25オシアコンクエストCT200、出ます! タイラバファン、ライトジギングファンは待ってました!という方、多いのではないでしょうか? 何も考えずに予約、という前のめりアクションも悪くはありませんが、いろいろ勉強してからでも遅くはないでしょう。気になるその性能、深掘りしていきましょう。
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25オシアコンクエストCT200とは?
オシアコンクエストCTとは、オシアコンクエストにデジタルカウンターが搭載されたモデルです。
ここで紹介する25オシアコンクエストCT200は、前作にあたる18オシアコンクエストCT200の後継機。つまり、7年振りのモデルチェンジとなるわけです。
進化の激しいリールだけに7年といえば隔世の感あり。それだけに期待感は満ち満ちているでしょう。
オシアコンクエストCT300は2024年に先行リリースされ、その評価は上々。
ここにライトジギング、SLJ、タイラバファンに刺さる200番が登場するわけです。
興奮を禁じ得ないですよね。
25オシアコンクエストCT200の進化を探る
生まれ変わったオシアコンクエストCT200。
誰でもすぐに分かる変更点といえば、まずカラー。ゴールドカラーからグレーシルバーに装いが変わっています。
当たり前ですがそれだけではありません。それだけではファンの暴動が起こるかも知れません。
カラー以上に変わった点、進化した点をチェックしていきましょう!
25オシアコンクエストCT200の進化その1:基本性能の向上
25オシアコンクエストCT200にはインフィニティドライブが搭載されました。
マイクロモジュールギアとインフィニティドライブの相乗効果による回転性能は凄まじいです。すでに23オシアコンクエスト、24オシアコンクエストCT300でも実現しているセッティングなので、実感している方も少なくはないでしょう。
18オシアコンクエストCTと比較したら、巻きの軽さ、感度はすこぶる向上しています。空巻きしたらアレッ?と思うくらいの無抵抗感です。
高剛性のHAGANEボディでガッチリとギアシステムをサポートしている恩恵も大きいんでしょうね。
25オシアコンクエストCT200の進化その2:コンパクト化&軽量化
前作も決して大きいとは感じませんでしたが、25モデルとなってさらにコンパクト化が進んでいます。S-コンパクトボディが進化した! ということです。
前作と比較するとリールのパーミングする側が3.9mmコンパクト化。これは大きい数値です。
さらにリールフットからの高さが2.3mmもロープロ化しています。
手の小さい人でもすっぽりの手の中に収まってしまいます。ジグの操作性などはかなり上がるでしょう。
このパーミング性能の飛躍的な向上は200番の概念を変えてしまうかも知れません。
そしてなんと自重は約30g(PGは30g、HGは25g)の軽量化に成功! 軽さは武器ですよね。
25オシアコンクエストCT200の進化その3:NEWカウンターの搭載
デジタルカウンターの液晶画面が前作と比較し、約5度手前に傾きました。先行リリースされている300番と同様の改良点です。
船上でのさまざまな動作の間でもカウンター画面が見やすいのが特徴です。
意外とストレスになる「ちょっと傾けないと見えない」という不満が解消されたわけです。
25オシアコンクエストCT200の進化その4:巻き上げ距離アラーム&専用指定糸学習の搭載
25オシアコンクエストCT200には巻き上げ距離アラームが搭載されました。
24モデルのシマノ製ベイトリール各種に搭載され、高評価を得ているファンクション、巻き上げ距離アラーム。音でルアーが泳いでいるレンジを教えてくれる機能です。
見やすく改良されたデジタルカウンターですが、さらにカウンターを見なくてもルアーのある水深変化が分かるとは…。至れり尽くせりでアングラーが退化しそうです。
さらに指定糸学習機能は200番サイズ専用。PE0.8、1、1.2、1.5、2号に対応しています。
25オシアコンクエストCT200の進化その5:NEWフォールレバーの搭載
フォールスピードを変えることでバイトチャンスを生み出せる機能、フォールレバー。
25オシアコンクエストCT200には新たなタイプのNEWフォールレバーが搭載されています。
旧タイプのフォールレバーはフォールスピードを落とすために負荷をかけると連動して巻き上げも重くなっていました。それを避けるためには毎回リセットしなければなりません。しかし、NEWフォールレバーでは巻き上げが重くならないので、セットしたままでも大丈夫。
セットしたままで何回でも巻き上げ&フォールが行えるので、ヒットが得られたフォールスピードの再現性が高くなっています。
25オシアコンクエストCT200の進化その6:ドラグの効き方が変わった!
