高感度・軽量化を追求して生まれたスローピッチジャーク専用リール、スタジオオーシャンマークOGMブル―ヘブン。2010年のリリースからアップデートを重ね、熟成されてきたOGMブル―ヘブン。ここではOGMブル―ヘブンL50、L30の凄さを深堀りしてお伝えしていきます!
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出典:スタジオオーシャンマークHP
スタジオオーシャンマーク、ブルーヘブンとは?
スタジオオーシャンマークがリリースしているオリジナルリール、ブルーヘブン。
ブルーヘブンの誕生は2004年に遡ります。国内メーカーが生み出したレバードラグ搭載のジギングリールとしては先駆け的な存在です。
このブルーヘブンには多彩なモデルが存在します。大きくはスタンダードモデルとリミテッドモデルがあります。
スタンダードモデルにはL100、L80、L50、L30といったサイズ展開のほかにマグブレーキ搭載モデル、さらには今回の主役である「大田ガレージモデル」、通称OGMブルーヘブンモデルがあります
ちなみにリミテッドモデルにはマグロ専用モデルや20周年記念モデル、ほかにも問屋さん限定モデルや海外専用モデル(国ごとの限定カラーなど)があります。
よく覚えておきましょう。
さらにちなみに。OGMブルーヘブンにはL100、L80、L50、L30と4つのサイズが存在します。L100とL80、L50とL30では少々開発の方向性が異なるそうです。
そこで今回はこの4サイズのうちライトな2つのモデル、L50、L30にフォーカスして深掘りしていきます!

出典:スタジオオーシャンマークHP
OGMブル―ヘブン、大田ガレージモデルとは?
OGMブルーヘブンL50、L30にフォーカスと前述しましたが、そもそもOGM、つまり「大田(O)」「ガレージ(G)」「モデル(M)」とは何でしょうか?
「自分が生まれ育った大田区で会社を起こしたことがモデル名の背景にあります。大田区には高品質なモノを作れる町工場が集まっています。そんな大田区の部品メーカーさんと一緒に作り上げていきたいっていう気持ちを込めたモデルがOGMです。スタートのきっかけとしては64チタンという素材に出会ったのが大きかった。加工が難しくてリールのパーツに使っているところはうち以外にないと思います。当時でも大田区では64チタンを加工できるところ2社しかなく、いまでも同じところで作ってもらっています」(開発担当:大塚隆さん)
初代は20217年にリリースされました。現在のOGMブルーヘブンL50、L30は2代目、つまり「Ver.Ⅱ」。こちらは2021年からのモデルです。

出典:スタジオオーシャンマークHP
初代モデルでは64チタンという素材を主軸に、とにかく軽量化を目指したそうです。それが2代目では高感度を最優先、結果として軽量化も同時に果たしたモデルとなっています。微妙な方向転換、その起点となったのが、スローピッチジャークの名手、西本康生さんの存在です。
「ちょうど西本さんと一緒にスタンダードモデルの改良をしているときでした。西本さんの理想の釣りを実現するにはスタンダードモデルより高感度なリールが必要だと気づきました。そこで初代のOGMブル―ヘブンを改良する形で、スロースタイルチューニング(S2T)というサブネームをつけ、2代目のOGMブル―ヘブンとしてリリースしました」(開発担当:大塚隆さん)
OGMブル―ヘブン、スタンダードモデルとの違い
OGMブル―ヘブンシリーズはスローピッチジャークというスタイルを前提に、西本康生さんのリクエストを形にしたリールです。
とにかく高感度、そして軽量。この2つを追い求めたのがOGMブル―ヘブンシリーズ。ここからは具体的にスタンダードモデルのブル―ヘブンとの違いをチェックしてみましょう!
64チタン

出典:スタジオオーシャンマークHP
OGMの代名詞ともいえる素材は64チタン。
加工が難しく、非常に高価なため、一般的にリールに使われることはない素材です。
OGMではこの64チタンをハンドルシャフト、スプールシャフト、ハンドルリベット、リールフット、ハンドルボルトにふんだんに使用。飛躍的な感度アップ、軽量化、強度アップを果たしています。
ブランキングフレーム

