タイラバヘッドおすすめ10選

タイラバetc

創成期にはヘッド、ネクタイ、フックが一体となっていたタイラバも、いまはそれぞれが独立したパーツとして進化しています。なかでもヘッドは素材・重さ・形状・色などバリエーションが多く、どれを選んでいいのか迷ってしまうもの。各タイプの持ち味を生かして上手に使い分けてみましょう。

本記事ではアフィリエイトプラグラムを利用しています。

この記事を作った人ヤップ!編集部
ヤップ!でオフショア情報を発信する人たち。編集長の大川直を中心にそれぞれに得意な分野について執筆&撮影して投稿。信頼できる情報を分かりやすく伝える! をモットーに活動中。

目的別に進化を遂げたタイラバヘッド

以前は単純な丸型がほとんどだったタイラバヘッドですが、近年は偏平だったり低重心だったりと形もさまざま。素材や重さ、カラーなどのバリエーションも無数にあり、悩みの種は尽きません。

たくさんの製品のなかから目的に合うヘッドを探すため、各要素を整理してみましょう。

ウェイトの目安は水深の1.5倍

ヘッドには40gから300gくらいまで、実に幅広いウェイト設定があります。以前は40~80gがメインでしたが、ディープエリアが次々に開拓されたことで、ヘッドもそれに対応してどんどん重くなっています。

ヘッドのウェイトを決める際に優先すべきは、きちんと着底を感じられるかどうか。底を取れないと釣りにならないからです。

目安は水深50mなら50g、100mなら100gというように水深と同じグラム数を選ぶことですが、近年は水深の1.5倍、あるいは2倍くらいまで使うことも珍しくありません。

とくにはじめのうちは、軽すぎるより重すぎるくらいのヘッドで確実にボトムを取るよう心がけてください。

素材は鉛とタングステン

ヘッドの素材には鉛またはタングステンが使われています。鉛は加工のしやすさと求めやすい価格が魅力。タングステンは鉛に比べると高価ですが、同じ重さならシルエットが小さく潮の抵抗も受けにくいため、沈みが速いという特徴があります。

目的別に揃った形状。スタイルに合わせて選ぶ

形状は丸型、偏平、低重心をはじめ、魚の形をしたものやスリムなものまでさまざま。それぞれに設計意図があります。

オーソドックスな丸型はいつでもどんな状況でも活躍が期待できるオールラウンダー。偏平タイプは潮を受けてスラロームアクションを出したり、フラット面で光を反射したりとアピール効果を狙ったものが多く、低重心タイプはドテラ流しを意識して安定性や水流負荷の軽減などを狙った形状になっています。

これらを的確にセレクトすることで釣果を伸ばすことが可能ですが、どのタイプが良いかわからない場合は無難な丸型タイプから始めてみると良いでしょう。

カラーは定番を中心にバランスよく

カラーパターンもいろいろ。1色を使い倒すという人もいれば、潮の色に応じて交換するという人もいて、答えはなかなか見つかりません。

しかし、色によって魚から見た視認性が高まったり、警戒心を薄れさせたりする効果があることは確かですし、色を変えることで釣り人の集中力が持続し、それが釣果につながることもあります。

購入の際は自分が釣れそうと思えるカラーを選ぶのが基本ですが、同系統の色ばかりではなくゴールド系とシルバー系、派手な色と地味な色というように、異なるカラーをバランスよく揃えておきましょう。

タイラバヘッドおすすめ10選

ロープライスモデル

メジャークラフト/替乃実

コストパフォーマンスに優れた偏平タイプの万能型ヘッド。45g~250gまで8サイズに、ゴールド・シルバー・グローとカラーも揃った豊富なラインナップがあります。

天候や時間帯、潮の濁りなど、その時々のヒットパターンに合わせたチョイスが可能です。

ダイワ/紅牙ベイラバーフリーβヘッド

タイラバに必要な要素を無駄なく取り入れた定番モデル。

価格は1000円前後と手ごろですが、魚皮を再現したアデルホロのアピールや、前後逆付けによるアクションの変化など、遊び心も感じさせてくれます。

どんな状況でも安心して投入できる万能ヘッドと言って良いでしょう。

アルファタックル/クレイジータイラバヘッド

なにかに特化した特別な性能は盛り込まず、誰がどこで使っても平均値の高い使用感を得られる。シンプルな丸型フォルムのクレイジータイラバヘッドには、そんなコンセプトが込められています。

