シイラキャスティングのおすすめのルアー13選を紹介します。シイラキャスティングでの基本的なルアーの選び方や出しどころ、各種チェックポイントも併せて解説していきます。これからシイラキャスティングに挑戦する方はもちろん、オフショアキャスティングのステップアップを目指している方も、ぜひ今後のルアー選びの参考にしてみてください。
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シイラキャスティングでルアー操作を学ぶ
シイラはルアーに非常に反応が良い魚です。シイラキャスティングではルアーの動かし方や出しどころ、ターゲットの活性に合わせたアプローチなど、オフショアキャスティングでのルアーの扱い方を学びながら楽しむことができます。せっかくなので各タイプのルアーを使い分け、よりシステマチックな釣りを組み立てることで、シイラキャスティングはもちろん、オフショアキャスティング全体でのスキル底上げを目指してみましょう。
シイラキャスティングではキャストしやすいルアーを選ぶのが基本
シイラキャスティングでは、漂流物や潮目、水面付近を泳いでいるシイラを直接狙ってキャストする狙い撃ちがメインスタイルです。そのためキャストが安定する重量・サイズ感のルアーを選ぶことが必要不可欠です。基本的なシイラタックルの場合だと、25gから50g程度のルアーが扱いやすくおすすめ。過度に重いものや軽いものを避け、まずはキャストしやすいルアーを選択しましょう。
表層から狙っていくのが鉄則
シイラは、その活性の高低が非常に目視しやすい魚です。高活性時はトップウォータールアーにも積極的にアタックしてきますが、活性が下がるにつれて徐々に反応するレンジが下がっていきます。まずはポッパーやダイビングペンシルなど、水面を波立てて強くアピールするルアーで活性を探り、反応が悪ければシンキングペンシルやミノー、さらにはメタルジグやバイブレーションなどを用いて、レンジを下げていくというアプローチが基本になります。ただし、なるべく表層で喰わせる意識でルアーを選ぶことも大切。沈むルアーばかり使っているとシイラのレンジがどんどん下がり、ヒットさせることが難しくなってしまうこともあるので要注意です。
シイラキャスティング用ルアーのフックは太軸バーブレスが基本
シーバス用やサワラ用など、さまざまなタイプのルアーに反応が良いシイラですが、その口はかなり硬く力も強い魚です。フックは細軸の物だと簡単に伸ばされてしまうので、太軸の物に付け替えておくのがおすすめです。また船によってはルールとしてバーブレスフックのみ使用可能としている場合もあるので、釣行前にバーブレスフックを装着、もしくはバーブをつぶししておくと安心です。
シイラキャスティングルアーおすすめ13選
ダイワ/モアザンソルトペンシル110F-HD
シーバスを対象としたモアザンブランドですが、シイラ用としても人気、実績ともに非常に高いルアー。
シイラのエサとまで称され、さまざまなバリエーションが展開されてきたルアーですが、現行ではコレ。
フローティングモデルなので中近距離戦が得意。
艶めかしい首振りアクションとホログラムカラーを武器に、シイラ仕留めてください。
ダイワ/ソルティガ オーバーゼアー
110Sがシイラに最適。
逆風をものともしない圧倒的な飛距離と、高速リトリーブへの対応力がこのルアーの真骨頂。
基本操作はスキッピング。水面下でのアピールまで意識するならノーマルモデル、スキッピングだけで使うならスキッピングモデルがおすすめ。
艶めかしいホログラム、アデルカラーもエサ感抜群。カツオキャスティングでも活躍するルアーです。
パームス/ギグギガントフック レベルフォール120LF
シイラキャスティングのメッカ、相模湾生まれのシンキングペンシル。スキッピングやトゥイッチングなど、さまざまな使い方に対応できるので1本で水面から水面直下まで広いレンジを探ることができます。ベイトやターゲットのサイズにあわせて、100mmモデルと使い分けるのがおすすめです。
タックルハウス/コンタクト フィードポッパー CFP100
