アイキャッチ画像提供:がまかつ
アシストフック貫(つらぬき)シリーズ登場! 簡単にお伝えしますと、ジギングフック貫を使用したアシストフック、それがアシストフック貫シリーズです。がまかつのオフショアジギング用フックのなかでも、貫通力&ホールド力に秀でた逸品。深掘りしていきましょう!
本記事ではアフィリエイトプラグラムを利用しています。
この記事を作った人ヤップ!編集部
ヤップ!でオフショア情報を発信する人たち。編集長の大川直を中心にそれぞれに得意な分野について執筆&撮影して投稿。信頼できる情報を分かりやすく伝える! をモットーに活動中。

画像提供:がまかつ
アシストフック貫シリーズとは?
「アシストフック貫(つらぬき)シリーズ」は「ジギングフック貫」と「アシストライン480」を使用した、がまかつ最新鋭のアシストフックです。
数あるアシストフックのなかで、どのような特徴を持ったモノなのか? チェックしていきましょう!

画像提供:がまかつ
アシストフック貫シリーズのフックにはジギングフック貫を使用
「アシストフック貫シリーズ」のフックには「ジギングフック貫」が使用されています。まずは肝心要のフック、その特徴をチェックしましょう。
カーブポイントで貫通力抜群!
ジギングフック貫の最大の特徴は貫通力の高さです。
フックポイントがやや内側に入り込んだカーブポイントにより、アワセを入れたときにフッキングパワーが伝わりやすくオートマチックにフッキングが完了します。
魚のパワーや重さによって効率よく刺さり込むよう、フックポイントからバーブまで緩やかなカーブ形状の設計となっています。この形状こそが優れた貫通性能を生み出すというわけです。
フッキングパワーの伝達効率に優れた形状なんですね。

画像提供:がまかつ
フトコロが深いのでホールド力が凄い! 軸も太いので身切れを起こしにくい
掛かってからバラしにくい、というのもジギングフック貫の武器です。
フトコロが深いので魚肉をしっかりホールド。軸の径が一般的なジギングフック同号数比較で太いので身切れも起こしにくいのです。
「細軸のフックを紙に刺してから引っ張ると、簡単に紙が切れてしまいます。でも、軸の太いものを紙に刺して引っ張っても切れにくい。軸の太さによる強度はもちろんですが、プラスして身切れのしにくさはジギングフック貫の大きな特徴ですね」(開発担当:木下さん)
身切れの少なさの理由、納得です。
ただし、軸が太めなのでフッキングはしっかり力を込めて行うことが大切です。
ジギングフック貫のハリの軸(シャンク)~フトコロ(ベンド)は部分平打ち加工で強度と身切れのし難さを両立
ジギングフック貫では3/0以上の番手は大型魚とのファイトを想定して、平打ち加工を施し、強度をアップしています。
ただし、魚肉をホールドするフトコロ部分は身切れを考慮して丸軸形状をキープ。細やかな配慮がなされています。これは「部分平打」という加工。強度アップと身切れ防止を両立した、ナイスなアイデアなんですね。
ちなみに1/0、2/0はすべて丸軸です。
さらに、ジギングフック貫はすべてタタキ仕様。管付き仕様に比べてフック自体が軽量化されているのもポイントですね。
フックが軽いとジグの動きもキレますし、吸い込み系捕食の魚にも有利ですよね。

画像提供:がまかつ
アシストフック貫シリーズの特徴は?
ここからは本記事の主役である「アシストフック貫シリーズ」の特徴をチェックしていきましょう。
フックはジギングフック貫を使用
アシストフック貫シリーズに使われているフックはジギングフック貫です。
大事なことなので繰り返しました!
アシストライン480を使用
アシストフック貫シリーズに使われているアシストラインは「アシストライン480」。
アシストライン480は水中でアピールすることをコンセプトにしたアシストライン。水中で最も光が通りやすいとされる、可視光線480nm付近にカラーチューニングされた優れモノです。

画像提供:がまかつ
アッセンブリーに関しても従来品より高強度化。根付け糸、コーティング方法にも改良が施されています。
タイプは480シングルと480ダブルの2つ
アシストフック貫シリーズは、「480シングル」と「480ダブル」、大きく2タイプに分かれます。
480シングルではフックサイズ1/0から6/0、6アイテムをラインナップ。ビッグワン狙いにはコチラでしょう。

画像提供:がまかつ
480ダブルではフックサイズ1/0~4/0の4アイテムをラインナップ。魚とのコンタクト重視、2本のフックを掛けることでより確実なキャッチを狙うアングラーにおすすめです。

画像提供:がまかつ
がまかつ製アシストフックの特徴と使い分け
アシストフックは適材適所。シーンによって使い分けることが大切です。
アシストフック貫シリーズの立ち位置を理解するためにも、がまかつのオフショア用アシストフック3本柱を整理しておきましょう。
3本柱とは「アシストフック 近海MS-NEOダブル」「アシストフック バーティカルリミット」「アシストフック 貫シリーズ」の3つです。

画像提供:がまかつ
「アシストフック 近海MS-NEOダブル」は名前の通りの近海仕様。PE2号以下のライトジギングにフォーカスし、マダイから根魚まで幅広いターゲットに対応します。最大で10kg程度のブリを想定した釣りにフィットします。

画像提供:がまかつ
「アシストフック バーティカルリミット」は3つの中では中間に位置するアイテム。基本的には中小型から10kgクラスの青物に対応しますが、6/0、7/0はちょっと例外。ファイトスタイルによっては20kgオーバーのヒラマサ、カンパチにも対応します。開発担当の木下さんは7/0で25kgのヒラマサをキャッチしております。
◎関連動画
本記事の主役、「アシストフック 貫シリーズ」は一番軸が太く、強度があるアシストフック。フックサイズにもよりますが、大きな号数はPE3号、4号を使ったジギングにおすすめ。最大で20kgオーバーのヒラマサ、カンパチと戦えるアイテムです。
以上は軸の太さ=強度を基準にした、使い分けの目安です。ほかにも形状を基準にした使い分けや、掛け重視、それとも貫通性能重視? という使い分けも可能なので、よくよく研究したいところですね。
まとめ 貫通力&ホールド力を重視する青物ジギングにはアシストフック貫シリーズがおすすめ!
いかがでしたか? アシストフック貫シリーズ。よく考えられたアシストフックですよね。
「魚に触れやすいタイプのフックではありませんが、刺さりの良さ、バラし難さを本当に重視したアシストフックです。触れたら確実に上アゴを貫く、そんなイメージのアシストフックです」(開発担当:木下さん)
ヤップ!的には以下のシーンを夢想します。
場所はとある南国の離島周り。6/0をヘビージグにセット。ガンガンシャクってドンっと20kgクラスのカンパチがヒット! ガツンッとアワセてヒーヒー言いながらも楽しくファイトする。そんな釣りで使ってみたいです。
疲れて途中でテンションが抜けちゃっても、アシストフック貫シリーズならしっかりホールドしてくれそうですしね。
みなさんもぜひアシストフック貫シリーズを使って、デカイ青物を狙ってください。あっ、1/0からラインナップしているので小型狙いでもいいですけどね。
◎がまかつHP アシストフック貫シリーズ製品ページ
https://www.gamakatsu.co.jp/products/42204/
コメント