ブリジギングにおけるPEラインの基本的な選び方とおすすめ銘柄7選を紹介していきます。ブリジギングに使用するPEラインの選び方や銘柄ごとの特徴の違い、チェックポイントなどもあわせて解説していきます。日本全国で楽しめるブリジギング、これから始めたい方も、すでに挑戦している方も、今後のPEライン選びにお役立てください。
本記事ではアフィリエイトプラグラムを利用しています。
この記事を作った人ヤップ！編集部
ヤップ！でオフショア情報を発信する人たち。編集長の大川直を中心にそれぞれに得意な分野について執筆＆撮影して投稿。信頼できる情報を分かりやすく伝える！ をモットーに活動中。
ブリジギングは細めのPEラインでも楽しめる
ブリジギングは、ヒラマサやカンパチのジギングと比べやや細めのPEラインでも楽しむことができます。
フィールドによって推奨ラインの太さ、強さは異なりますが、おおよそ1.5号から4号程度のPEラインを300mほど巻いて使用するのが一般的です。
ライトラインが使用できるので、商品銘柄の選択肢も広がります。ご自身のスタイルに合った商品を選んでみてください。
PEラインの編み数は4本か8本が主流
PEラインの価格や使い心地を左右する大きな要素のひとつが、PEラインの編み数です。
PEラインは、原糸と呼ばれる繊維を複数本編み込んでできている編み糸です。この原糸の本数が多いほど糸質はしなやかになり、扱いやすい反面、価格は上がっていく傾向があります。
また一般的には、編み数が多くなるほど繊維1本あたりが細くなるため、耐摩耗性は劣ると言われています。
現在では4本編みから12本編み程度の製品が多く出回っていますが、ブリジギングにおいては価格と性能のバランスが良い4本編みから8本編みのPEラインが人気です。
使用するPEラインの号数は地域によって大きく異なる
ブリジギングは、九州から北海道まで日本各地で楽しむことができる釣りです。
地域によってポイントの条件も異なるため、使用されるPEラインの号数も大きく異なります。
基本的には、スピニングタックルの場合はPE2号から4号程度。ベイトタックルの場合は、やや細めのPE1.5号から3号程度のPEラインが好まれる傾向があります。
同じ水深100mほどの海域だとしても、条件によってベストなPEラインの号数は異なるので、自身のメインフィールドに合わせた選択が重要です。
ラインマーカーは見やすいものを
ブリジギングでは、やや深めのポイントを狙うことも多いので、ラインマーカーの見やすさも大切になります。
ラインマーカーとは、一定の長さごとに色分けなどがしてあり、放出されたPEラインの長さを視覚的に判断できるものです。
これは各メーカー・銘柄ごとにパターンが違っていて、見やすさや色落ちといった劣化の速度などにも違いがあります。
ヒットレンジや水深の変化など把握するために便利な機能なので、自分好みの製品を見つけてみてください。
ブリジギングPEラインおすすめ7選
具体的な製品を7アイテム選びました。ぜひ参考にしてベストなラインを選んでください。
ロープライスモデル
バリバス ジギング10×10 プレミアムPE X4
4本編みでリーズナブルなジギング専用PEラインです。独自の10色マーキングを採用していて、とくに水深100m近いポイントでは水深が把握しやすく便利なラインです。強度も高く、万人におすすめの製品です。
エックスブレイド スーパージグマンX4
大手PEラインメーカーの扱いやすい4本編みPEライン。適度な張りがあり、エアノットなどのトラブルも少ないラインです。色落ちはやや早い傾向がありますが、強度は高く毛羽立ちも少ないのでコストパフォーマンスがとても良い製品です。
シマノ グラップラー4
IZANASを使用した高性能4本編みラインです。従来の4本編みPEラインよりも密に編み込む製法を採用することで、4本編みの弱点である糸鳴りの低減や水切り性能を強化したラインになっています。色落ちもしづらく、性能が長持ちするのも嬉しいポイント。
デュエル ハードコアX4
4本編みのPEラインの中でも、かなり価格を抑えた手の届きやすい製品。適度に張りがあり糸絡みなどのトラブルが少ないので、ジグをキャストしたい場合にもおすすめのPEラインです。出来るだけ価格を抑えたいという釣り人にはとくにおすすめです。
ハイプライスモデル
バリバス アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X8
マックスパワー原糸を採用した8本編みの高性能PEライン。表面には特殊加工が施されていて、トラブルが少なく性能が長持ちするのが特徴です。独自の10色の色分けがしてあるので、100m以上ラインを出すような場合には水深が把握しやすく便利な製品になっています。
バリバス アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X9
8本編みに高強力の中芯を通す製法を採用しているバリバスの最高峰ジギング専用PEライン。中芯を通すことで8本編みの弱点である耐摩耗性を強化した製品になっています。糸潰れも少なく、リールからの放出性も良いのでキャストが必要になるシーンにもおすすめで。
エックスブレイド オッズポートWXP1 8
古くからのファンも多い、高級PEラインの先駆け的な製品。こちらも高強度な中芯が採用されていて、表面の毛羽立ちによって強度が低下しにくいのが特徴です。かなり張りが強いラインなので、新品時は少し使いづらいと感じる場合もあります。
自分の釣りにあったPEラインを選択しましょう
釣りの進化はラインの進化と言っても過言ではありません。
ロッドやリールの影に隠れてしまいがちなPEラインですが、注目してみると製品ごとに実にさまざまな特徴を持っています。
製品ごとの特徴を理解し自身に合ったPEラインを選ぶことで、より快適なブリジギングを楽しんでみてはいかがでしょうか？
コメント