【クロマグロキャスティング】ゼナックから凄いロッド、Tobizo(トビゾー)TC77 TUNA Monster Busterがリリース!

キャスティング

100kgオーバー20本超! そのうち200kgオーバー2本! 213kgを40分でキャッチ&リリース! そんな凄い数字を携えてリリースされる、対モンスターマグロ用ロッドがTobizo(トビゾー)TC77 TUNA Monster Buster。ゼナックさん、満を持してのリリース! ヤップ!が深堀りします。

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ヤップ!編集部
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40分でキャッチしたという213kg。こんなモンスターに対応しながら80gのルアーも投げられる繊細さも併せ持つのが、Tobizo(トビゾー)TC77 TUNA Monster Buster。画像提供:ゼナック

ゼナックさんから凄いロッド、Tobizo(トビゾー)が出るんです!

いい釣りしてますか? ヤップです!

ヤップ! 管理人と長い付き合いのスゴ腕アングラー、木下真さんから連絡がありました。

「ゼナックから凄いロッドが出るんですよ」、と。

木下さんはこれまで、大物から小物まで、さまざまなスタイルのルアーフィッシングをマスターしてきた人。近年はクロマグロ、キハダ、ヒラマサ、GTといったターゲットに照準を定め、モンスターサイズを求めて国内外を釣り歩いています。ゼナックさんを始め、Blue blue、がまかつなど、メーカー各社からサポートを受けて活躍しています。

そして凄いロッドの名前はTobizo(トビゾー)TC77 TUNA Monster Buster。長さは7ft7inc、ルアーウエイトは80~230g、ラインマックスはノーリミッツ! 価格は120,000円(税別)となっております。

木下さんは2023年、Tobizo(トビゾー)TC77 TUNA Monster Busterのプロトモデルを使って、クロマグロのキャスティング釣行に明け暮れました。

昨年の6月から10月にかけ、4~5人のクロマグロ仲間全員でプロトモデルを携え、青森、丹後、富山湾でキャッチ&リリースした100kg超のクロマグロは20本超! そのうち200kgオーバーが2本含まれるそうです。凄い釣果ですよね!

ファイトタイムの平均は100kgクラスが10~15分、130~150kgクラスが15~30分、200kgクラスが40分~1時間10分。驚くようなショートタイムです。もちろんすべてシングルファイトでのキャッチです。

数もサイズも凄まじい数字です。以前からその腕前は折り紙付き。でも、なんでこんな釣果が出ているんですか? と聞きました。

「1番大事なことは戦い方を知っている船で釣ること」

「ロッドのポテンシャルを生かすこと」

と返ってきました。いずれも名言と言っていいでしょう。

画像提供:ゼナック

Tobizo(トビゾー)TC77 TUNA Monster Busterは恐ろしいほどの反発力を持っています

戦い方を学ぶには本一冊分の文字量、そして多くの実釣経験が必要ということなので、別の機会に紹介したいと思います。

ここではロッドのポテンシャルにフォーカスしましょう。

ぶっちゃけ、Tobizo(トビゾー)TC77 TUNA Monster Busterはどこが凄いんですか? 

ブランクが凄いんですよ。恐ろしいほどの反発力を持っています

反発力を確かめるため、木下さんは個人的にロッドテストを繰り返したそうです。

テストとは以下のようなものです。

20kgのポリタンクを水で満タンにしてラインで結び、リールのドラグ値を20kgにセットします。相方に10mくらい離れてポリタンクを地面で押さえてもらい、アングラー役は台に乗ってロッドを絞り込んでいきます。ドラグがチリチリと滑り出したら、手で持っていたポリタンクを離してもらいます。

過酷なテストです。でも数社のモンスターマグロ用ロッドを試してもさすがに折れることはなかったそうです。

問題はここからです。

ほとんどのロッドでは、ポリタンクはズルズルとゆっくり引きづられて、やがて止まるそうです。Tobizo(トビゾー)TC77 TUNA Monster Busterだけは、ポリタンクが凄い勢いで、飛んでくるように引っ張られたそうです。

