フィッシンググローブおすすめ16選【オフショア用】

手の保護、危険回避や防寒など、釣り人なら誰もがお世話になっている釣り用グローブ。オフショアゲームで求められる条件とおすすめアイテムをピックアップしてみましょう。

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この記事を作った人ヤップ！編集部
ヤップ！でオフショア情報を発信する人たち。編集長の大川直を中心にそれぞれに得意な分野について執筆＆撮影して投稿。信頼できる情報を分かりやすく伝える！　をモットーに活動中。

フィッシンググローブを使う目的

一般的にグローブと言えば、防寒対策のひとつとして寒い季節に使うことが多いイメージがあります。

でも釣り用として見た場合は季節を問わず重要なグッズですよね。皆さんはどんな目的でグローブを使っていますか？

釣りにおけるグローブの一番の役割は、グリップ力を高めてロッドをしっかり握り込むこと。しっかり握り込めるということは、キャストからランディングまで一連の動作をより少ない力で行えるということ。それだけ疲労も少ないってことですね。ヘビーなタックルを使うパワーゲームほど、この違いが明確に出ます。

ケガのリスクを減らしたり、手を保護したりするのもグローブの大切な役割です。オフショアゲームで使用するタックルは相対的にゴツイものが多く、ロッドやリールはもちろん、ラインやフックも太く大きなものが多くなります。それらを扱う際の手や指の負担を軽減するという意味でも、グローブはとても役立ちます。マグロ、ヒラマサ、カンパチ、GTといったビッグターゲット狙いでは必需品とも言えるでしょう。

ほかにもヒットした魚を押さえたり、船縁のレールをつかんだり、なにかとハードなのがオフショアの釣り。防寒や暑さ対策といった一般的なニーズのほかにも、様々な機能が求められるのです。

フィッシンググローブ選びのチェックポイントー素材

オフショア用のグローブを選ぶ際に、必ずチェックしておきたいポイントとは何でしょう？　上記の使用目的を考えれば、何をさておいても素材の質や耐久性は無視できない要素/span>です。

フィッシンググローブの代表的な素材は、革、ネオプレン、フリース、ナイロンなど。革には天然のものと合成皮革がありますがここでは区別せずに進めます。

革製のグローブは耐久性と適度な柔らかさを併せ持ち、使っているうちに手になじんでくるのが特長。力の掛かる部分を二重にして補強したり、滑りやすい部分をエンボス加工にするなど多くの製品が販売されています。

ネオプレンとフリースは防寒を兼ねた冬用のアイテムがメイン。

とくにネオプレンは耐久性や防風・防水性も兼ね備えており、近年とくに注目されている素材です。チタンコーティングを施したものは保温性も高く人気があります。

フリース素材は耐久性や滑りにくさ、防水性など個々の要素では他の素材に一歩譲りますが、肌触りのよさと保温性は抜群。防水透湿のフィルムをサンドしたり、手のひらに合成皮革を貼って滑りにくくしたりした製品もでています。防寒を第一に考えるなら選択肢に入れておくべき素材です。

ナイロン系の素材は薄手で軽く、おもに夏場の釣りに重宝する素材。UVカット機能を持たせて紫外線対策を狙ったものや、メッシュ素材で通気性を重視したものなど、特徴を活かした製品が多数見られます。

これらの素材を組み合わせたハイブリッド的な製品も人気です。通気性や伸縮性を優先したい手の甲側にはUV加工のナイロンやメッシュ素材を用い、滑りにくさを優先したい手のひら側には合成皮革を採用したものなどは実際に使い心地も良さそうですね。

フィッシンググローブ選びのチェックポイントーデザイン、サイズ、耐久性

素材の次にチェックしたいのがデザイン。なかでも指のカットデザインは釣りのしやすさに大きく影響します。釣り用グローブでは5本すべてが揃ったフルフィンガータイプ、親指・人差し指・中指の3本をカットしたタイプ、5本すべてをカットしたタイプの3種類があります。

3本カットタイプと5本カットタイプはノット作成などの細かい作業がやりやすく、カウンター付きのリールやスマホ等を操作する場面でも重宝するため、ライトゲームにもってこい。

フルフィンガータイプは細かい作業には向きませんが、指の保護やグリップ力といったグローブ本来の機能には優れており、パワーゲームに向いた造りと言って良いでしょう。

このほか、ヘビーな使用が想定されるゲームでは耐久性も重要なポイント。素材の厚さや力が加わる箇所の補強など、しっかりした造りになっているかどうかを確認しましょう。

最後に肝心のサイズ感ですが、緩すぎるものは力を入れたときにズレたり滑ったりする恐れがあります。購入の際は実際にはめてみて、できるだけピタリとフィットするものを選んでください。

オフショア用フィッシンググローブ　おすすめ16選

フルフィンガータイプ

バリバス/ファイティンググローブ マックス　VAG-27

マグロ・ヒラマサ・GT・カンパチといった大型魚相手のジギングやキャスティングにおすすめのアイテム。手のひらから指の第二関節まで人工皮革でロッドの保持およびグリップ力は抜群、人差し指は素材を二重にしてキャスト時の耐久性を増しています。ストレッチ性に富んだメッシュ素材の甲側も相まってグリップがしっかり決まってくれそうですね。

シマノ/オシア　タフグローブGL-011V

レザーを用いた本格的なフィッシンググローブ。手のひらには滑り止めと指先の補強がなされ、みるからに本格派という雰囲気を醸し出していますね。本革性のグローブをお探しのアングラーはぜひチェックしてみてください。

