとも併用できる2500番、3000番(C3000)でもOKです。
ギア比はノーマル~ローギアが適正
オモリグでは巻き上げパワーを重視し、ギア比はノーマルギア(5.0~5.8)をベースに選ぶとよいでしょう。
90m近い深場を狙ったり、大型をダブルで掛けたりしたときなどは、巻き上げ力の強さが威力を発揮します。
ノーマルギアやローギアはハイギアに比べ、巻き上げ時の力強さや操作の安定性に優れ、イカの繊細なアタリも感じ取りやすいのが特徴です。
巻きの重さを軽減し、長時間の使用でも疲れにくい点も魅力です。
慣れた方はハンドルを大型にして、より力強い巻き上げで快適に釣っている人もいます。参考にしてみてはいかがでしょうか?
ドラグ性能は低負荷で微調整しやすいことが重要
大型がヒットしたり、船が上下するようなラフコンディションでは高性能なドラグがバラシ軽減に役立ちます。
身切れを防いで確実にキャッチできるよう、スムーズで細かなドラグ調整ができるリールを選びましょう。
最大ドラグ力よりも、低負荷時の滑り出し性能が重要です。ドラグノブの形状や操作性もチェックしておくと安心です。
深場狙いではボディ素材は金属製がおすすめ
山陰エリアに代表される深場狙い、ヘビーシンカーを使用するフィールドでのオモリグゲームには、ボディ素材は堅牢性に優れた金属製がおすすめです。
軽量が魅力の樹脂製ではたわみや歪みが出やすく、深場から大型を巻き上げてくることが多い釣りには向いていません。
多少重くなっても力強い巻き上げを重視して、金属ボディのリールを選ぶことをおすすめします。
オモリグ用リールおすすめ8選
オモリグ用リールを厳選して8機種紹介します。
アブガルシア REVO ALX THETA 3000SMH
アブガルシア REVO ALX THETA 4000SHは、デュラメタル製ワンピースボディ+C6カーボンローター構造により軽量かつ剛性に優れた一台です。
自重238 gと軽量でギア比6.2:1。ハイギア仕様なので浅場や軽量シンカーを使用したオモリグの釣りで活躍します。
滑らかな巻き心地と高い耐久性を実現した、コスパに優れたモデルです。
ダイワ カルディア LT4000S-C
ダイワ カルディア LT4000SCは、ZAION VモノコックボディとAir Driveローターを採用し、高剛性かつ220 gの軽量さを実現した一台。
ギア比5.2で巻き取り長は約82 cm/ハンドル1回転と、オモリグでも十分な巻き取り速とトルク感を兼備します。
Magsealed+Tough DigiGear搭載で耐久性にも優れ、高い汎用性と信頼性を備えた、一般的なオモリグに適したバランスモデルです。
テイルウォーク デュライズ3500S HGX
テイルウォーク デュライズ 3500S HGXは、T.E.A.L.アルミダイキャストボディ+超々ジュラルミン製ドライブギアとハンドルアームを採用し、剛性と軽量性を両立(自重255 g)したモデル。
ギア比5.2で巻き取り長82 cm/ハンドル1回転。パワフルな巻き上げでオモリグによる深場誘いにも安心対応。
フェルト+カーボンワッシャー構成で調整が繊細に行えるドラグも魅力。高性能ながら手に取りやすい価格も評価高し
シマノ ヴァンフォード 4000MHG
シマノ ヴァンフォード 4000MHGは、オモリグでの操作性と耐久性を高次元で叶えるスタンダードハイギア仕様のリールです。
ギア比は5.7で巻き上げ長93 cm/回転、自重220 gと軽量で長時間の使用でも疲れにくく、CI4+ローター+HAGANEギア構造が感度と剛性を両立しています。
一般的な水深、30号程度までのシンカーを使用したオモリグで使いやすいリールです。
シマノ ツインパワー 4000PG
シマノ ツインパワー 4000PGは、ギア比4.4のパワーギアで巻き上げ長72 cm/回転と粘り強いトルクが特徴。
自重は約265 gでHAGANEボディ+XSHIP+マイクロモジュールⅡで剛性・滑らかさを両立。XPROTECT構造で防水性も万全です。
100mに迫る水深や激流エリアでのハードなオモリグにも対応可能な、耐久力と巻き応えを備えたモデルです。
ダイワ セルテート LT4000-C
ダイワ セルテート LT4000Cは、アルミ合金モノコックボディ+ZAION製ローターで剛性と軽量を両立。自重235 gと軽快な操作感を達成した一台。
ギア比5.2、巻き取り長82 cm/回転のローギア仕様で、速い潮流下や深場での負荷にも力強く対応。ドラグはATD TYPEL搭載により、粘りを活かした滑り出しを実現しています。
タフなオモリグにも十分に対応する、高級感溢れるモデルです
シマノ ステラ 4000M
シマノ ステラ 4000Mは、マグネシウム合金ボディ+アルミローター採用ながら、自重260 gの軽量さと高剛性を両立したフラッグシップモデル。
ギア比5.3:1で巻取り87 cm/回転とバランス重視の設計。インフィニティドライブ、クロス、ループ&デュラクロスドラグにより、巻き出しから放出まで圧倒的な滑らかさと耐久性を実現する。
オモリグにはオーバースペックともいえる最高級ですが、リールに所有感、最高の使い心地を求めるアングラーも満足させるモデルです
ダイワ イグジスト LT4000
次世代スピニングリールの設計思想、エアドライブデザインを採用したダイワ イグジストシリーズ。
LT4000は、マグネシウム製モノコックボディ+タフデジギア搭載により、軽量かつ高剛性を205 gの軽量ボディで実現。
ギア比5.2で巻き取り長82 cm/回転とバランスに優れたセッティング。
深場や激流ポイントでのオモリグにも余裕で対応する堅牢性はフラッグシップならでは。
最高峰を望むダイワ派アングラーはイグジスト一択でしょう。
コメント