スナップおすすめ12選

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スナップは素早いルアー交換を可能にする、オフショアゲームでも便利で頼もしい相棒です。ここではオフショアでの使用を前提に、スナップを使うメリットや選ぶポイント、おすすめ製品を紹介しましょう。

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この記事を作った人ヤップ!編集部
ヤップ!でオフショア情報を発信する人たち。編集長の大川直を中心にそれぞれに得意な分野について執筆&撮影して投稿。信頼できる情報を分かりやすく伝える! をモットーに活動中。

スナップとは? 

スナップはフック状になったワイヤーで、ラインやリーダーとルアーをつなぐ接続金具です。

オフショアの釣りでは基本的にライトゲームで使われることが多い接続金具です。利便性は高い金具ですが、GTやマグロ、ヒラマサなどを狙う釣りで使うには強度面での信頼性が足りません。

あくまでもライトゲームを前提に利便性を優先して使うことをおすすめします。

ちなみにスナップはルアー釣りだけでなく、エサ釣りでも仕掛けの接続などで幅広く使われています。

スナップを使うことによるメリットとデメリット

スナップを使うとメリットだけでなくデメリットも生じます。

ワンタッチでルアーを交換できるため、いちいち面倒なノットを施す必要がなく、揺れる船上でも素早くルアーチェンジを行えることが一番のメリットです。

スナップを使うことでルアーの動きが自由になるので、リーダー直結で固く締め込んだ場合と比べ、ルアーアクションがよくなるというメリットもあります。

ほかにも魚の鋭い歯からリーダーを遠ざける効果(ほんの1cmでも大きく違いが出るときもあり)や、スイベル付きで糸ヨレを防止する効果など、いろいろなメリットがあります。

デメリットもあります。

それはスナップの品質によっては開いてしまうものがあること。まっすぐに引っ張ればなかなか開かないスナップも、イレギュラーに力が掛かると簡単に開いてしまうものもあります。

スナップ自体の開け閉めを繰り返すことでワイヤーが少しずつ劣化することもデメリットです。

さらに結びっぱなしにすることが多いため、結び目が弱ってきたり、ラインやリーダーの劣化のチェックを怠りがちになってしまうことも短所です。

品質の優れたものを選び、こまめにラインやリーダーをチェックする癖をつけ、スナップが伸ばされたり、結び目が切れたりするトラブルを未然に防いでくださいね。

スナップの形状はさまざま

スナップの形状はさまざまです。強度の低いものから強い順に並べると、

・フックの先端がストレートのタイプ。

・シンプルにフック状の先端を引っ掛けるタイプ。

・より強度を増し、開きにくくするために絡めるように引っ掛けるクロスロックタイプ。

・スプリットリングを応用したようなタイプ。

一番最初の先端がストレート形状の簡便なタイプは避けましょう。エサ釣りで使われることが多いタイプですが、オフショアの釣りでは強度&安定感が足りません。使っていると必ず後悔することになります。

最後のタイプは値段が高いものが多いですが、交換のしやすさ、強度のバランスが高い最先端タイプ。万全を期したい方はこのタイプの購入も、ぜひ検討してみるとよいでしょう。

最終的には釣りの特性を考慮して、利便性に対する強度、開にくさのバランスを考慮して選ぶとよいでしょう。

スナップの材質はステンレスがおすすめ

スナップのワイヤーには素材や線径(太さ)がいろいろありますが、オフショアゲームの場合はステンレス製で線径の太いものを選んでおけば間違いないでしょう。

ステンレスのほかには真鍮やニッケルも素材として多く使われています。

素材は製品パッケージやカタログに明記されている場合がほとんどです。

線径は#3、#5といった数字で表され、強度も25kg(55lb)というように併記されているので、自分の釣りに適した強さをひと目で選ぶことができます。

強度が足りないと一瞬で伸ばされてしまうので、ここはしっかりチェックしましょう。

スナップにヨリモドシは付いていたほうがいい?

スナップにはスナップ単体のものと、スイベル(ヨリモドシ)がセットになったものがあります。

前者はスナップのみなので糸ヨレに関しては対応していません。いっぽうスイベル付きは糸ヨレ防止の機能があるので、回転しやすいルアーを多用するならこちらを選ぶのも一手。

スイベルは回転性能が高いボールベアリング内蔵のものが基本です。

スナップの色は釣果に関係ある?

