画像提供:なぶらフィッシング
「なぶらフィッシング」は東京湾のタイラバ船、といえば必ず名前が挙がるほどの人気船。岡元健二さん、中村彩さん2人の船長の的確な操船技術と手厚いサポートが評判でもあります。本記事では岡元船長直伝、春の大ダイ攻略術をテーマに取材!タイラバファン必読の貴重な情報をご覧ください。
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東京湾・春のノッコミシーズン到来!なぶらフィッシングのタイラバゲーム
ヤップ 春の東京湾タイラバについて聞かせてください。今年の調子はいかがですか?
岡元船長 今年の春シーズンもスタート、という感じですね。2月後半のいま、潮が昼に動く日中の潮に変わってきていて、魚の気配も出てきています。これからノッコミのような雰囲気になってくるかな、という印象です。

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ヤップ すでに良型が釣れている、とのことですが。
岡元船長 例年、2月は低水温期なので食い渋ることが多いのですが、今年の2月上旬は結構暖かかったんです。それに加えて沖の潮も差し込んできたので、水温が例年なら12〜13度くらいのところ、15度くらいあったんです。そうしたら釣果がすごく良くて、3日間連続で船中30枚、30枚、30枚という日もありました。
型もなかなか良くて最大が4kgとか3kgとか2kgとかで、その中に1kgアップがまざるような感じでした。2月の始まりとしては、かなり期待の持てる内容だったと思います。だからといってシーズンの進みが早まった、というわけではないと思いますが、少なくとも雰囲気は出てきています。
なぶらフィッシングで狙うは5kg超の大ダイ!春のタイラバで意識すべきタックルは?
ヤップ 春ならでは、という釣りはどんなところですか?
岡元船長 やはり狙ってほしいのは大型です。目安でいうと5kg以上ですね。そういう大きい魚を狙う心構えという意味では、タックルも普段より少し強めのセッティングに寄せたほうがいいと思います。

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船長としても、なるべく型が出やすい場所、型が出るエリアを狙っていきます。だからこそ、型狙いに合わせた装備をしっかり揃えて来ていただきたい、という気持ちはありますね。ただし、型狙いのタックルだけでなく、いつものタックルも用意し、状況に合わせた対応を意識していただけると、いい魚に近づけると思います。
中層を攻略せよ!東京湾の春タイラバでスピニングが不可欠な理由
ヤップ 春はマダイが浮きやすい、という話も耳にします。
岡元船長 そうですね、春は中層を釣る展開になりやすいのは確かです。けっこう上のレンジまでマダイが浮くので、キャスラバ(キャスティングタイラバ)タックルもあったほうがいいですね。実際、中層で釣れる状況になると、バーチカルだけでは本当に釣れないこともありますからね。
そうなると投げていかないとダメなので、バーチカル用とキャスティング用の両方、つまり、ベイト、スピニングの両方を持ってきてもらえるといいですね。実際、スピニングタックルが活躍する確率はとても高くなりますよ。
大物とのパワーファイトに備える!失敗しないフック選びの基準
ヤップ 大ダイを獲るために注意したいことはありますか?
岡元船長 フックですね。刺さり重視で小さいフックを好む方も多いんですが、大型を相手にする場合、どうしてもパワーファイト気味になるときがあります。そうなると、フックにもある程度の強さがないと伸ばされたり、最悪、折れたりすることもあるので、普段ちょっと弱めのセッティングをしている方は、少し強い方向に寄せてほしいですね。

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ヤップ おすすめのフックなどはありますか?
岡元船長 おすすめとしては、がまかつの「サーベルポイントフッキングマスター3本鈎SS」や「サーベルポイントファインマスター3本鈎S」が基準になります。私は通年このサイズを基本にしています。フックサイズに関しては繰り返しになりますが、大型狙いの時期は、少し大きめ・強めを意識して欲しいですね。
サーベルポイントフッキングマスター3本鈎SS
がまかつ サーベルポイントファインマスター3本鈎S
タングステンvs鉛?タイラバヘッドの特性を活かしたアプローチ術
ヤップ おすすめのタイラバヘッドがあれば教えてください。
岡元船長 私のお気に入りはジャッカルの「TGビンビン玉スライドヘッドネオ」、O.S.Pの「コト玉」です。重さは80~120gを使い分けます。ヘッドの素材については、タングステンが人気ですが鉛も全然アリです。むしろ大型狙いの時期には、鉛の方が効くこともあります。
タングステンヘッドでシルエットを小さくして、ラバーを大きくして誘うやり方もありますし、鉛でボリュームを出して、大きめのラバーを付けてハイアピールにする組み合わせもあります。組み合わせ次第で釣果も変わってきます。

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O.S.Pのコト玉は鉛製です。ヘッドが2分割で割れていて音が出るようになっているんです。フォールも、ひらひら落ちる感じになります。タングステンの小さめシルエットでストンと落としたほうがいいのか、ひらひら落としたほうがいいのか、そこは状況で変わってきます。こういうフォールの質の違いも意識すると、釣果も伸びると思いますよ。
ネクタイ選びで迷走しない!なぶらフィッシング的チーム戦術
ヤップ ネクタイ(ラバー)についてはいかがですか?
岡元船長 ネクタイ(ラバー)については、大型狙いならやっぱりアピール強めが効きやすい印象があります。サイズ感でいうと、S・M・LがあったらM以上、というイメージです。自分がベースで使っているのは、ジャッカルの「ビンビン玉カスタムネクタイ マスターカーリー」のMです。これを基準にして、例えばシマノの「炎月シングルカーリー」のLを使うこともあります。実際よく釣れています。やはり大きいタイを狙うなら、大きめのネクタイ、ラバーを意識してあげたほうがヒットしやすい感じはあります。せっかくの大ダイの時期なので、ぜひ狙ってほしいですね。
よくある失敗例として目につくのは、「ネクタイ(ラバー)をとっかえひっかえしすぎること」です。タイラバって、意外と団体戦・チーム戦みたいなところがあるんです。乗り合い船だと、みんなそれぞれ自分の信頼しているネクタイを使いますが、その日どのネクタイの種類や色で当たりが出るかは、やってみないと分かりません。

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船はポイントにぴったりと当てている時もあれば、反応の先に船を入れて、余裕を持って遠くから誘うように流している時もあります。そういう時に次々とネクタイを替えていると、反応があるタイミングで仕掛けが上がってしまっている、という現象が本当によくあります。
なので、1回の流しの間はむやみに替えないこと。そして周りの状況をよく見ること。これがすごく大事です。ある程度、ちゃんと結果が出るまで試す。自分が付けたネクタイ(ラバー)で当たっているなら、もちろん替える必要はありません。逆に自分にアタリがなくても、周りを見て「あ、今オレンジゼブラが当たっているな」といった情報を拾って、自分の手持ちの中で寄せていく。そういう合わせ方のほうが、まず1枚取るという意味でも、結果を出すには早いと思いますよ。
PEライン&ショックリーダーのおすすめは?
ヤップ ほかにもタックル面で注意したいことはありますか?
岡元船長 ラインはしっかり選んでほしいですね。私が使っているのはメインラインが今春リリースになるバリバスのマックスパワーPE X9レンジマスター船0.8号です。直進性が高く糸フケが出にくいので着底が早いんです。感度も凄い。おすすめです。
リーダーは同じくバリバスのショアレコードショックリーダー12lbを使っています。フロロカーボン製ですが、しなやかでノットが決まりやすい、いいリーダーです。
ヤップ ありがとうございました。

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