フィッシングプライヤーおすすめ12選【オフショア編】

いろいろ

フィッシングプライヤーにはいろいろな役割がありますが、オフショアゲームに求められるプライヤーはどんなもの? ここで検証してみましょう。

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この記事を作った人ヤップ!編集部
ヤップ!でオフショア情報を発信する人たち。編集長の大川直を中心にそれぞれに得意な分野について執筆&撮影して投稿。信頼できる情報を分かりやすく伝える! をモットーに活動中。

フィッシングプライヤーは工具から専用ツールへ

フィッシングプライヤーが魚の口からフックを外すためだけの道具だった時代のアングラーなら、ホームセンターで売っているラジオペンチを流用した記憶があるのではないでしょうか。

ラジオペンチは何の飾り気もない武骨な工具ですが、先が細くて糸を切るカッターも付いていて、それなりに使いやすかったと思います。

現在のフィッシングプライヤーは、釣りに必要なさまざまな機能を装備したうえで、より使いやすく改良されたものがほとんどです。見た目も洗練されてスタイリッシュな製品が数多く市販されています。せっかく買うなら見た目にも機能にもこだわってみたいですね!

フィッシングプライヤーは何ができるの?

フィッシングプライヤーの基本的な役割はキャッチした魚の口からフックを外すことですが、それだけではありません。

先端がカギ状になっていて、スプリットリングを開き、フックを交換できる製品もあります。ラインカッターとしての機能を持たせているものも多く、もはやかも知れません。

フック外し、スプリットリングの着脱、ラインカッター、この3つがフィッシングプライヤーの主な役割と言って良いでしょう。

ほかにはスプリットショット(カミツブシオモリ)を潰したり、アルミのスリーブをかしめるための溝が切ってあるものもあります。曲がったフックを元に戻す際にも便利ですが、これらはどちらかと言えば特殊な用途。通常のオフショアゲームであれば、なくても困らない機能と言えます。

フィッシングプライヤー、機能以外のチェックポイントは?

オフショアゲーム用に必要な機能は上記の通り①フックを外す、②スプリットリングを開く、③ラインを切る、の3つですが、それらが備わっていれば十分というわけではありません。次に機能以外のチェックポイントを見ていきましょう。

海水対応の錆びない素材が大前提

オフショアでの使用を前提にするなら、錆びにくいことが絶対の条件。一般的な鉄製のラジオペンチを流用していた頃は、この点で苦労したアングラーも多いのではないでしょうか。ステンレスやアルミ合金など、錆びにくい素材を使用したものなら安心です。

ターゲットの口から確実にフックを外せるか

そのうえで①に関しては、ノーズの長さと強度もチェックが必要です。オフショアゲームではメバル・カサゴからマグロ類まで多様な魚がターゲットになり、それに応じて口の大きさや口吻の堅さもいろいろ。自分が狙うターゲットの口から確実にフックを外せるものでなければ使い物になりません。

スプリットリングを確実に開くことができるか

②も同様で、スプリットリングオープナーがその釣りで多用するリングに合っていることが大切。そうでなければリングを開くこともフックを交換することも出来ません。ここも必ずチェックしておきたいところですね。

ラインカッターはPEに対応しているか

③のラインカッターは、ナイロンやフロロはもちろんPEラインをカットできることが最低条件。とくに大物狙いのオフショアゲームではPEもショックリーダーも太いものを使うことが多いため、ヤワな刃ではすぐに刃こぼれして切れなくなってしまいます。ただし、PEライン専用のハサミを併用する方はこの限りではありません。

あとは重さや握りやすさ、力の入れやすさなどを実際に手にして確かめておけば完璧です。いろいろな釣りをやるのでどうしても1本に絞れない? そんな方は釣りの種類ごとに専用のプライヤーを持っておくのが正解。プライヤーはそれほど重要なツールと理解しておきましょう。

フィッシングプライヤー おすすめ12選

ライトゲーム向き小型モデル

ダイワ/フィールドプライヤー R130H

ステンレス鋼を素材にした、定番の小型軽量プライヤー。セミロングノーズでハリが外しやすく、スプリットリングオープナー、PEライン対応のラインカッターも付いています。小型ルアーをメインにした軽快なゲームにピッタリですね。

シマノ/ADプライヤー RH TYPE-F

ステンレス製の本体にゴム製のソフトグリップを採用した小型プライヤー。スプリットリングプライヤーは#1~#5のリングに対応し、ラインカッターはPEライン対応になっています。

がまかつ/スプリットリングプライヤー LE119

小型プライヤーのなかでもスプリットリングの開閉をとくに重視したノーズが特徴的です。サイズは15cmでステンレス製、対応リングは#3~#6で、もちろんPEラインOKです。エラストマー素材で滑りにくいグリップも評価高そうですね。

