スロージギングで釣果を左右する最重要アイテム「ジグ」。本記事では、初心者の方でも迷わず選べるよう、ジグの重さ、形状、カラー、アクション、材質といった切り口から選び方のコツを詳しく解説します。さらにはおすすめ製品を厳選して紹介!ターゲットを魅了するフォールアクションの秘密を理解し、オフショア攻略のヒントを掴みましょう。
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スロージギング用ジグとは?フォールで食わせる戦略的アイテム
スロージギング用ジグの最大の特徴は、その「フォールアクション」にあります。
一般的なジギングが上げ(ジャーク)で追わせるのに対し、スロージギングはジグを横に向け、ひらひらと舞い落ちる滞空時間の長いフォールで口を使わせるのが基本。
そのため、多くのモデルが左右非対称な形状や、水を受けやすい幅広なデザインを採用しています。
上げの動作で魚に気づかせ、フォールで食わせるという戦略的な釣りを支える専用設計のアイテムなのです。
納得の1匹を釣り上げる!スロージギング用ジグを選ぶためのコツ
スロージギング用ジグを選ぶためのコツ、基準といったものを紹介しましょう。
スロージギング用ジグの「重さ」は水深と潮流の速さで使い分ける
ジグ選びで最も基本的な要素が「重さ」です。
スロージギングでは「水深(m)×2〜3g」を基準に選ぶのが一般的。例えば水深100mなら200〜300g前後が目安となります。
ただし、潮流が速い場合や二枚潮の状況では、底取りを確実にするためにより重いジグが必要になります。アクションのキレを調整するためにウエイトを変更することもあります。
まずは基準の重さを中心に、前後30g刻みで数種類用意しておくと、どんな状況下でも確実にターゲットの層を攻略できるため安心です。
ターゲットの活性や捕食パターンに合わせる「形状」
ジグの形状はジャークでのアピール、フォールの質を決定づけます。
幅が広いフラットタイプは、水の抵抗を大きく受けてゆっくりと揺れながら落ちるため、低活性な魚へのアピールに最適。
逆に細長いロングタイプは、素早いフォールとキレのあるスライドアクションが得意で、青物などの高活性なターゲットを誘うのに向いています。
その日の魚が「ゆっくり動くもの」に反応しているのか、それとも「素早い逃走」に反応しているのかを見極めるのがコツです。
スロージギング用ジグの「カラー」選びの基本
カラー選びにはセオリーがあります。
朝夕のローライト時や濁り潮には「ゴールド」や「グロー(蓄光)」系、日中の澄み潮には「シルバー」や「ホログラム」系が基本です。
また、深場を攻めるスロージギングでは、ゼブラグローなどの発光パターンが非常に効果的です。
ベイトの種類(イワシやイカなど)に寄せるマッチ・ザ・ベイトも有効ですが、まずは視認性の高い派手めと、馴染みやすい地味めの両方を持つことが大切です。
セオリーを重視しながらも、それだけに囚われない自由な発想も大切です。
スロージギング用ジグの「アクション特性」
ジグには、勝手にひらひら動くオートマチックなものと、アングラーの操作で動きが変わるマニュアル的なものがあります。
初心者は、落とすだけで釣れるアクションを演出してくれる「センターバランス」のジグがおすすめ。ジグが水平姿勢を維持しやすく、滞空時間が長いためバイトチャンスが増えます。
慣れてきたら、リアバランスのジグで素早く沈めたり、ジャーク後の自走距離が長いモデルを使ったりと、狙いのアクションを使い分けましょう。
感度とフォールスピードを左右する「材質」の違い
材質の違いも無視できません。主流は「鉛」ですが、近年人気なのが「タングステン」です。
鉛よりも比重が重いため、同じ重量でもシルエットを小さくでき、潮流の抵抗を受けにくく素早く底に届きます。
マイクロベイトを偏食している時や深場で感度を優先したい時に強力な武器となります。
一方で、鉛はタングステンより比重が軽くシルエットを大きく見せられるため、フォール時間を稼ぎたいスロージギング本来の誘いには非常に適しています。
スロージギング用ジグおすすめ16選!
おすすめのスロージギング用ジグを厳選して紹介します!
