スロージギングの釣果を左右するのは、ジグの動きだけではありません。実は「フック」こそが、ターゲットを確実に仕留めるための最重要パーツ!といっても過言ではありません。エキスパートほどフックに配慮しているものです。そこで本記事では、スロージギング用アシストフックの基礎知識から厳選のおすすめ製品まで、バッチリ紹介します。ぜひご自身のスロージギングにお役立てください。
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スロージギング用アシストフックとは?前後4本針で確実に掛けるシステム
スロージギングでは、ジグのフロント(頭側)とリア(尻側)の両方にツインのアシストフックを装着し、計4本の針で魚を迎え撃つスタイルが一般的です。
当初の発想はジャーク時やフォール時のジグの姿勢とスピードを整えるために前後2本ずつセット、状況次第でチェンジする、というものでした。
また、スロージギングではフォール中のバイトが多いため、どの方向から食ってきても、たとえ口の外側からでも絡め取るように掛ける狙いも重視されています。
ベストなジグの動きを引き出すため、かつ深場やタフな状況でも確実にフッキングに持ち込むための、非常に戦略的なセッティングといえるでしょう。
ただし、マグロやカンパチやヒラマサなどの大型青物、巨大根魚を狙う場合はシングルフックをフロントやリアに1本、もしくは前後に1本ずつ、というセッティングが基本。
やり取りでのコントロール性を重視するためです。前後に掛けるとやり取りが大変ですからね。前後にセットして1本はハリ先を曲げ込んで掛からないようにするエキスパートもいます。
釣果に直結!ベストなスロージギング用アシストフックを選ぶコツ
使用するジグに合わせたベストセッティングを決めるため、ビッグワンを仕留めるためのベストなアシストフックを選ぶための予備知識を紹介します。
ジグの太さに合わせて「フックのゲイプ幅」を決める
最も重要なのは、フックがジグのボディに抱き着かないことです。
針先から軸までの幅(ゲイプ)がジグの厚みより広くないと、フックが抱き付きやすく、魚が食った際にハリ掛かりしません。
使用するジグの太さを基準に、フックがジグに絡まないサイズを選ぶのが基本です。
これが合っていないと、どんなにアタリがあっても空振りに終わります。
フック同士の干渉を防ぐ「アシストラインの長さ」
フロントとリアのフックが、ジグの中央付近で重なり合わない長さにするのが鉄則です。
フック同士が絡んでしまうと、ジグの動きが死ぬだけでなく、魚が掛かるチャンスを完全にロスしてしまいます。
ジグの全長に対し、前後それぞれのフックが全体の1/3程度をカバーし、中央に隙間ができる長さを目安に調整しましょう。
また、アタリがあっても掛からないというときはアシストラインの長さを変えてみることをおすすめします。そのときどきの捕食の仕方に対応できるだけでなく、ジグの動きも変わるので、結果が大きく変わることも珍しくありません。
ターゲットの口の形や捕食方法を考慮してフックの形状を決める
吸い込む力が弱い、あるいは口が硬い魚には、貫通性能に優れた「細軸・長テーパー」の形状が有利です。
逆に、青物のように吸い込む力が強く、激しく首を振る相手には、ホールド力の高い「丸型」や「シワリ型」が向いています。
狙う魚の種類に合わせて、掛かりの速さとキープ力のどちらを優先するかで形状を選び分けます。
フォール中のバイトを誘発する「ティンセル・フラッシャー」の有無
フックに魚の皮や光る素材(ティンセルなど)が付いたタイプは、フォール中にフックを独立してアピールさせたい時に有効です。
ベイトが小さい時やプランクトンパターンでは特に効果を発揮します。
ただし、潮の抵抗を受けやすくなるため、ジグの動きにキレを求める時はシンプルなタイプを選ぶなど、状況に応じた使い分けが肝心です。
逆にキレのない動きを出すためにティンセル・フラッシャー付きのフックをセットする、という考え方もありです。
激しい根掛かりや大物に対応する「素材と強度」
深場や根周りを攻めるスロージギングでは、フックの強度と防錆性能が問われます。
大物とのパワーファイトを想定するなら太軸が安心ですが、細軸の方が貫通しやすくなります。
最新のコーティング技術で摩擦を抑え貫通力を向上させたモデルや、巨魚にも伸びにくい高硬度素材など、フィールドの環境に合わせて選びましょう。
スロージギング用おすすめアシストフック18選!
