ヒラマサキャスティングにおけるPEラインの選び方とおすすめ銘柄7選を紹介していきます。ヒラマサキャスティングでの基本的なPEラインの選び方、銘柄による特徴の違いなども併せて紹介していきます。これからヒラマサキャスティングに挑戦したい方はもちろん、すでに挑戦しているけれどPEラインについて悩んでいる方も、ぜひ今後のPEライン選びの参考にしてみてください。
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ヒラマサキャスティングはPEラインが命
ヒラマサキャスティングにおいて、PEラインはかなり重要な役割を担っています。
ご存知の通り、根に対する依存が強いヒラマサとのファイトでは、かなりの高ドラグを必要とします。
とはいえ太すぎるラインを使えば飛距離やルアー操作に問題が生まれ、ヒットに持ち込むことは難しくなります。
つまり、扱いやすさと強さのバランスを自身のスタイルに最適化することで、釣果につなげるというのがPEライン選びの基本的な考え方になります。
フィールドによって号数の最適解は異なってくる
ヒラマサキャスティングに使用するPEライン、その号数の最適解ですが、関東かそれ以外のフィールドかで分けて考える必要があります。
外房などをはじめとした乗合船スタイルで小型ルアーの使用頻度が高い関東エリアでは、PE3号から6号程度。
少人数制で大型ルアーの使用がメインになる九州や日本海側のエリアでは、PE5号から10号程度までの使用が一般的です。
編数が多いほどしなやかで扱いやすい
原糸を編み込むことで製造されているPEラインですが、一般的にはこの原糸の本数が多いほどしなやかで扱いやすく、キャスティングに適していると考えられています。
しかし同じ号数で考えた場合、原糸の数が増えるほど1本あたりの強度は弱くなり、毛羽立ちなどの劣化が発生しやすくなります。
また価格は、編み数が多いほど高額になる傾向があるため、これを理解した上で自身に適したものを選ぶ必要があります。
ヒラマサキャスティングにおいては、基本的には8本編み程度のものがバンランスが良くおすすめです。
独自の加工で性能が長持ち
キャスティング用として販売されているPEラインのほとんどは、コーティングや編み方など、銘柄ごとに性能を高めるための工夫を施してあることがほとんどです。
これにより飛距離が伸びたり、エアノットやガイド絡みなどのトラブルを回避できたりする恩恵は多いので、安易に価格が安い銘柄に走ってしまわずに、自身の釣りにマッチしたPEライン選びをするというのがオススメです。
ヒラマサキャスティングにおすすめするPEライン8選
バリバス アバニ キャスティングPE SMP[スーパーマックスパワー]
高級キャスティングPEラインの代名詞的存在で、ロングセラーのPEライン。
スーパーマックスパワー原糸の完全8本編みラインで、高い直線強度を誇るラインになっています。
特殊コーティングが施されていて、コシが強めでトラブルが少ない、初心者でも扱いやすいPEラインです。
バリバス アバニ キャスティングPE SMPヒラマサチューンX８
紫色が目をひく、8本編みのヒラマサキャスティング専用設計PEラインです。
バリバス独自の耐久性が非常に高いコーティングを施していて、色落ちや毛羽立ちの発生が劇的に低減しています。
200m巻きも新しく発売されているので、価格が気になる場合はこちらもおすすめです。
バリバス アバニ キャスティングPE Si-X X８
マグロキャスティングゲームの第一人者である佐藤偉知郎氏の全面プロデュースによって誕生したPEライン。
マグロ用として開発された耐熱性が高いPEラインではあるものの、この特徴はヒラマサに対しても非常に効果的。
大型のヒラマサも視野に入れている釣り人には特におすすめです。
ダイワ UVFソルティガデュラセンサー×12EX＋Si3
2024モデルとして登場する、ダイワが誇るPEラインの最高峰。
釣り糸専用とされる「角打ち」12ブレイドで、つぶれにくく、耐久性が非常に高いのが最大の特徴。
DURAセンサーのなかでもとくに密に編み込まれたマッスルPEで、より進化した特殊シリコン加工「＋Si3」も施されるなど、フラッグシップにふさわしい完成度。
シマノ オシア8
直線強力と摩耗後の強力維持率に優れたエックスフィラメントという原糸を採用しているオフショアビッグゲーム専用PEライン。
シマノ独自のヒートシンクコーティングというシリコン系のコーティングが施されていて、キャスト時のトラブルや飛距離アップも期待できます。
X-BRAID フルドラグX8
ザイルにも適用されている工法を取り入れ、強力安定性を高めたキャスティング専用PEライン。
ややしなやかなPEラインで、抜群の飛距離が魅力の銘柄になっています。
真っ白なラインは視認性もよく非常に扱いやすいので、トップウォーター初心者にも特におすすめのPEラインです。
X-BRAID オッズポート WXP-1 8
8本組の中芯として超高強力PEが入っているという、特殊な特徴を持っているPEライン。
中芯が入っているため、糸つぶれが少なく初期の性能が長く続きます。
また表示強力はほぼ中芯による強度のため、表面の毛羽立ちによって強度が低下しないのもポイントです。
サンライン ソルティメイト フルコンタクトX８
マグロ、ヒラマサ、GTなどの大型魚をターゲットに見据えた大物専用キャスティングPEです。
耐衝撃性に優れた原糸を、独自の製法で製紐することで高い直線強力と耐摩耗性を実現しているようです。
表面には特殊シリコンがコーティングされていて、キャスト性能も高いPEラインになっています。
まとめ
意外とおろそかにされがちなPEラインですが、大型のヒラマサをキャッチするためには、リールやロッド以上に気を使うべきアイテムでもあります。
貴重なチャンスを無駄にしないためにも、PEラインは可能な限り良い物を、良い状態で使用するのがおすすめです。
今回紹介してきたPEラインは、どれも実績ある大物対応PEラインなので、記事を参考に夢の大型ヒラマサに挑んでみましょう。
