ブレードジギング用ブレード&フックおすすめ10選

キャスティング

サワラ狙いの定番メソッドといえば「ブレードジギング」。ここでは、ブレードジグに使用するブレードやフックなどの交換&チューニング用パーツを紹介します。

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パーツ交換でブレードジグの釣獲性能を取り戻せ

ブレードジギングは、ブレードジグを使ってサワラなどの回遊魚を狙う釣りです。

ブレードジグは、ボディ、ブレード、スイベル、フック、スプリットリングなどのパーツで構成されています

そのため構造上、パーツ同士が干渉してハリ先が鈍るなどし、性能が低下してしまうことがあります

こうなると、ルアーそのものは壊れていなくても、パーツ交換が必要となります。

使用劣化や塩噛みなどで動きが悪くなった部品を交換すれば、初期の性能を取り戻し、ルアーをより釣れる状態へと蘇らせることができます。

もちろん、単なる修理にとどまらず、チューニングを楽しむのもあり

ブレードジグのカスタムはもちろん、メタルジグやメタルバイブレーションをブレードジグ化することも可能です。

ここでは、そんなブレードジギング専用&対応の交換パーツ(主にフックとブレード)を紹介していきましょう!!

ブレードジギング対応フック&ブレードを選ぶコツ

ブレードジギング対応フック&ブレードを選ぶコツをいくつか紹介しましょう!

釣れるブレード選び、パーツ選び

ブレードジグに使用されるブレードは、主に2タイプあります。

ひとつは「コロラドブレード」、もうひとつは「ウィローリーフブレード」です。

それぞれ効果や得意な場面が異なるため、状況に合わせて選ぶことが大切です。

コロラドブレードは、ティアドロップ型の幅広いシルエットが特徴です。
大きな波動を生み出すほか、光を受ける面が広く、光をまとうように拡散します。

このため、曇天や濁り潮といった視界の悪い状況でも、サワラの視覚と側線を刺激でき、ルアーの存在を気づかせやすいのが強みです。

ただし、引き抵抗が強く、高速巻きを繰り返す釣りでは疲れやすい側面もあります。

いっぽう、ウィローリーフブレードはヤナギの葉のような細長い形状をしています

水切れがよく、速巻きでも姿勢が安定するのがウリ。小魚が泳ぐような(あるいは逃げ惑うような)自然なフラッシングを演出できるため、ターゲットに違和感を与えにくいのです。

晴天時や澄み潮、シャローなど魚がルアーを目で追うような状況でバイトに持ち込みやすいタイプといえます。このように、当日の状況に合わせてブレードを使い分けることが、釣果アップの大きなカギです。

なお、ブレードとボディはスイベル(サルカン)で接続します。

スイベルは防水構造ではないため、繰り返し使用すると内部に塩分が入り込み、結晶化(いわゆる塩噛み)して回転が悪くなります。

使用後に真水で洗えば多少は延命できますが、基本的には消耗品と割り切るのがベター。

スイベルも定期的に交換することで、初期のスムーズな回転性能を取り戻すことができます

ブレードカラー

ブレードカラーは、光の反射特性によって使い分けます。

ベースとなるのはシルバーです。光を鏡のように反射するため、キラッキラッと広範囲にアピールできます。

カタクチイワシなどの小魚が放つウロコの輝きに似ており、ナチュラルさを演出したいときにも有効です。

対して、ゴールドは柔らかく温かみのある反射が特徴的。遠くの魚にアピールしたいならシルバー有利ですが、ゴールドは周囲の(近い)魚に警戒心を与えにくく、なおかつ、思わず口を使わせるような自然なきらめきを放ちます