スナップにはぴかぴか光るゴールドやシルバーを基調にしたものと、目立たないブラックなどを基調にしたものがあります。

この二つの違いで釣果に差が出たりするのでしょうか? 答えはNO、とも言い切れませんがYESとも言い切れません、というところです。

オフショア用スナップ おすすめ12選

数あるスナップのなかでも、オフショアゲームに適したものを選びました。ぜひ参考にしてみてください。

スナップ単体

スタジオ・オーシャンマーク/オーシャンスナップ

ルアーの着脱を繰り返しても強度劣化が少なく、交換も極めてスムーズな、とても優れたリング形状の接続金具。サイズも#3S(11kg・25lb)~#8(97kg・214lb)まで6サイズ揃っていて幅広いニーズに応えてくれます。ガンメタカラーのGMもあり。

マリア/ファイターズスナップ

ルアーの泳ぎを出しやすいラウンド型の先端形状を採用したクロスロックタイプのスナップ。リーダーを結ぶ側は若干細めにデザインされているので結びのセンターも決めやすそうです。アイテムは#000(33lb)から#2(110lb)の4アイテムがあります。

オーナー/クロスロックスナップ

スタンダードかつ強力なクロスロックタイプのスナップ。リーズナブルな価格ながら安心感も十分なソルトウォーター仕様です。アイテムは00号(24kg・50lb)から4号(75kg・165lb)まで6サイズを展開。

BKK/ファストスナップ

高品質のステンレス素材を使い、強度と弾力を両立したスナップ。滑らかな表面処理も特徴的です。サイズ展開は0(13lb)~4(80lb)まで。

ダイワ/SWスナップ

強度が高く、激しいルアーアクションにも耐える太軸ステンレスワイヤーを採用した万能型のソルトウォーター用スナップ。

ルアーの動きの自由度が高い幅広のフック部と、リーダーを結びやすい細身のトップ形状もポイント高いですね。サイズはT1(65lb)~T4(75lb)の4サイズ。

バレーヒル/クロスロックスナップ

使いやすく強度もしっかりした一般的なクロスロックタイプ。ライトキャスティングやライトジギング向きで、オフショアゲームには強度60lbの#2などがおすすめ。

フィッシングファイターズ/鉄腕スーパーSUSスナップ

小型・シンプルな形状でありながら通常のスナップの2倍の破断強度を誇り、タックルをワンサイズコンパクトにまとめることが可能なスナップ。

強度は#0が65lb、#1が90lb、#2が100lb、#3が120lbに設定されています。

スナップ&スイベル

オーナー/スイベルP-08 ストロングスナップボールベアリング

オフショアゲームのビギナーにもおすすめのスタンダードなスイベル付きタイプ。サイズも0号(10kg・22lb)~4号(52kg・120lb)まであってインショアゲームからオフショアまで幅広い釣りをカバーしてくれそうです。

ジャクソン/ボールベアリングクロスロックスイベル

汎用性とコスパが魅力のスタンダードなスナップスイベル。サイズ展開は#0(8kg)~#3(33kg)で、オフショアゲームのなかでもライトカテゴリーにピッタリ合いそうです。

スタジオ・オーシャンマーク/オーシャンスナップBB

定評のあるオーシャンスナップにNTスイベルBBパワーをプラスしたボールベアリングスイベル付きスナップ。これはもう文句なしでは? アイテムも豊富でライトゲームからビッグゲームまですべてを網羅しています。

下田漁具/BBサルカンファーストロック付

大物釣りでファンが多い下田漁具のボールベアリング入りスナップスイベル。とにかく頑丈な造りは圧倒的パワーの大物を狙うアングラーにピッタリ。アイテムも豊富に揃っています。

ヨーヅリ/HPトローリングスナップNi

ニッケル素材でシンプルな形状のスナップスイベル。1号~8号まで幅広いラインナップが揃っています。

まとめ オフショア用スナップは強度優先で選ぶ

スナップはあれば便利なパーツですが、強度不足のものや、金属疲労が蓄積したものではかえって釣果を落としてしまいます。

また、糸ヨレの出やすい釣りではスイベル付きを使うなど、目的に応じたチョイスも必要ですね。

購入の際は自分の釣りに適した強度があることを最優先に、ルアーの接続のしやすさや確実なホールド性といった要素をよく吟味して選ぶようにしましょう。

使用の際には結び目のこまめな点検を行い、劣化したスナップを交換することもお忘れなく。

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