おすすめ製品を集めました! 選択の際にはぜひ参考にしてください。
ライトカテゴリー
対象魚は サクラマス、マダイ、タチウオ、小型青物、中深海の各ターゲットなど。 特徴は、細軸で貫通力を重視したタイプが多いことです。ミドルカテゴリーと重複するアイテムも含まれます。
がまかつ (Gamakatsu) / ショートスナイパーダブル
ライトなスロージギングで真価を発揮するダブルフック仕様。
ショート設計のラインがジグとの一体感を高め、小さなアタリも確実にフッキングに持ち込みます。
貫通性能に優れた針先と適度な太軸設計により、不意の大物にも対応可能。
ラインナップは#2から2/0の4アイテムが揃います。
ダイワ (DAIWA) / ソルティガ ライトアシストフックツインSS中深海スロー
驚異の貫通力を誇る「SaqSas(サクサス)」加工を採用。フッ素コーティングにより、従来比で貫通力が最大20%アップしています。
中深海スロージギングにフォーカスした専用仕様。
フックサイズ、アシストラインの長さのバリエーションが豊富な点もポイントが高いですね。
ヴァンフック (VANFOOK) / ジゲン ショートツイン JST-44
近海ライトジギングのスタンダードツインフック。
スモールシルエットのジグに最適なショートライン仕様で、ジグのセンター付近にフックポイントを配置できます。
カツイチ (KATSUICHI) / デコイ DJ-88 ツインパイク
多くのジギングファンに愛される「パイク」フックを使用した超定番ダブルアシスト。
細軸&ワイドゲイプのDJ-88は汎用性が極めて高く、さまざまなターゲットに対応。
迷った際の一手として間違いのないロングセラー製品です。
メジャークラフト (Major Craft) / ゾック デュアル フック
フックのスレッド部分の根元を高硬度樹脂で固めることにより、軽量化、水抵抗の軽減、耐久性の向上を実現。吸い込み性能が格段に向上しています。
デュアル(ダブル)仕様はターゲットを面で捉え、フォール中のバイトも確実にフッキング。コストパフォーマンスに優れながら、プロ仕様の性能を誇るアシストフックです。
ミドルカテゴリー
対象魚はブリ(ワラサ)、サワラ、ハタ類、中型青物など。 特徴としては汎用性が最も高く、強度と刺さりのバランスが取れたモデルが中心です。ライト、ヘビーカテゴリーと重複するアイテムも含まれます。
がまかつ (Gamakatsu) / アシストフック 鎌斬
スロー系ジギングに特化したショートシャンク&ワイドゲイプ設計のフックです。
ハリ立ちの速さが特長。適度な張りを持つ中芯入りのアシストラインがフッキング、絡み防止に貢献しています。
ジグの動きを妨げない軽量さと、不意の大物とのファイトにも耐えうる高強度を両立したテクニカルモデルです。
がまかつ (Gamakatsu) / アシストフック 貫 480 ダブル
強度と耐久性を極めた「貫」シリーズのダブルモデル。
超高強度ライン「アシスト480」を採用し、10kgを超える青物や大型根魚とのパワーファイトを前提に設計されています。
過酷なソルト環境下でも鋭い貫通力を維持。シングル仕様もラインナップされています。
オーナー (OWNER) / JT-27ジガーライトツインシワリ
ジギングフックの定番「シワリ」形状を採用、スロージギングにフォーカスした軽量ダブルモデルです。
触れれば掛かる鋭敏なポイントと、一度掛かればバレにくいホールド性能が魅力です。
軽量設計によりジグの水中アクションをよりナチュラルにしてくれるフックです。
ヴァンフック (VANFOOK) / ジゲン ロングツイン (JH-10ベース)
ロングジグに対応する長尺アシストライン仕様。
フロロカーボンラインを中芯に挿入したアシストラインは、適度な張りとしなやかさを兼備。
採用されているJH-10フックは鋭い貫通性能を持つ逸品です。
ジグへの絡み付きを防ぎながらも、ラインの遊びを活かしたナチュラルな吸い込みを実現し、スレた魚にも口を使わせます。
ゼスタ (XESTA) / Wクロウスローチューン コンプリート
スロージギングに特化し、前後セットでの使用を前提にチューニングされたモデル。