濁り潮や深場など、光が届きにくい場面でも存在感を発揮します。

近年は、グロー(夜光)などのペイント系ブレードも登場しています。

ルアーのカラー選びと同じように、ブレードの色にもこだわってやると釣果アップにつながりやすいでしょう。

ブレードジグ用フックの選び方

ブレードジギングで使用されるフックは、シングル、ダブル、トレブルの3タイプがあります。

シングルフック

シングルフックは、ハリ先に力が伝わりやすく、貫通力に優れるのが特徴です。

近年はフッ素コーティングモデルも増えており、サワラの硬い上アゴにもサクッと刺さります。

ただしフック自体が軽いため水中で暴れやすく、ブレードの回転アクションに干渉しやすい傾向があります。

トレブル(トリプル)フック

トレブル(トリプル)フックは、3本のハリを備えているぶんショートバイトを拾いやすく、アタリを逃しにくいのが強みです。

速巻きでもフック位置&姿勢が安定し、ブレードへの干渉も比較的少なめ。いっぽうで貫通力は低めで、しっかりフッキングを決めないとバラシの原因になることもあります。

ダブルフック

シングルとトレブルフックの中間的なバランスなのがダブルフックです。

アタリの拾いやすさと貫通力を両立し、2本同時に掛かることで負荷が分散され、口切れによるバラしを防ぎやすいのが特徴。

また、ブレードの回転を邪魔しにくい構造も魅力で、近年のブレードジギングで特に人気があります。まだ使ったことがないひとは、ぜひ1度試してみてください。

フックの軸の太さについて

フックワイヤーは、MやMHなど中軸以上を選ぶのが基本。サワラはトルクこそほどほどですが、ヒット直後の突っ込みはかなり強烈。適度な太さがあるほうが安心です。

なお、ブレードジグは構造上、ハリ先がボディやブレードに当たりやすい特性があります。そのため、まめに刺さり具合をチェックし、少しでも鈍ったと感じたらすぐに交換しましょう。

ヤップ!おすすめブレードジギング対応フック&ブレード10選

フック

ブレードジギング対応、専用のフック単を紹介しましょう。

ヴァンフック(VANFOOK)/ブレードワークス BGダブル

「ブレードワークス」の名のとおり、ブレードジギングに特化したダブルフックです。

ショートシャンクの採用により、ブレードとの干渉を大幅に軽減。コロラドやウィローリーフなどその形状を問わず、スイミング中のブレード回転を妨げにくい構造になっています。

2本のフックは高精度な溶接で連結され、かつ同時に掛かりやすい開き角に調整してあります。これにより、魚の口元への負荷が分散し、ファイト中にハリ穴が広がったり裂けるのを防止します。

いったん掛かったらバレにくい実績抜群のモデルです。

がまかつ(Gamakatsu)/ツイン SP MH

ブレードジギングにおけるダブルフックの利点は、やはり使い勝手のよさにあります。

スイミング時にフックがバタつきにくく、サワラのバイトを高確率で捉えられるうえ貫通力も抜群。

さらにブレードの回転に干渉しにくいため、ルアー本来のアピールを損なわず、バイトチャンスを増やす効果が見込めます。

また、トレブルフックよりフック本数が少ないぶん、テーリングなどのトラブルが軽減されるのも強みです。

サイズは#4~3/0までラインナップされており、幅広いウエイトのルアーに装着可能です。

ブレード

単体で販売されているブレードを紹介します!

がまかつ(Gamakatsu)/ワンタッチブレード

フックやアイにワンタッチで装着できる交換用ブレード。

ブレードタイプは、強いアピールのコロラド(#1)と、ナチュラルなウィローリーフ(#2)の2種類。カラーはゴールドとシルバーから選べます。

装着は至って簡単で、フックに付ける場合はグローキャップに貫通させるだけ。アイに付ける場合はキャップを取り外してスナップで接続します。

ブレードジグのチューニングや補修はもちろん、手持ちのメタルジグを即席ブレードジグ化できる拡張性も魅力です。

ゼスタ(XESTA)/SW アシストブレード

軽快な回転性能がウリの交換用ウィローリーフブレードです。

わずかな水流でもスムーズに回転し、巻き速度を問わず安定したアピールを発揮します。

最大の特徴はカラーバリエーション。定番のゴールドやシルバーに加え、グロー、フルオレンジ、アカキンの全5色をラインナップ。

天候や水深、潮色に合わせた使い分けが可能です。

スナップが付属しますが、ブレードジグとの接続には小型スプリットリングを用いると、テーリングなどのトラブルを軽減しやすいです。

コンプリートモデル

ジグのセットするだけでブレードジグが完成するコンプリートタイプを紹介します。

ヴァンフック(VANFOOK)/ブレードワークス システムパーツダブル

コロラドブレード+高性能ベアリングスイベル、そしてハリ掛かり抜群のダブルフックを組み合わせたモデルです。

ダブルフックは、定番のシングルフックに比べフックポイントが増えるぶんサワラの口元に絡みやすいのが強み。

低活性時の浅いバイトを拾えるだけでなく、70cm以下の中型サワラの高速バイトが多発するときなど、フッキングのタイミングが合わせにくい状況でも、ハリ先を口元に掛け、しっかり貫通まで持ち込みます。ホールド性も高く、バラシ防止に貢献します。

