ブレードジギングロッドおすすめ11選!

キャスティング

サワラ狙いのブレードジギングに有効なロッドを徹底解説。最新トレンドや選び方の基準、実績モデルの特徴を初心者にもわかりやすく紹介します。

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この記事を作った人ヤップ!編集部
ヤップ!でオフショア情報を発信する人たち。編集長の大川直を中心にそれぞれに得意な分野について執筆&撮影して投稿。信頼できる情報を分かりやすく伝える! をモットーに活動中。

ブレードジギングでサワラを狙え!!

ブレードジギングは、サワラをメインターゲットにした近年注目の釣りです。

山口県は岩国沖が発祥とされ、太平洋側は大阪湾や伊勢湾、東京湾。日本海側は若狭湾、富山湾などでたちまちブームを巻き起こしました。

いまでは各社から専用ロッドが登場するほど、全国的な人気を誇っています。

ブレードジギングの特徴は、その名のとおり、ブレード付きのメタルルアーを使うこと。

ブレードジグを超高速で巻き上げることで逃げ惑う小魚を演出。

サワラの捕食本能を刺激し、食べやすいエサだと認識させて追わせたり、瞬間的なリアクションバイトを誘発するのです。

サワラのアベレージサイズは60~70cmですが、ときに90cmを超える大物がヒットすることもあります。

食わせた直後の強烈な突っ込みは、この釣りの大きな魅力といえるでしょう。

ブレードジギング用ロッドを選ぶコツ

ブレードジギングにぴったりのロッド選びを解説していきましょう!!

レングスは6~7ftがスタンダード

ブレードジギングでは、専用ロッド、もしくはインショア用スピニングロッドを使用します。

ジグ系のメタルルアーを扱うため、「ジギング」という名称がついていますが、完全なバーチカルジギングになる状況は少なめで、通常は「投げて、沈めて、巻く」というのが基本動作となります。

そのため、ロッドは投げやすさを意識して選ぶのが基本。東京湾や大阪湾のようなベイエリアでは、群れの回遊や潮目、ボイルを狙ってロングキャストすることも多く、オーバーハンドでもアンダーハンドでも投げられるスピニングタックルの遠投性能は大きな武器になります。

レングスは6~7ftを目安にするといいでしょう。

ロッドパワーはML~MHが定番

先にも触れましたが、サワラのブレードジギングで有効なのは「安定した高速巻き」です。

そのため、ロッドパワーはML(ミディアムライト)からMH(ミディアムヘビー)クラスが扱いやすいでしょう。浅場攻略や30g前後の軽量ルアーが中心ならML。深場や激流エリアで80gオーバーを投げるならMH、といった具合にシチュエーションごとに使い分けるのがベストです。

スピニングリールは5000~6000番を合わせます。ラインはPE1.5~2号が目安です。これを頭に入れておくと、ロッドを選ぶときに全体のバランスをイメージしやすくなるでしょう。

ブレードジギングはロンググリップが有利

ブレードジギングでは、リアグリップ(グリップエンド)を脇に挟んでホールドできるロンググリップタイプが圧倒的に有利です。

いちばんの利点は、操作の安定性が格段に高まること。

ブレードジギングは、超高速リトリーブを繰り返すのが基本です。そのとき、タックルを①右手(リールシート)、②左手(リールハンドル)、③脇(リアグリップ)の3点でホールドできるのは大きな強み。

疲労を軽減できるだけでなく、安定したリーリングを維持しやすく、ブレードルアーのアクションが乱れない。つまり、サワラが食いやすいアクション&軌道をキープしやすいのです。

もちろん、大物がヒットしたときの突っ込みにも耐えやすく、ファイトに余裕が生まれるのはいわずもがな。

ロッドを選ぶ際は、グリップの長さや形状にも注目してみましょう!!

ヤップ!おすすめブレードジギング用ロッド11選

ヤップ!おすすめのブレードジギング用ロッドを厳選して紹介します!