ダイワ/オフショアレザーグローブDG-7324

フィット感を重視したオフショアパワーゲーム用フルフィンガーグローブです。素材は甲側にポリエステル、合成皮革、クロロプレンゴムを使用し、手のひらは合成皮革に牛革の補強が施されています。

パームス/ソルトゲームグローブ

青物狙いのジギングや大型ルアーを用いたキャスティングに照準を当てたフルフィンガータイプ。手の甲は伸縮性・通気性・速乾性を重視したメッシュ素材とし、手のひら側は耐久性やしなやかさに優れた合成皮革を採用しています。フィット感やグリップ性能はもちろん、おしゃれなデザインと色遣いがそそりますね。

双進/RBBタイドゲームグローブ

甲の部分にポリエステルメッシュ素材、手のひらには人工皮革を使ったフルフィンガータイプ。指先は牛革で補強してあるので、キャスティング時やサミング時も安心して使えそう。手首部分はオリジナルのストラップベルトでしっかりホールドできる仕様になっていますね。

MAZUME/ライトグローブ ウィンター MZGL-F740

甲側にはポリエステル100％の起毛素材を使用して暖かさと手になじむ伸縮性を確保。手のひら側はハニカム状のシリコンプリントを施してグリップ性と耐摩擦性を高めています。冬場を中心に、真夏以外の3シーズンに対応するグローブです。

オーナー/フィッシンググローブ ゲーム

手のひらにノンストップシリコンをプリントし、ホールド力を高めた本格派。吸汗性・速乾性・引っ張り強度に優れたドライ素材のほか、素早い脱着を可能にするロングスリットデザイン、手首の動きを妨げないショート設計にもこだわりを感じます。S・M・L・LL・XXLの5サイズ展開。

パズデザイン/オフショアグローブレザー　PGV-033

甲側はポリエステル100％、手のひら側は合成皮革を採用し、人差し指と親指はカンガルーレザーで感度と強度をプラス。また、手のひらにはニューパワーグリップを搭載し、濡れるほどにグリップ力が増加。飽きの来ないデザインも相まって、オールシーズン使えそうなグローブです。

指3本カットタイプ

ダイワ/ゲームグローブDG-8023

感度にこだわり縫い目のない1枚生地で仕上げたグローブ。グリップ力と手から伝わる感度を重視するルアーゲームを意識した設計になっています。4色展開でサイズもM～2XLまで4サイズ揃っているので、自分にピッタリのものを見つけてください。

ダイワ/アイスドライパッド付グローブ　DG-2023

ひんやりとした肌触りのアイスドライパッド付グローブ。手のひらには薄手の合成皮革を使用し、グリップ力を高めています。水濡れや汗による蒸れも軽減する加工も施され、ハイシーズンに活躍してくれそうです。

シマノ/ゴアテックスウィンドストッパーフリースグローブ3　GL-031W

保温性のみならず防風性と透湿性にも優れたゴアテックスウィンドストッパー🄬フリースを採用したグローブ。指3本カットで細かい作業も支障なくこなすことができます。また、手のひらにはウルトラスエードの補強を施し、耐久性と滑りにくさを高めています。

バリバス/ドライグローブ

冷感機能と吸水速乾機能を備えた素材を使用した3本カットタイプのグローブ。手のひらには負荷を軽減するクッションパットを採用し、握り込みやすくなっています。夏場を中心にハイシーズンのジギングやキャスティングで使ってみたいですね。

指5本カットタイプ

メジャークラフト/UVカットサマーグローブ

ドライ素材ポリ・スパンテックスを採用し、速乾性に優れる5本カットタイプ。薄手でさらりとした肌触りでありながら手首までカバーする長さがあり、手のひらと人差し指部分には補強が施されています。夏を中心に、暖かいシーズンのライトゲームにおすすめです。

ダイワ/防寒ライトグリップグローブ　DG6323W

手の感度を生かすため縫い目のない1枚の生地を使用した5本カットタイプ。手の甲側には保温性の高いアルミコーティングのクロロプレーン素材、手のひらにはグリップ力と耐久性に優れた合成皮革を使っています。細かい作業もしやすそうで、秋から早春の近海ジギングで使ってみたいグローブです。

MAZUME/ライトグローブ4本カット

一見すると5本カットタイプに見えますが、実はキャスティングに使う人差し指のみ保護する珍しい4本カットタイプです。本来はショアジギング専用設計とのことですが、船からのキャスティングにも需要があるかも？と思いピックアップしてみました。

パームス/クィックフィットネスグローブ

ライトソルトゲームからトラウトゲームまでいろいろな釣りにマッチするおしゃれな5本カットタイプのグローブ。カットされた5本の指には脱ぐときに重宝するプルオフタブが装備されています。素手感覚の軽快な使い心地は、SLJやアジングなどライトラインを駆使するゲームでも活躍してくれそうです。

まとめ　オフショアではフィッシンググローブは必需品

オフショアゲームにとってグローブは必需品。一般的な防寒や紫外線対策を抜きにしてもなくてはならないアイテムです。購入の際には素材、強度、指のカット本数などが自分の釣りに適しているかどうかを見極めるのはもちろんのこと、実際に手に取ってフィット感を確認することが大切ですね。

きちんと手になじむグローブを選び、釣りの効率を高めると同時に疲労の軽減も狙っちゃいましょう。