アイキャッチ画像出典:第一精工HP
紛れもない釣り具メーカーでありながら、ロッドやリール、ルアーといった王道には目もくれず、ひたすら脇役ともいえるアイテムを古くから造り続けている第一精工。そんなユニークなメーカーから、ぽん付けリールシートなる製品が発売されました。痒い所に手が届くアイデア満載のアイテムだけに、一度使ったら手放せない、かも知れませんよ。
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ぽん付けリールシートとは
ぽん付けリールシートは、写真を見ていただければお分かりのように、ロッドのグリップ部の先に固定用のクランプがセットされたものになります。
アイデア次第で用途はたくさんあると思いますが、とりあえずラインの巻き取り、巻き替えがメインになります。
スピニング、ベイトどちらのリールも使えます。

出典:第一精工HP
ぽん付けリールシートに似た製品
ぽん付けリールシートにはガッチリールシートという兄弟分が同社から発売されています。
用途は同じですが、こちらは大物釣り用。クランプ部が2本脚であることからも分かるように、より高いテンションで糸巻きできる設計です。
大物もやるけど中小物も好きというアングラーは、ぽん付けリールシートのほうがいいんじゃないでしょうか。価格もガッチリールシートの15,400円に対し、ぽん付けリールシートは3,960円とかなりリーズナブルですしね。

出典:第一精工HP
ぽん付けリールシートの使い方
この製品は同社の高速リサイクラーもしくは高速リサイクラー2.0とセットで使うのが基本となります。
まず高速リサイクラーにラインのスプールをセット。そのスプール幅の中心と、リールシートの中心を合わせてからリールを固定します。

出典:第一精工HP
スピニングリールでは、スプールのラインが出る位置とリールの軸の中心が一直線になるよう、リールシートの角度を調節します。
リールシートの左右の位置や角度が適切でないと、ラインが過度にこすれたりして上手に巻くことができませんから注意しましょう。
ベイトリールならレベルワインダーとラインがなるべく平行になるようリールシートの角度を調節します。

出典:第一精工HP

出典:第一精工HP
ラインを巻くときは高速リサイクラーのラインテンションをネジで調節してから巻き取ります。
逆に、リールのラインを空のスプールに巻くときは、ラインが外れないよう軽く指でガイドしながら巻いてください。

出典:第一精工HP

出典:第一精工HP
なお、破損の可能性があるので、リールシートに必要以上の力を加えないでください。
角度調整ネジやリールシートは振動などで緩むことがあるので、きちんと締め付けているかを時々確認しましょう。
ぽん付けリールシートの特徴①
この手のアイテムがないと、ロッドを脇に抱えるか股に挟んでリールを巻くことになり、どうしても巻き上げが安定しません。
机や台にぽん付けリールシートをセットすればリールがしっかりと固定できるので、一定のテンションを保ったまま楽に巻くことができます。

出典:第一精工HP
ぽん付けリールシートの特徴②
通常のセッティングではリールは上向きになります。
スピニングではハンドルの回転が逆になり、やりにくいと感じる人もいることでしょう。
そんなときはぽん付けリールシート、高速リサイクラーとも上下逆にセットすれば、スピニングリールも下向きで固定できます。

出典:第一精工HP
まとめ ぽん付けリールシートでマメなラインメンテを
ナイロンライン全盛の昔と違って、現在ではジギングはもちろん、キャスティングでもPEが主流になっています。
安価で劣化が分かりやすいナイロンならどんどん巻き替えればいいのですが、PEの場合はそうもいきません。
「う~ん、まだなんとかなるっしょ」と交換を先延ばしにしている人も多いのではないでしょうか?
不意のラインブレイクやトラブルで泣く前に、メンテナンスはマメに行いたいもの。
新品ラインの巻き替えだけでなく、上下逆にする巻き直しやキズのチェックにもぽん付けリールシートは大いに役立ちますよ。
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