シマノ(Shimano)/グラップラー BB タイプ ブレードS66-2

ブレードジギング専用に設計されたコストパフォーマンスモデル。速巻き時の安定感を徹底的に追求しているのが特徴です。

店頭で2万円を切るお手頃価格ながら、シマノお得意の『ハイパワーX』構造を採用。

ブランクスのネジレを抑えることで、ルアー操作がスムーズなほか、ルアーの動きや潮流の変化まで手元でしっかり感じ取れます。

超高速巻きでもティップが入りすぎないため、サワラのショートバイトもしっかり拾ってくれます。初めてのブレードジギングでも安心して使えます。

シマノ(Shimano)/グラップラー タイプ ブレード S70-0

水深60m以浅を攻めるのに最適なミドルスペックモデルです。

0番手ながら、スパイラルXとハイパワーXの組み合わせにより“芯”を感じられるブランクス設計。

キャスタビリティが高く、アンダーハンドキャストでもブレードジグをビシッと投げ込めます。

また、パーフェクションシートXTと呼ばれるカーボン強化素材のリールシートを採用しているのも強み。

軽量で持ち重りしにくいだけでなく、振動伝達率が高いため、小さなアタリや潮流の変化といった水中情報を手元へ確実に伝えます。

シマノ(Shimano)/オシアブレード S68-1

『オシア』の名を冠したブレードジギング用フラッグシップモデル。

6ft8inの絶妙なレングスは取り回しに優れ、キャスタビリティも抜群です。

スパイラルX構造とナノアロイテクノロジーを融合させた「スパイラルXコア」構造を採用し、ネジリ強度と潰れ強度を大幅に向上。

引き抵抗の大きいブレードジグの速巻きでもブレにくく、ストレスのない、かつ正確な操作性を実現しています。

100gオーバーのブレードジグも難なく操れるパワーも、このモデルの魅力のひとつです。

ダイワ(DAIWA)/アウトレイジ BR BLJ 68HS

番手の「BLJ」には、ブレードジギング専用設計という意味があります。

DAIWAのイン&オフショア用ミドルスペックシリーズながら、ソルティガゆずりの設計思想&パーツを惜しみなく投入しているのが特徴です。

なかでも68HSはオールラウンドモデルで、バーチカルではMAX 140g、キャスティングではMAX 100gまでのジグが扱えるのが強み。

シャローから水深90mまで対応するので、これ1本あればほとんどの釣り場&状況に対応できるほど。

初めてのブレードジギングロッドにもおすすめです。

ダイワ(DAIWA)/アウトレイジ BR LC LC70-2.5

「LC」とはライトキャスティングモデルの意。

サワラをはじめ、中小型青物まで対応する汎用モデルです。

30~50gのブレードジグはもちろん、ミノープラグやシンキングペンシルといったハードプラグも投げられるため、ナブラ撃ちにも使えます。

ブランクスにはX45構造を採用し、余計なネジレを抑制。超高速リトリーブでもティップやベリーがブレにくく、ブレードジグを安定した姿勢と回転でアクションさせられます。

メインにもサブにも使える“なんでもロッド”として、めちゃくちゃ重宝します!!

がまかつ(Gamakatsu)/ラグゼ ソルケイド S60M

50~120gのブレードジグに対応するブレードジギング専用ロッド。深場や潮流の速いエリアを攻めるのにぴったりです。

ブランクスにはトレカT1100Gとナノアロイテクノロジーを組み合わせた中弾性素材を採用し、超速巻き中のショートバイトも、しなやかでクイックなティップで高確率に絡め取れます。

6ftジャストのショートレングスながら、脇に挟んで操作&ファイトできる長めのグリップエンドを備えるのもラグゼらしい実戦的な設計といえるでしょう。

ゼスタ(XESTA)/カタパルトライトスペック S66ML-J

カタパルトライトスペックは、近海ライトキャスティング用の上位シリーズです。

なかでもS66ML-Jはブレードジギングに特化したモデルで、ファーストテーパーと高弾性ブランクスの組み合わせが特徴です。

ショートバイトに即応する鋭敏なティップと、メータークラスの大物にも対応できるバットパワーを兼備しています。

軽量高強度素材トレカT1100Gを採用したことで、MLパワーながら粘り強く、シャローからディープまで水深を問わず使えるバーサタイル性を発揮します。

テイルウォーク(Tailwalk)/ボートゲーマー SSD S610M+

ボートゲーマーSSDは、本来ボートシーバスに特化したシリーズですが、このS610M+は“魚種限定解除”の特別な個性を備えたオールラウンドモデルです。

サワラをはじめ、シーバス、青物、シイラ、ヒラメなどベイエリアで狙える魚ならなんでも対応可能です。

対応ウエイトはMAX40gと軽めですが、ブレードジグやメタルジグ、メタルバイブのほか、ミノープラグやシンキングペンシルも投げられるので、普段はブレードジギング、ナブラが立ったらハードプラグを投げる──なんて使い方もできちゃいます。

1年を通して使用頻度の高いロッドといえるでしょう。

レジットデザイン(LEGIT DESIGN)/スクアド:サワラ SKS70MH+-SAWARA BLADE JIG SPECIAL

ルアーゲーム愛好家から熱狂的な支持を集めるレジットデザインが開発したサワラ専用ロッド。

MH+の“マッスルブランク”を搭載したSKS70MH+は、ブレードジギング完全対応モデルです。

MAX 100gまでのルアーであれば、バーチカルとキャスティングの両方に対応するのが強み。大口径ガイドの採用により、ミスキャストを軽減するほか、ロングリーダーでもトラブルレスです。

ベリーからバットは強めながら、ティップは適度に入り込む設計で、追い食いやショートバイトも弾くことなくフッキングに持ち込めます。

メジャークラフト(Major Craft)/ジャイアントキリング5G GK5C-732MH/SWR

60gまでのブレードジグを扱える、サワラ専用キャスティングロッド。

東レのトレカT1100Gとメジャークラフト独自のR360構造を組み合わせた5Gシリーズで、信頼性も抜群です。

全長7ft3inのやや長め設計で、大遠投を繰り返しながら群れの位置を探り当てるような状況にぴったり。

MHパワーながら負荷に応じて素直に曲がるブランク設計なので、メータークラスがヒットしても口切れしにくく、安心して足元まで寄せられます。

デカい群れが回っているときは、まさにコイツの出番です!!

ヤマガブランクス(YAMAGA Blanks)/シーウォーク Cast-Jigging SS 71ML

その名のとおり、キャストジギングに特化したモデル。

水深20m前後を中心に、最深40mレンジまでをカバーします。ブレードジギングはもちろん、インチクやタイラバにも対応するので、これ1本あればいろんな遊びができること間違いなし。

ティップが過剰な振動を吸収する設計のため、超高速巻きでもブレードジグが暴れにくいのが強み。

ブレードの安定回転をしっかりサポートしてくれます。 アンダーハンドキャストはもちろん、全力のオーバーハンドキャストにも対応します。

まとめ ブレードジギングを極めるならロッド選びがカギ

ブレードジギングは、シンプルに楽しめる巻きの釣りですが、使用するロッドによって釣果が大きく変わってきます。

自分のスタイルや釣り場の状況に合ったものを選べば、釣果は確実にアップします。

今回紹介したロッドは、いずれも実績と信頼性を兼ね備えたものばかり。

お気に入りの1本を見つけて、次回の釣行でブレードジギングの奥深さを体感してみてください。

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