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OGMブル―ヘブンではパーミングする側のプレートをかなり大胆に削り込んでいます。
機能的には大幅な軽量化はもちろん、感度向上にも貢献。
まさに機能美!というデザインに仕上がっているところがポイントですね。
オールカーボンアーム+AEコルクノブ+カーボンキャップ

出典:スタジオオーシャンマークHP
OGMブル―ヘブンL50、L30では十分な強度を確保したうえで、アルミ素材の約1.8倍の感度!というオールカーボンアームを採用しています。
ハンドルノブにはパーツ展開もされているAEコルクノブを採用。グリップ部は天然素材ながら高密度、軽量&高感度のA4グレードのコルク材を使用しています。
前後のキャップには感度を追求するためにカーボン素材を使用。
カーボン&コルク、最強コンビによるスローピッチジャーク仕様のハンドルシステムです。
ステンレスギヤー

出典:スタジオオーシャンマークHP
スタンダードの高力真鍮素材に対し、OGMモデルではステンレス材のギヤーを採用。
より高感度をもたらすドライブギヤーです。
軽量化
OGMブル―ヘブンでは、スタンダードモデルに比べ、以上のようにさまざまな素材変更、加工や処理によって大幅な軽量化を達成しています。
スタンダードモデルと比べてOGMブル―ヘブンL50では約60g(ギヤー比によって差あり)、L30では約30gも軽いのです。
軽さは武器、ですよね。

出典:スタジオオーシャンマークHP
OGMブル―ヘブンでは素材だけでなく加工&処理面でも感度アップ!
OGMブル―ヘブンでは、ラインを通し海中からリールに伝わってくるさまざまな情報は 、以下の経路によってもたらされます。
スプール→ スプール軸(64チタン) → ギヤー(ステンレス)→ ハンドル軸(64チタン) → カーボンハンドル(弾性率36tカーボン) → ノブ軸(64チタン) → ハンドルノブ(コルク) という経路です。
もちろん、ただ高感度素材、軽量素材を使えばいいリールになる、という簡単なものではありません。
「OGMブル―ヘブンでは、ハンドルを握る指先、掌に振動をできるだけ減衰させない工夫が 素材面だけではなく、加工方法や表面処理に至る隅々まで思考され設計しています 」(開発担当:大塚隆さん)
スローピッチジャーク用リールとしてこれ以上のモノはない! そんな揺るぎない自信が感じられるコメントです。
まとめ OGMブル―ヘブンの高感度&軽量の恩恵は使ってみないと分からない
いかがでしたか? OGMブル―ヘブン。
スローピッチジャーク専用機として、これでもか!というほどのアイデアを実現、詰め込んだリールですね。
現在ではギア比6.3:1のスロースタイルチューニング(S2T)モデルに加え、ギヤー比4.9:1のパワースローゲーム(PSG)モデルもラインナップ。
たとえばL30では2つのギヤー比に対し、左右モデルが存在。計4アイテムからセレクト可能です。これと同様にL50を加えると計8アイテムという豊富なラインナップが完成しています。
ちなみにS2Tはブラックゴールドカラー、PSGはブラックダークシルバーカラーです。

出典:スタジオオーシャンマークHP
OGMブル―ヘブンは一年に一回のみの少量生産で供給されています。そして、その約半数は国外のアングラーの手に渡っているそうです。
決してお求めやすい、というお値段のリールではありません。
でも、遊びで釣りをしている我々にとって、安ければいいってものでもないでしょう。
メイドインジャパン、メイドイン大田区をプライドに生産されるOGMブル―ヘブン。本当の価値はご自身の手で確かめてはいかがでしょうか?
スタジオオーシャンマークオフィシャルWEBサイトはこちら
https://studio-oceanmark.com/products/ogm-blue-heaven/
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