フックサイズは、#3~#1がラインナップされます。

ヴァンフック(VANFOOK)/ブレードワークス システムパーツBWS

丈夫で扱いやすい、シンプルなブレードシステム。

ブレードゲームに高次元で対応する「ブレードワークス・BGシングル」を採用したコンプリートフックシステム。

フッ素加工を施し、方向性を持たせた高強度・特注スプリットリング「BSリング(BR-F)」採用。

ブレードは穴を大きめに設定、リングのワイヤー断面が引っ掛かりにくい様に配慮。トラブルフリーな使用感を実現しています。

フックサイズは#1、#1/0、#2/0。それぞれにシルバー、ゴールドの2色がラインナップ。

ダイワ(DAIWA)/BLJアシストSS

ダイワがリリースするサワラや青物など大物をターゲットとした「ブレードジギング専用アシストフック」

太軸、掛けタイプのフックを採用。ブレードと高速回転しつつも掛かりの早さとしっかりとターゲットの顎を貫くパワーを両立。シングルとダブルの2タイプが用意されています。

ブレードには、カタクチイワシなどの泳ぎを意識し、大きな波動を出すハイアピールなコロラドタイプを採用。ブレードカラーはゴールドとシルバーの2色あり。

サクサスボールベアリングスイベル、オーバル型専用スプリットリングなど、各パーツへのこだわりも光る良品です。

シマノ(Shimano)/メタルショットTG ボートサワラ スペアフック

メタルショットTG ボートサワラ用のスペアフック。

独自のホログラム技術「スケールブースト」を採用し、小魚のウロコが光を散乱させるような自然な反射を再現しています。特に近距離での明滅効果に優れ、サワラに違和感を与えず口を使わせられます。

ブレードはMサイズ、フックは2番を標準装備。カラーはこれまでシルバーのみでしたが、新たにゴールドが追加され、使い勝手がさらに高まりました。

ハヤブサ(Hayabusa)/ブレードチューントリプル 2セット

トレブルフックとブレード、高性能スイベルが一体化したセットモデルです。

ブレードは、コロラドとウィローリーフの中間的な楕円フォルムで、適度な水押しと回転レスポンスを両立したインラインブレードタイプを採用しています。

パイロットルアーとしても使いやすく、群れの有無や魚の活性を探るときに重宝します。

ブレードの両面にホログラムシールが貼ってあり、複雑な反射光でバイトを誘発します。追いはあるのに食わない場面でも効果を発揮するタイプです。

2~12サイズまで発売されているので、使用するルアーにぴったりマッチさせられます。

メジャークラフト(Major Craft)/簡単ブレードフック

スプリットリングで簡単に交換できるブレード付きフックです。

ブレードは、アピール抜群のスローブレード(コロラド)と、ナチュラルなフラッシングのノーマルブレード(ウィローリーフ)の2タイプ。カラーはゴールドとシルバーがラインナップ。

ブレードジグのスペアとしてはもちろん、メタルジグやメタルバイブレーションのカスタマイズにも対応します。

フックは、フッ素コート仕様の太軸シングルを採用。初期掛かりからの貫通力がピカイチで、フッキング性能に優れるのもポイントです。

まとめ ブレードジグは“パーツひとつ”で生まれ変わる!

いかがでしたか? ブレードジグはパーツ交換ひとつで、動きも釣果もガラッと変わります。フックやブレードといった小さなパーツこそ、ルアーを生き返らせるカギになります。
この記事を参考に、釣行前のチューニングや補修をぜひ楽しんでみてください。
自分だけの「最強ブレードジグ」を仕上げる過程もまた、ブレードジギングの醍醐味ですよ!!

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