タイラバフックおすすめ8選!

タイラバetc

完成品のタイラバを購入すると当たり前のように付いているフック。特別に不満がなければ深く考えることなくスルーしてしまうことも多いと思いますが、実はこのチョイスひとつで釣果が変わってしまうこともあります。貴重なバイトをみすみす逃すことがないよう、適材適所のフック選びを検証してみましょう。

本記事ではアフィリエイトプラグラムを利用しています。

この記事を作った人ヤップ!編集部
ヤップ!でオフショア情報を発信する人たち。編集長の大川直を中心にそれぞれに得意な分野について執筆&撮影して投稿。信頼できる情報を分かりやすく伝える! をモットーに活動中。

一般的なルアーとタイラバの違い

タイラバのフックは他のルアーと比べて特殊です。プラグのようなトリプルフックは使わず、スプリットリングでボディ本体にセットされることもありません。

アワセの動作も一般的なルアーフィッシングとは異なり、しっかり待って乗せるか、合わせるにしてもスィープなフッキングが主流。電撃的に掛けるスタイルもありますが、絡めとるという表現がしっくりくるフッキングになります。

そんなスタイルで効率よく釣果を手にするため、フック選びはどんな点に着目すれば良いのでしょうか? 以下にチェックポイントを挙げてみます。

「乗せ」と「掛け」。フックポイントはスタイルで選ぶ

タイラバ用のフックは鯛針、伊勢尼、グレバリなど、コンパクトで丸みを帯びたハリをベースに改良を加えたものが多種売られています。専用のフックはどれもよく考えられていますよね。

そのなかで注目したいのはフックポイント、ハリ先の形です。フックポイントにはストレートポイントとカーブポイントがあり、それぞれに意味があるからです。

ストレートポイントは文字通りハリ先が真っすぐに伸びており、触った魚を高確率で掛けていくことができます。そのため「掛け」のスタイルで使いやすい形ですが、そのぶん根掛かりもしやすくなります。

カーブポイントはハリ先がカーブしたフォルム。「掛かり」よりも「刺さり」を重視したタイプで、しっかりと深く刺さってバレにくい形状です。「乗せ」のスタイルにはこちらが使いやすいでしょう。

ネクタイの動きに同調する小型・太軸のハリが理想

タイラバのフックでもう一つ重要なことは、ネクタイやスカートの動きと同調していること。大きすぎるフックや重すぎるフックはネクタイから垂れ下がって、フッキング率を下げてしまうからです。

ただし、いくら軽くても極端な細軸では強度面で不安がありますし、太すぎるものは貫通力の点で不利になります。

タイラバ用を謳っている市販のフックは強度と軽さをバランスよく備えたものがほとんどですが、購入の際にはそんなことも意識すると良いでしょう。

ハリの本数は2本が標準

タイラバにはフックを2本セットするのが一般的です。1本バリにこだわったり、3本以上付けたりする人もいますが、最初は2本針を選んでおけば間違いありません。

フックはスカート、もしくはネクタイの長さに収まることが必須。アシストラインの長さもこれが基準になります。

その際、2本の長さを変えた段差仕様にしておくと、マダイがタイラバのどこに食いついてもハリ掛かりしやすくなります。

慣れてきたら自作にもチャレンジ

いまや専用フックシステムが多数販売されているタイラバですが、それでは満足できない場合はフックシステムを自作するのもひとつの手です。

自分なりの理想が見えてきたら、フックの種類やサイズを自由に組み合わせてオリジナルのフックシステムを作ってみるのもいいですね。大量に作ればコスパもアップします。

タイラバフックおすすめ8選

完成型(糸付き)

メジャークラフト/レッドバック鯛乃実 カスタムフック

日本製のフッ素コート鈎を使い、刺さりと貫通力を高めた専用フック。ショート小鈎タイプ、小鈎タイプ、ショートタイプ、標準鈎タイプ、大鯛鈎タイプなど7通りのタイプを設定し、状況に応じた選択が可能です。

ハヤブサ/無双真鯛 フリースライド 瞬貫真鯛スペアフックセット

信頼と実績のフッ素コーティングフック・瞬貫真鯛を採用したスペアフックセット。ハリ掛かりの良さはもちろん、ハリの存在感を消すステルスカラーを採用するなど細かいこだわりも光っています。

シマノ/炎月バクガケフック

炎月バクバクシリーズのすべてに使用できる、汎用性をもつフックで、「乗せ」にも「掛け」にも対応できるよう、ストレートポイントとカーブポイントを1本ずつ結んだ欲張りな仕様です。

フック単体

ジャッカル/ビンビンフック乱舞アシストプラス

カーブポイント&ロングスロートでフッキング性能に優れ、しかもマダイが首を振ってもバレにくいホールド性も兼備しています。キャッチ率を高めてくれる、タイラバフックの王道とも言えるフックです。

スタート/タイラバ専用フック 2STEP HOOKS/S

スタートのタイラバに使用している国産オリジナルフックで、SサイズとMサイズを展開。赤針のSはスレたマダイや「乗せ」のスタイルに、強靭なMは「掛け」のスタイルで威力を発揮します。

ダイワ/紅牙フックSS

各種紅牙シリーズに採用され、高い実績を誇るフックです。サクサスフックの貫通力は、もはや疑う人はいないでしょう。SSSからロングシャンクのLS-3Lまで、7アイテムが揃っているのもポイント高いですね。

オーナー/ジガーライトマダイ早掛

オーナー社の最強素材「タフワイヤー」を使用した強靭なフック。ストレートポイントの「早掛」のほかに「向こう合わせ」もあり、スタイルに合わせて選択することができます。

がまかつ/桜幻カスタムフック スーパークイック

細軸・軽量のストレートポイント。マイクロバーブも相まって触れば即掛かるほどのフッキング性能を実現しつつ、十分な強度を備えています。サイズは3SからMまで4段階を設定。

まとめ

タイラバ用のフックはここで挙げた完成型、フック単体のほか、ネクタイやスカートがセットされたユニットまで、さまざまな形態のなかから選択することが可能です。

マダイ釣りでは1尾釣るごとにハリを交換すると言う人もいるほどハリ先の傷みが激しいため、経済的な面も含めて最も効率の良い方法を検討してください。

なお、購入の際は念のため、その製品が自分の手持ちのタイラバに使用可能かどうか確認することも忘れないようにしてくださいね。

おすすめ記事

注目記事

MOVIE

TOP