25オシアコンクエストCT200では、1~3kgのドラグ負荷の調整範囲を拡大、より細やかなセッティングが可能になりました。
正直、最大ドラグなんてほとんど使いません。
ライトジギング、SLJ、タイラバなどで一番使うドラグ力にフォーカスしたセッティングになっているわけです、
ライトラインでも安心のやり取りを実現する、スムーズなドラグ、ということです。
25オシアコンクエストCT200の進化その7:新ギア比、MGの登場
25オシアコンクエストCT200ではギア比5.5:1、最大巻上長さ66cmの新たなギア比、MGモデルが追加されました。
これはズバリ、タイラバファン向け。現場からのリクエストに応えた、というギア比です。
パワーと感度、スピードを兼ね備えたMGモデルは2025タイラバシーンの話題をさらってしまうでしょうね。
25オシアコンクエストCT200の進化その8:防水性がアップした!
25オシアコンクエストCT200にはX-プロテクトが採用されました。
すでに多くのリールに採用されている防水構造なので、少し地味目に思うかも知れませんが、オフショア用リールで防水性能はとても重要です。
ガンガン、永く使うためには大切な進化です。次のモデルチェンジは7年後かも知れませんからね。
25オシアコンクエストCT200のラインナップ
25オシアコンクエストCT200は6アイテムがラインナップ。
ギア比はHG、MG、PG、それぞれに左右ハンドルの仕様が用意されています。
HGはシングルのパワーハンドル仕様、MG&PGはパドルタイプのノブをセットしたダブルハンドル仕様。MGには新設定の55mmというハンドルアームが採用されています。
ライトジギング、SLJ、タイラバを楽しむには不足なし、というラインナップです。
25オシアコンクエストCT200についてのインストラクターたちの声
25オシアコンクエストCT200のプロモーション担当インストラクターは、ジギングでは山本啓人さん、タイラバでは赤澤康弘さんが中心となっているようです。それぞれの声をカンタンにまとめてみました。
タイラバ担当、赤澤さんの一番の注目点はやはり新設定のMGモデル。
HGに迫る感度の良さ、PGに近い巻きの力強さを高く評価しています。水深が浅くても深くても使いやすく、幅広い状況に対応できる一台として絶賛です。
ちなみに、楽に巻きたい、密に巻きたい、細かく探りたい、というときはPGを使うそうです。ディープタイラバ用にはCT300を多用しているそうですよ。
ジギング担当の山本さんが一番の進化点、と捉えているのがコンパクト化&軽量化。
リールをしっかりパーミング出来ると巻きブレや力のロスが少なくなります。 しゃくるときはもちろん、ファイト時に力が入るし、 疲れも軽減できます!
その点、今回のSコンパクトボディはすごい進化、と絶賛です。
ライトジギング、スーパーライトジギング、レイクジギングでは欠かすことが出来ないリールで、とくに近年ご執心のビワマスジギングでは大活躍しているそうです。
まとめ 25オシアコンクエストCT200の欠点が見当たらない!
いかがでしたか? 25オシアコンクエストCT200。
いろいろなフィーチャー、特長を紹介してきましたが、とくに突っ込みどころがありません。
いずれのモデルも予定価格は72,000円とのこと。もう少しお手頃だとありがたいとは思いますが、高すぎる!とは言い難いですね。フェアプライスでしょう。
ライトジギング、SLJ、タイラバ、レイクジギングと活躍するシーンが幅広いリールですが、ヤップ!的にはタチウオジギングで使ってみたいですね。
やはりカウンターの威力は中層狙いの釣りでその真価をフルに発揮してくれそうですからね。
新しいデジタルカウンターを駆使してバンバン掛け、インフィニティドライブ&マイクロモジュールギアの恩恵をたっぷり感じながらグイグイ巻き上げてくる。想像しただけで恍惚の時間です。
右巻きは3月、左巻きは5月にリリース予定とのことなので、首を長くして待つとしましょう。
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