最大のおすすめポイントはコスパの高さですが、安定したフォール姿勢や巻き抵抗の軽さなど、使いやすさにもこだわったヘッドです。

ハヤブサ/無双真鯛フリースライドVSヘッドプラス

コストパフォーマンスの高さで人気のあった前作「VSヘッド」を進化させ、摩擦抵抗の低いパイプや偏光ミラーアイを搭載。エッジの効いたVSフォルムはそのままに、より使いやすくなっています。

場所や条件を選ばないスタンダードな形状は、究極のバーサタイルと呼ぶにふさわしい安心感です。

ミドルプライスモデル

メジャークラフト/替乃実TGハイブリッド

タングステンのコアを鉛で包んだ低重心構造で、タングステンの沈みの速さやコンパクトさと鉛のコスパ、両方のイイトコドリをしたヘッド。

ラインナップは45g~130gでカラーは全8色。タングステン並に速く沈み、オールラウンドに使える点が魅力です。

シマノ/炎月ドテラバクバクヘッド

その名の通り、ドテラ釣法を想定して開発されたヘッドです。繰り返し底を取るドテラ流しの釣りに合わせ、重いウェイトをメインにラインナップ。後方重心にすることでも沈みの速さを実現しています。

また、ドテラゆえの引き抵抗を軽減するため、潮流を受け流す流線型のデザインを採用。巻き抵抗も軽くしてあります。

ドテラ釣法がメインとなるエリアでの使い勝手はもちろんですが、独特の形状は視覚的にもマダイにアピールしそうですね。

ハヤブサ/無双真鯛フリースライドSFヘッド

スムーズな底取りを最優先した、前方低重心設計のストレートフォールタイプ。船上から真下に落とすスタイルだけでなく、ラインを長く出すディープドテラにも対応する点が最大の魅力です。

ヘッドはスタビライザー形状で水流をしっかり後方へと受け流し、ネクタイへと効率よく伝達。ディープレンジ中心に攻める状況でシンプルに「落として巻く」を究めたい人にお勧めです。

ハイプライスモデル

ダイワ/紅牙ブレードブレーカーTG玉神ヘッド

中井一誠さんが提唱する玉噛みコンセプトに基づき、フックポジションをヘッドに近づけたタングステン製のヘッド。

タングステン特有の素早い沈下とブレードの効果も相まって、大ダイに強烈にアピール。ヘッドを直接襲ってくるマダイを効率よくフッキングに持ち込みます。

サイズも45g~250gまで揃っており、シャローからディープまでどんな水深でも活躍が期待できますね。

シマノ/炎月バクバクTG

素早いボトムコンタクトを優先したタングステンの丸型ヘッド。小型の球体で潮抜け抜群、タングステンのメリットを生かし、手返し良くポイントを探っていく展開が得意です。

低重心のラウンドヘッドはスイムアクションも抑え気味で、ネクタイ本来の繊細なゆらぎを発揮しやすい設計。引き抵抗が軽いのも大きなポイントですね。

4サイズ×6色と絞り込んだラインナップは実績十分。スケールブーストのリアルで艶めかしい輝きもそそります。

ジャッカル/TGビンビン玉スライド 雷流ヘッドNEO

ドテラやキャスティングなど、斜め引きでの浮き上がりを重視したヘッド。リフト&フォールを演出しやすく、リトリーブ時は左右にゆらぐような動きでマダイにアピールします。

またタングステンの硬度ゆえボトム感度がよく、引き抵抗も軽いため、小さなアタリや潮流の変化といった情報を伝達する能力にも優れます。

ノーマルタイプのTGビンビン玉スライドヘッドNEOと使い分ければ、より効果的にバイトを得ることができるでしょう。

まとめ 基本的な形状で確実に底を取れるウェイトのヘッドでスタート!

年々フィールドが拡大し、それにつれて細分化が進むタイラバヘッド。しかしどんな場面でも選択条件の筆頭になるのは「確実に底を取れるかどうか」です。

まずはしっかり底を感じることのできるウェイトとオールマイティな基本形からスタートし、そのうえで色や動きを検討してみると良いでしょう。

おすすめ記事

注目記事

MOVIE

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


人気記事

  1. 1

    サワラキャスティングリーダーおすすめ13選

  2. 2

    サワラキャスティングロッドおすすめ14選

  3. 3

    ブリジギングリールの基本的な選び方とおすすめ機種9選

  4. 4

    ソルティガ300が近海ジギングシーンを席捲!するのか!?

  5. 5

    24オシアコンクエストCTとは?その実力を徹底的に深堀り!

TOP
CLOSE