ひとくちサイズで抜群のアピール力がある定番の小型ポッパー。軽量の割に飛距離が出るルアーなので、初心者でも扱いやすいポッパーです。ターゲットが大型の場合は、120mmサイズ、CFP120もおすすめ。2024年にはPEラインでの使用を考慮してチューンされたCFP121も登場、こちらも大型狙いに期待です。
マリア/ポップクイーンF130
実績抜群のロングセラーポッパーです。横風にはやや弱い傾向がありますが、集魚効果は抜群。とくに小型のトビウオなどがベイトになっている場合には、かなり信頼できるルアーです。こちらもベイトとターゲットのサイズに合わせて、105mmモデルと使い分けるのがおすすめです。
マングローブスタジオ/マヒジャーク
シイラキャスティングにこだわるマングローブスタジオならではのジャークベイト。
いまや貴重な存在のジャークベイトですが、その実釣力は衰え知らず。ベテランのボックスには必ず入っているルアーです。
シイラのレンジが低いときには特に効果的で、遠投&トゥイッチで使用するほか、フラツキ撃ちや他のルアーを追ってきたシイラへの超近距離戦で絶大な威力を発揮します。
ぜひ1本持っておきたいルアーです。
マリア/ローデッドF140
アピール力が強いファットタイプのダイビングペンシル。短い移動距離でアクションさせることができるので、漂流物などのピンポイントで誘いをかけやすいルアーです。ポッパーではアピールが強すぎる場合に、こちらを使ったらすんなりヒット、ということも多い印象です。
シマノ/オシアペンシル別注平政 130F
一見ファットなブリブリ系に見えますが、意外と水抜けが良いタイプのダイビングペンシル。操作していても引き重りが少ないので、潮目などを広範囲に探りたい場合に重宝するルアーです。大型のみを釣り分けたいといった場面でも効果的なルアーです。
ダイワ/ソルティガドラドジャーク2 110S
直線的な動きに反応が悪い場合に、リアクションバイトを狙うことができる、ダートするタイプのルアーです。ダートアクションはシイラにとっては非常に効果的で、群れ全体の活性をあげる効果も期待できます。飛距離はやや落ちるので、手近の漂流物への狙い撃ちにおすすめのルアーです。
ジャクソン/ピンテールチューン40
巻くだけの簡単操作でアピールできる、初心者にも優しいルアー。ルアーの操作が難しく、なかなかヒットさせられない場合はミノータイプもおすすめです。高速巻きでもやや低いレンジも探れるので、ターゲットの活性が低い場合にも効果を発揮するルアーです。
スミス/ベイブル90HS
ペンシルやミノーにスレてきたと感じた場合は、バイブレーションタイプもおすすめです。シーバス用のバイブレーションは軽量なものが多いですが、こちらは28gの重量があるのでシイラタックルでも十分な飛距離を確保することができます。やや深めのレンジにアプローチできるので、低活性時にも効果的なルアーです。
コーモラン/メタルマジックTG 40g
ターゲットの姿は確認できるが、ヒットに至らない場合の切り札的ルアー。スレや低活性の影響でどうしてもヒットしてくれない場合に、このルアーですんなりヒットすることがあります。ただしルアーサイズが非常に小さいため、飲まれ切れなどのリスクがアップするので要注意。
ダイワ/TGベイト45g
最終手段としておすすめのルアー。横の動きでヒットしない場合、上下の動きにヒットすることがあります。別売りのブレードなどを装着して、フォールスピードを抑えるのも効果的なので是非お試しください。こちらも飲まれ切れには注意。高価なルアーなのでショックも大きいです。
まとめ シイラキャスティングでは多彩なルアーで楽しめるのも魅力
シイラキャスティングは、さまざまなタイプのルアーで楽しむことができます。シイラ釣りを楽しむことはもちろん、ルアーの動かし方を練習するといった意味でも非常に魅力的な釣り物です。気になるルアーやお気に入りのルアーを揃えて、シイラキャスティングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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