ディープライナー (DEEPLINER)/スパイV(ファイブ)
スロージギング界では定番中の定番。誰が使っても釣れる!との評価を受け続ける、スライドとフォールのバランスに長けた名作です。
ジャーク後の横向き姿勢を維持しやすく、微入力でも機敏に反応します。
ラインナップは30gから1000g超まで。
上げでも下げでも誘えるため、二枚潮などの難しい状況下でも魚の反応を引き出すことができる、1本は持っていたいマストジグです。
ダイワ (DAIWA)/ソルティガ 73チョッパー
清水一成氏監修、瀕死のベイトを模したベイトジギング用ジグです。
スロージギングに特化した非対称ボディが特徴で、独特の「7:3」ウエイトバランスにより、少量のラインスラックジャークでも機敏に呼応。
150gから300gまでラインナップ。中深海のアカムツや根魚攻略には欠かせない一本です。
ダイワ (DAIWA)/ソルティガ スイムチョッパー
清水一成氏監修。ジャーク時の飛び性能を更に極めたスーパーロングタイプスリムジグ
独特のスリム&ロング形状で、水中での引き抵抗を抑えつつ、スライド幅を大きくとってターゲットに猛烈アピール。青物から真鯛までターゲットを選ばない汎用性が魅力です。
エバーグリーン (EVERGREEN) / サトウジグ
スローピッチジャークの提唱者、佐藤統洋氏が完全監修。
氏が求める「フォールが速く、小さい力のジャークで動かせる、扁平なロングジグ」を形にした切り札的ジグです。
独自の断面形状により、軽い力でも横を向き、フォールでアピール。
繊細なロッドワークに応える高いレスポンスを誇る高集魚ジグです。
ディープライナー (DEEPLINER)/スピンドル
特に低活性な魚や、移動距離を抑えて一点で誘いたい状況で威力を発揮するジグ。
誘いのアクションを抑えぎみに、ソフトな動きで食わせの間を長時間維持可能。
ショートからロングまで多彩なジャークに対応し、根魚やアカムツ狙いでの実績は折り紙付き。独自の形状が、スローな誘いの中に生命感を吹き込みます。
ゼスタ (XESTA)/スローエモーション フレアスリム
極限までスリム化されたシルエットにより、フォールスピードの速さと引き抵抗の軽さを極めたモデル。
スローピッチジャークでの繊細な操作に忠実に反応。
スロージギング入門者でも大きなスライド幅を引き出すことが可能で、アピール力を活かした釣りを展開できます。
ゼスタ (XESTA)/スローエモーション チャフ
トカラ列島で女性アングラーが57kgのカンパチを仕留めたことで話題になったジグ。
木の葉型の扁平ボディがもたらす、スローで滞空時間の長いフォールが武器。
ヒラヒラと舞うアクションが、広範囲に光と波動を拡散させ魚を呼び寄せます。
キレと緩やかなフォールアクションで食わせる、万能タイプのジグです。
ダイワ (DAIWA)/TGベイト
「もはや餌」と称される、高比重タングステン製ジグの金字塔。
鉛製より圧倒的にコンパクトなシルエットにより、マイクロベイトパターンや強風・激流下で真価を発揮します。
15gから180g超まで幅広く、真鯛、青物、根魚と釣れない魚を探す方が難しいほどの釣獲力。タフコンディションの切り札として必須のアイテムです。
シマノ (SHIMANO)/オシア スティンガーバタフライ ペブルスティック
肉厚ボディをスリム化してスリットを入れることで、引き抵抗の軽さとフォールの速さを武器としたセミロングジグ。
軽いジャークですばやく横を向くスライドと、その後のフリーズアクションを活かし、スローからハイピッチまで柔軟に対応。
ヘビーウエイトモデルは中深海でも活躍!
シマノ (SHIMANO)/オシア スティンガーバタフライ イージーペブル
ペブルスティックをベースに、さらに「食わせ」のフォール性能を強化したモデル。
フラット面を広く取ることで、よりスローに、より長時間ひらひらと舞うように設計されています。
イージーという名前の通り、誰でも簡単に魅惑的なアクションを引き出せる高性能ジグです。
メジャークラフト (MajorCraft)/ジグパラ バーチカル ロングスロー
手軽にスロージギングを楽しんでほしい、というコンセプトから生まれた、高いコストパフォーマンスと実戦性能を両立したロングスロー専用ジグ。
フォールスピードとシャクリやすさにこだわった非対称ボディは、ターゲットを問わずに威力を発揮。
スロージギングのエントリー層からベテランまで頼もしい味方になってくれるジグです。
シーフロアコントロール (SEAFLOOR CONTROL)/アーク (arc)
スロージギングにおける「万能」を形にしたセミロングジグ。
細長かつ少し扁平なセミロングボディが、ジャーク時のキレのあるスライドと、スピード感のあるフォールを絶妙なバランスで実現します。
状況を選ばず魚の反応を確認できるため、パイロットルアーとして最適。
ターゲットを限定しないその対応力は、多くのアングラーに支持されています。
シーフロアコントロール (SEAFLOOR CONTROL)/アロー (arrow)
引き抵抗を極限まで抑え、軽い入力でのスライドと鋭い立ち上がり、速いフォールを追求したセミロングジグ。
速い潮の中でも姿勢を乱さず、アングラーの意図した通りにスライド。
とりわけ二枚潮や深場など、操作性が低下する過酷な状況下で真価を発揮します。
ウロコ (uroko)/ウロコジグ オリジナル
人気の高いセミロングタイプの万能ジグ。
適度な抜けの良さと、独自のテール形状による安定したフォール姿勢が魅力です。
ブリやカンパチといった青物から、マグロまで幅広い実績を誇り、特にドテラ流しでの操作感の良さは多くのアングラーから高く評価されています。
ビート (beat)/ディフューズR
肉厚の左右非対称形状が独特なアクションを生む、セミロングジグ。
ジャークすればローリングしながらスライド、フォール時は膨らんだ湾曲部を下にして水平姿勢で沈下し、アピールします。
低活性時のタフな状況や、プレッシャーの高いエリアで魚の警戒心を解くナチュラルなアクションが自慢。食わせのタイミングを自在に操れる一本です。
コジャント (COJYANT) / FOCUS-M10
コジャントがプロデュースするスローピッチジャーク専用ジグ。
上げの操作性とフォールの自走能力を両立したミドルレングス設計が特徴です。
潮抜けの良い形状が、深場でも軽快なジャークとターゲットを誘うスライドアクションを実現します。
まとめ:自分に合ったジグを選んでスロージギングを攻略しよう!
スロージギングの面白さは、ジグ選び一つで魚の反応が劇的に変わるゲーム性の高さにあります。
ジグの特性をしっかり理解し、使いこなすことでこれまで獲れなかった一匹に出会える確率はグンッとアップします。
まずは基本を押さえたお気に入りの数本を揃え、広大な海の中からターゲットを誘い出すドキドキ感を存分に味わってみてください!

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