ソルティガ(SALTIGA) IC300-Cはスマホとつながるフラッグシップなベイトジギングリール

ジギング

ダイワが気合を入れて構築している、スマホとつなげて楽しめるリール、「DAIWA CONNECTED」。オフショアシーンではティエラ、紅牙に先行搭載、続いてソルティガ(SALTIGA)IC100-Cが登場していました。そして2025年秋、ベイトジギングファン待望の300番が登場! ソルティガ(SALTIGA) IC300-C、深掘りしていきます!

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ヤップ!でオフショア情報を発信する人たち。編集長の大川直を中心にそれぞれに得意な分野について執筆&撮影して投稿。信頼できる情報を分かりやすく伝える! をモットーに活動中。

ソルティガ(SALTIGA)IC300-Cとは?

ソルティガIC300-CとはスマホとつなげることができるようにしたソルティガIC300です。

スマホとつなげることで釣果アップだけでなく、いままでに存在しなかった釣りの楽しみ方が生まれるのです。凄いですよね。

ダイワではこのシステムを2023年からをスタートさせていますが、ハイスピードでアップデートに継ぐアップデートを果たしています。

最新のアップデートは2025年9月に行われています。もちろん、ソルティガIC300-Cでは、最新バージョンが楽しめます。

ソルティガ(SALTIGA)IC300-C、リールとしての基本性能

ソルティガIC300-CはスマホとつなげることができるソルティガIC300、と紹介しましたが、実は正確ではありません。

電脳化する前の、土台となるカウンター付きベイトリールとしての基本性能がソルティガIC300より大幅にアップしているのです。

どこが進化しているのか、細かくチェックしていきましょう!

ギアの歯幅アップで巻き上げ&耐久性能が向上!

ソルティガIC300には強く滑らかな回転の持続を追求したギアシステム、「ハイパードライブデジギア」が搭載されています。

ソルティガIC300-Cではこのハイパードライブデジギアを改良。歯幅をアップすることで低負荷から高負荷にいたるまで、さらに滑らかな回転性能、巻き上げ性能、耐久性能が向上しています。

ICカウンターリール初!アノードプロテクション搭載

ソルティガIC300-Cには金属の腐食を和らげる技術、アノードプロテクションが搭載されました。

写真は25SALTIGA35です。

金属が腐食するかわりにアノード(亜鉛)が身代わりになって腐食を引き受けてくれるんです。ボートを持っている人ならよくご存じの技術ですよね。

防錆性能、耐久性能が大幅に向上しています。

セルフメンテナンス性能アップ!

リールの回転性能に大きな影響を及ぼすピニオン部のベアリング。これまではマグシールドボールベアリングを採用していましたが、これを通常タイプのベアリングに変更しています。

これによりアングラー自身でメンテナンスすることが容易になりました。ヘビーユーザーにはかなり嬉しい変更ではないでしょうか?

この変更を可能にしたのは、マグシールドに代わって防錆性能を引き受けるアノードプロテクションの搭載。貢献度は特大ですね。

電子ドラグサウンド採用

ソルティガIC300-Cにはスプール回転を検知してドラグの作動を電子音で伝える機能、「電子ドラグサウンド」を採用しています。

従来の引き出しクリックではサウンドを出すために、わずかではありますが物理的な抵抗がありました。

電子ドラグサウンドでは物理的な抵抗なく、滑らかなドラグ性能と聞こえやすいドラグサウンドを手に入れることに成功しています。

ソルティガ(SALTIGA)IC300-Cはスマートフォンとつながる!

DAIWAコネクティングシステムでは、スマートフォンとつながり、DAIWAアプリと連携することで、数多くの恩恵がもたらされます。

たとえば、これまでのICカウンター付きリールに感じてきた複雑な設定や操作、サウンド面の不満などを解消。簡単なセッティングが可能です。

リアルタイムでルアーの泳ぐ水深、巻き上げ速度や落下速度も分かってしまいます。さらにドテラ流しでラインが横方に伸びる状況であっても、ジグがどこにあるか分かるのです。

しっかり活用すれば再現性の高い釣りが展開できるだけでなく、データを記録することで可視化・アーカイブ化が可能。スキルアップや次の釣行に活かすことができるのです。

スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスやイヤホンなどとも連携可能。あらゆる情報を直感的に体験することができるのです。

機能が凄すぎて使いこなす人間の能力が問われる状況と言ってよいでしょう。

さらに2025年9月のアップデートではユーザーの声に応えるべく、以下の新機能が登場しています。

リール本体でヒットを記録することが可能

これまではスマートフォンやスマートウォッチからしか記録できなかったヒットマーカーをリール本体のスイッチで記録可能になりました。

実際問題、ヒット!というときにスマホのスイッチは押しにくいですよね。このアップデートによって実戦度がグッと上がりましたね。

写真はティエラIC300です。

巻き上げ&落下スピードをスマホで確認

これまではリールのICカウンターでしか確認できなかった巻き上げ&落下スピードをスマートフォンで確認できるようになりました。

タイラバならいざ知らず、常にしゃくり続けるジギングでICカウンターを確認するのは現実的ではありません。

これまた現場の声に細やかに対応したアップデートと言えるでしょう。

新機能・アクションスコープ搭載!

機能的に凄いモノが登場した、といえるのが「アクションスコープ」でしょう。

アクションスコープとはアングラーの動作を数値化、可視化する革新的な機能です。

6軸のセンサーを駆使してしゃくり動作などを数値化するそうです。まあ、難しいことは脇に置いても、どんなアクションをしたら釣れたのか、ということがバッチリ分かってしまうのは確かです。逆に釣れなかった人もどんな動かし方だったから釣れなかった、ということも分かってしまいます。

釣行後の勉強会や宴会のネタとして盛り上がること間違いなしです。

さらにはメモ機能が進化したり、バッテリー性能がアップしたり、ドテラ水深をアングラーの好みで最適化したり…。

DAIWAコネクティングシステムの進化は止まりません。

まとめ ソルティガ(SALTIGA)IC300-Cは電脳化したフラッグシップベイトリール

いかがでしたか? 

ソルティガIC300-C、ヤバくないですか? しっかりついてきていますか?

リールだけの性能を見ても完全なるフラッグシップ機。最先端&最高峰のリールをスマホにつなげて、さまざまな情報を駆使、より戦略的に釣りを展開することを可能にしてしまうリール、それがソルティガIC300-Cなんです。

まさに鬼に金棒なリールと言えましょう。

今のところソルティガIC300-Cは正確には「ソルティガIC300H-SJ-C」と「ソルティガIC300HL-SJ-C」の2アイテムがラインナップ。つまりスロージギング仕様ということです。

地味に前作のハンドル1回転の最大巻き上げ量98cmから100cmになっているところも、見落としてはいけませんね!

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