反発力が凄まじい、ということが理解できますよね。

「結局、モンスタークラスを狙うロッドでは、15kg、20kgの負荷をかけても折れないのは当たり前なんです。そこから先、相手の力が一瞬でも抜けたときにどれだけ自分の方に寄せることができるか、ということが大切。この反発力の大きさがファイトタイムを縮めることができる大事な要因だと思います。ただ、この反発力は実感はできますが、僕ら素人では数値化はできないんですけどね」

画像提供:ゼナック

DBLストラクチャー(ディープバイヤスレイヤード構造)という構造のブランクを採用

Tobizo(トビゾー)TC77 TUNA Monster Busterには、DBLストラクチャー(ディープバイヤスレイヤード構造)という構造のブランクが採用されています。

最適な素材を多層(ディープ)にして、最適な繊維の方向(バイアス)を見つけ出し、重ねてゆく(レイアヤード)設計手法ということです。

高い成型技術はもちろんのこと、無限ともいえる組み合わせのなかから最適な答えを見つけ出す、根気のいる作業が不可欠になるようです。

じっくりとロッド作りができるのは、自社工場を持っていて、数多くのトライ&エラーが可能なゼナックさんならではの強みですね。

ハンドル(グリップ)に差し込む部分のブランクスを見るとその厚さに驚きますよ、と木下さん。外見は他社のモンスター用ロッドより細く感じるくらいですが、そのブランクは極厚なのだそうです。

モンスターを獲るためのフィーチャー満載

そのほかのフィーチャーもチェックしてみましょう。

画像提供:ゼナック

木下さんがとくにお気に入りなのがヘキサゴンラバーグリップです。

「相当いい感じです。グリップ感が凄くいい。指先から第一関節までのところが引っ掛かって、その力がギリギリまで生かせる。僕も最初は意識していなかったんですが、仲間が釣ったあとに、疲労がすごく軽減されている気がする、って言われまして。たしかに丸いと滑っちゃう感じがありますからね。なるほど、と納得しました」

画像提供:ゼナック

リールシートはごついです。メタルリールシートという名前です。200kgを超えるモンスターに照準を合わせた、強靭なリールシートだそうです。たしかにあれなら割れるようなこともないと思います。

画像提供:ゼナック

多くの人が一見して「んっ?」と思うのがティップ部のガイドセッティングでしょう。トップガイドにグッと2番のガイドが迫っています。これはアシストガイドという名称で、ライントラブルをなくし、スムーズな糸抜けとロングキャストを叶えるアイデアだそうです。

画像提供:木下真

まとめ ロッドの性能がどれだけよくても戦い方が分かっていなければダメ

いかがでしたでしょうか?

実績特大のTobizo(トビゾー)TC77 TUNA Monster Buster。手にいれたらサクッと200kgオーバーも釣れちゃいそうな気がしますよね。

甘い!

ロッドの性能がどれだけよくても戦い方が分かっていなければダメ、とは木下さん。

すべては無理ですが、Tobizo(トビゾー)TC77 TUNA Monster Busterの使い方、その大事なところをお伝えしておきましょう。

「Tobizo(トビゾー)TC77 TUNA Monster Busterはパキンという張りはありますが、負荷を掛けていくにしたがって曲がり込みます。ただ、曲げると同時に負荷が体に掛かってきます。ファイトのときに曲げ方としては45度では足りないです。持っていかれちゃうかも知れませんし、体力的に人間が耐えられません。ハンドル(グリップ)部、バット部で65度くらいのイメージで保持するのが大切です」

来たるべく死闘に向けて、イメージトレーニングをしておきましょう。

ちなみにTobizo(トビゾー)TC77 TUNA Monster Busterは抽選販売となっております。受付期間は2024年2月1日から15日まで。応募方法はゼナックさんのWEBをチェックしましょう!


●ゼナック公式WEBサイト
https://zenaq.com/monster_buster/

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