画像提供：庄治郎丸
相模湾シイラは古くから関東エリアのオフショアファンに愛されて続けてきたキャスティングゲーム。2024年の相模湾シイラの釣れっぷり、攻略のコツなどを庄治郎丸・世古勇次郎船長に訊いた！
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この記事を作った人ヤップ！編集部
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相模湾シイラ、時期ごとの状況は？
ヤップ 今年の相模湾シイラキャスティング、いかがですか？
世古勇次郎船長（以下、勇次郎船長） スタートした５月はフレッシュな群れが入っていて良かったんですけどね。潮目がはっきりしていて狙いを定めやすかったから、スタートの2、3時間で勝負が決まる、みたいな感じでした。それからも ずっと釣れてはいますけど、第二陣の新しい群れがガッツリ入ってほしいところですね。
ヤップ 苦戦することもあり、って感じですか？
勇次郎船長 梅雨に入って大雨が降ったりして、川水が出て水が濁っちゃったときはちょっと苦戦しましたね。
ヤップ シイラ乗合でカツオも釣れているみたいですけど、普通にシイラを探していて釣れるんですか？
勇次郎船長 カツオは出船すれば毎回出会う感じです。釣れるかどうかはお客さん次第です(笑)。飛距離が重要です。ちゃんと投げられる人だけが釣る、ということが多いですね。キメジが入っている群れもありますよ。
ヤップ 今年に特徴的なことはありますか？
勇次郎船長 シイラのサイズはいいですね。メーターオーバーばかり、ということも多いですよ。あとイワシが多いですね。ハミ（イワシダンゴ、サーディンボール）は結構あります。でっかいトリヤマになって、そこら中イワシだらけになったりすることもあります。
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相模湾シイラのタックル、ルアーは？
ヤップ 相模湾シイラキャスティングの基本的なタックルを教えてください。
勇次郎船長 船宿としておすすめしているのは、ロッドが6～8ft（1.8-2.4m）くらい、推奨ルアーが10～80ｇ程度のキャスティングロッド。リールは使用ラインを200ｍ以上巻くことができる、ドラグ性能の高いリール。サイズはダイワ製なら3500～4000番、シマノ製は4000～5000番くらい。ラインはPE2号前後、リーダーはナイロン製の30～40lbですね。
ヤップ ルアーはどうでしょう？
勇次郎船長 ギグがいいですね。パームスさんをひいきするわけじゃないですけど(笑)。ギグは安パイです。あとはオレが口うるさく言っているおすすめが、「男は黙ってポッパー」。やはり見て楽しむんだったら、トップ系のルアーがいいですね。オレは絶対にシイラを釣って帰りたい、っていう人は、ミノーだったり、ジャークベイトだったり、水中系のルアーがおすすめ。まあ、基本的にはいろいろなルアーを持っていた方がいいですね。
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相模湾シイラの注意点・バーブレスフックを厳守！
ヤップ 船長から何か気になる点についてのアドバイス、ありますか？
勇次郎船長 やはり安全面ですね。みんな夢中になっていると周りを確認しないで投げちゃうことも多いから、よく周囲を見てキャストしてほしいですね。あと、バーブレスでお願いしますと伝えていますが、バーブレスにしていなかったりする人もいるので、しっかりバーブレスにしてほしいですね。
ヤップ バーブレスはレギュレーションになっているんですよね？
勇次郎船長 そうです。でも、潰していないとか、半分バーブレスになっていたりする人もよく見かけます。バラしてしまう不安があるのかも知れませんが、綺麗に潰した方が、引っかかっちゃった時でもスッと抜けますから。どうしてもみんな熱くなっちゃうので、バーブレスにすることだけでもしっかり守って楽しんでほしいですね。
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