シイラキャスティングにおすすめのPEライン、7選を紹介します。シイラキャスティングで使用するPEラインの選び方や製品の特徴、チェックポイントも併せて解説していきます。これからシイラキャスティングを始める人はもちろん、ライントラブルが多く悩んでいるという人なども、PEライン選びの参考にしてみてください。
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シイラキャスティングではPE2号200mが基準
シイラキャスティングは、PE2号前後のライトラインで楽しむことができるゲームです。シイラは非常に力が強い魚ですが、主に水面付近を回遊しています。ファイト中に根擦れなどの心配も少ないことから、ライトラインを用いたスリリングなゲームが楽しめます。ルアーが船に近づいてもヒットさせやすいことから、PEラインは200m程度あれば十分に楽しむことができ、入門コストは低めのオフショアキャスティングゲームです。
キャスティング専用PEラインが有利
シイラキャスティングは、PEラインの性能が低くても楽しみやすいゲームではありますが、ルアーの飛距離やトラブル回避性能を考慮すると、キャスティング専用のPEラインが圧倒的に有利です。
テクニカルなキャストも多用するこの釣りでは、とくに初心者ほどPEラインの性能次第で釣果が大きく変わることがあるので、PEラインは性能が高いものを選ぶのがおすすめです。
シイラキャスティング用PEの編み数は8本以上が扱いやすい
PEラインを選ぶ際に大きな悩みの種となるのが編み数。編み糸であるPEラインは、原糸と呼ばれる糸を複数本編み合わせて製造されているのですが、この原糸の数で使用感に大きく差が出ます。一般的には編み数が多いほどしなやかで扱いやすいのですが、価格は高く、耐摩耗性は低くなるという傾向もあります。現在、シイラキャスティングで最も人気が高いのは8本編みの製品。価格と使用感のバランスも良いので、迷った場合は8本編みの製品を選んでおくのがおすすめです。
流用を考えるなら300mを巻き込んでおく
シイラキャスティングは、PEラインは200m巻いてあれば十分に楽しむことができますが、流用も考えているなら300m巻いておくのもおすすめです。フィールドにもよりますが、一般的にシイラキャスティングが楽しめるシーズンは短いので、リールと同時にPEラインを流用すると経済的です。PE2号から3号のラインだと、カツオやサワラ・青物などにも使用することができます。流用を考えているのであれば、300mのラインを選ぶようにすると、他のターゲットにも対応しやすくなります。
シイラキャスティング用PEラインおすすめ7選
ミドルプライスモデル
バリバス/アバニ キャスティングPEマックスパワー X8
視認性に優れたホワイトカラーを採用したオフショアキャスティング専用PEライン。独自のSP-Vコーティングにより摩擦抵抗が大幅に低減、安定の飛距離が出せる高品質な製品です。200m巻きは価格もリーズナブルなので、使用頻度が低い釣り人にもおすすめ。
シマノ/グラップラー8
大手メーカー製のコスパに優れたPEライン。お手頃な価格でありながら、強度や耐熱性能も十分な本格的な製品です。オフショア専用PEでは珍しく、細い号数までラインナップされているのも嬉しいポイント。
ダイワ/UVFソルティガデュラセンサーX8 Si2
こちらも大手メーカーならではのコスパに優れた銘柄。タフPEという原糸に独自のコーティングを施すことで、耐摩耗性を大幅に向上させた製品です。毛羽立ちにも強いので、船上での結び変え頻度も少なく済むのが特徴です。
エックスブレイド/オムニウム X８ アップグレード
ルアー専用ではないものの、しなやかでシイラキャスティングにも相性抜群なPEラインです。コーティングが薄めでしなやかなラインなので、繊細なルアー操作がしやすく、安定した飛距離が出せる製品です。重めのルアーを扱う場合はやや毛羽立ちが早いので、頻繁に結び変えて使用するのがおすすめです。
ハイプライスモデル
バリバス/アバニ キャスティングPE SMP
多くのファンに支持される、高級キャスティング専用PEラインの大定番。素材には高品質なスーパーマックスパワー原糸が採用されていて、耐摩耗性・直線強度ともに最高クラス。独自のコーティングによりトラブルも少なく、非常に扱いやすい、人気の高い製品です。
エックスブレイド/フルドラグ X8
ザイルにも適用される工法を採用し、抜群の強度安定を誇るキャスティング専用PEライン。糸質はしなやかで飛距離が出しやすく、繊細なルアー操作にも適した製品です。ラインカラーもホワイトで視認性が良いため、ルアーの操作性を重視する釣り人にはとくにおすすめです。
エックスブレイド/オッズポート WXP1 8
8本編みに中芯が入った特殊な構造の高級PEラインです。中芯があるおかげで、表面が毛羽立っても強度劣化が少ないのが最大の特徴です。かなり張りが強いPEラインなので、新品状態ではやや扱いづらいと感じる場合があります。
まとめ ベストなPEラインでシイラキャスティングを楽しもう
PEラインは製品によって特徴や価格が大きく異なります。比較的安価なPEラインでも楽しむことができるシイラキャスティングですが、やはり使用感や性能には差が出てしまいます。乗船料やタックル代など、なにかと出費がかさむオフショアフィッシングなので、PEラインまで高級品には手が出ないという声もあると思います。反面で上級者ほどPEラインに気を遣っているというのも真実。自身に合った最適なPEラインを探し、シイラキャスティングを快適に楽しんでみてください。
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