中型魚向きスタンダードモデル

ダイワ/アルミプライヤーα200HロックLG

ダイワ・アルミプライヤーα200Hロックのライトゲーム仕様。アルミ素材で自重135gと軽量なところが目を引きますね。プライヤーとしての機能も必要十分で、PEライン対応のラインカッターと#2~#7に対応するスプリットリングオープナー機能を搭載。近海のジギングやキャスティングでオールラウンドに使えるアイテムと言えるでしょう。

ダイワ/ステンコアプライヤー

ステンレス素材の堅牢な造りと、フッ素塗装による錆びにくさが特徴のプライヤー。PE対応のラインカッター、口の大きな魚にも使いやすいロングノーズ仕様のほか、手になじみやすいグリップ形状や滑りを防止するセーフティトリガーなど、随所にこだわりが見られます。アイテムは#3~#7のスプリットリングに対応する190Hと、#5~#9に対応する220Hの2タイプ。

プロックス/ハイブリッドステンレスプライヤー PX936MR

カラフルなデザインが目を引くプロックスのハイブリッドステンレスプライヤーは、その名の通り先端部にステンレス、本体にアルミニウムを採用しています。スプリットリングは#3~#6に対応し、ラインカッターはタングステン製でPEラインも難なくカットと、近海のゲームに必要な要素はほぼ満たしています。MRのほかロングノーズのLサイズもあり、いずれもカラビナ付きのスパイラルコードとホルダーが標準装備されています。

カハラジャパン/6.5インチ ヘビーデューティーアルミプライヤー

軽量のアルミ合金ボディとステンレス製の先端部で強度と軽さを両立。手ごろなサイズ感はさまざまなゲームに活躍してくれそうですね。もちろんPEライン対応のラインカッターとスプリットリングオープナーも付いています。専用ホルダーと落下防止のスパイラルコードも標準装備。

ビッグゲーム向きヘビーモデル

スタジオ・オーシャンマーク/オーシャンプライヤーズ OP165HP

ビッグゲーム用イクイップメントでは定評のあるスタジオ・オーシャンマーク製プライヤー。同社のトラックスプリットリング対応のプライヤーとして開発された製品ですが、一般的なヘビースプリットリングにもバッチリ対応。操作性を追求した各パーツ、PEラインも簡単にカットできるステンレス製カッター、ラインシステム作成のときにラインを傷つけない配慮を施したグリッププレートなど創意工夫にあふれた逸品。極厚アルミ板材から削り出したフルマシンカットアルミボディは丈夫で長持ち。所有欲も満たしてくれる上質なプライヤーです。

ダイワ/アルミプライヤーα200HロックBG

ダイワ・アルミプライヤーα200Hロックのビッグゲーム仕様。アルミ素材で軽く、PEライン対応のラインカッターと#5~#11の大型リングに対応するスプリットリングオープナー機能を搭載。ヘビージグや大型プラグを多用するビッグゲームに使ってみたいアイテムです。

シマノ/パワープライヤー CT-561P

錆に強いフッ素加工済みのステンレスを使用した強力なプライヤー。PEラインもスパッと切れるギザ刃のラインカッターはキレ味抜群、スプリットリングは#5~#11までOKです。シンプルながら信頼性は抜群、大型魚を狙うアングラーはぜひチェックしてみてください。

オーナー/GP2 (ゲームプライヤー2)

剛性感と武骨さが持ち味のパワーゲーム専用プライヤー。スプリットリング#5~#9に対応するGP2-50と、#7~#11に対応するGP2-60の2タイプがあります。先端部にはステンレス、本体素材には高強度アルミニウム合金を採用していて、肉厚でタフな造りながら130gと軽量なところもポイントが高いですね。ラインカッターはもちろんPE対応、ハンドルにはラインシステムを締め込むためのフックを装備するなど細部へのこだわりにも唸らされます。

カハラジャパン/7インチSPヘビーデューティーアルミプライヤーPLUS

近海の青物狙いからビッグゲームまでを想定したアルミ製のヘビープライヤー。先端部にはテフロン加工を施したステンレス、本体には錆に強い超軽量アルミニウム合金を採用しています。80lb~400lbのスプリットリングを開くオープナーとPEラインもサクッとカットするタングステンスチール製のカッターを装備している点もヘビーデューティー感を実感します。

まとめ フィッシングプライヤー選びはこだわり抜くべし!

フィッシングプライヤーはいろいろな役割を持つ重要なタックル。ロッドやリールと同じように、しっかりこだわって選びましょう。購入の際はその釣りに適したアイテムを選ぶのが鉄則。ひとつですべてをカバーするのではなく、釣りものごとに専用の1本を持っておくのが理想です。

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