フロロカーボンラインをコアにしたことで適度な張りを得ているピンクのPEアシストラインが不快なトラブルを激減。
フックは掛け乗せ双方で定評のあるKINRYU製スズ小ダイ針を使用。コンプリート設計のため、パッケージから出してすぐに最適なバランスで使用可能です。
根掛かりを抑えつつ魚を絡め取る、実釣性能重視のアシストです。
スタジオオーシャンマーク (STUDIO OCEAN MARK) / プレミアムフック 青技
「青物を技で釣る」、そんな思いを名前に冠した、職人魂が宿る高機能フック。
貫通力を増大させるロングシャンク仕様に加え、独自のベンド形状により、魚の口を貫いた後の保持力が非常に高く、バラシを劇的に軽減します。
エキスパートアングラーから絶大な支持を受ける、まさにプレミアムな一本です。
シーフロアコントロール (SEAFLOOR CONTROL) / JAMアシストフック
スローピッチジャークのエキスパートが提案する、至高のスロージギング専用フック。
独自の高硬度素材により、極細ながら圧倒的な強度と刺さりの良さを両立しています。
フックサイズ、アシストラインの長さの選択肢も多彩。
集魚効果が高いとされるこだわりの赤色アシストラインを採用した、スロー専用アシストフックの完成形です。
ジャッカル (JACKALL) / バンブルズジグ スローフック
バンブルズジグ専用設計として開発された、スローピッチ対応アシストフックをスペアパーツして購入できるフックとして製品化。
オリジナル仕様に加えロング仕様も用意。2アイテムからセレクトできます。
初心者でも扱いやすく、セットするだけで理想的なバランスを実現する安心の設計です。
ヘビーカテゴリー
対象魚は大型カンパチ、マグロ類、10kg超の青物など。 特徴は、極太軸、超高強度アシストラインを採用。シングルアシストフックパターンが中心になります。
がまかつ (Gamakatsu) / アシスト 62 バーティカルヘビー
深場や激流エリアでの使用を想定、大型魚にフォーカスしたヘビーデューティーモデル。
太軸&平打ち加工を施したフックが巨大な負荷を受け止め、ターゲットの顎を確実に貫きます。
垂直方向への入力効率を追求した形状で、ロングジグとの相性も抜群。
サイズは5/0~7/0。近海のブリから遠征のカンパチ、マグロやハタ類まで、信頼の一本を求めるアングラーに支持される剛健なアシストです。
オーナー (OWNER) / JS-43 ジガーヘビーマグロ アシスト
対マグロを想定したエクストラヘビー仕様。
使用しているツナフックは硬い骨にも刺さり込む貫通性能と長時間のファイトにも耐える高強度を追求。
アシストラインは最強組糸のザイロンをロングでセット。
推奨ターゲットに20~100kgのマグロ類、推奨ドラグを7~15kgに設定した、まさにツナ専用のアシストフックです。
ヴァンフック (VANFOOK) / ジゲングリッピー 4ブレイズアシスト
高い評価を得ているジゲングリッピー(JH-40)を使用した大型青物、近海マグロ対応のシングルアシストフック。
フロロカーボン芯糸内蔵PEアシストラインを4本編みにした「4ブレイズ」ラインを採用。柔軟性と強度が共存する大物用アシストフックです。
圧倒的な強度を誇りながら、自然なジグの動きを妨げない設計です。
ゼスタ (XESTA) / PPJテーパーアシスト
引き抵抗を極限まで軽くした、テーパー形状に折り返したアシストフックシステム。
テーパー状に編み込まれたアシストラインはチモトに固定されず自由度をアップ。大型魚に対する確実なフッキングとホールド性能を約束します。
大型魚狙い、パワーが求められるスロージギングでのマストアイテムです。
シービーワン (CB ONE) / EXアシストフック
中型マグロ、大型青物を想定した、強さと鋭さを兼備するシングルアシストフック。
軽量化と貫通バランスを追求したタタキ仕様は、ジグの初速をスポイルすることなく、魅惑的なアクションの演出をサポートします。
煌めきを抑えたステルスブラックカラーも通好み。
まとめ:スロージギング用アシストフック選びを極めて、より理想の釣りを実現しよう
スロージギングにおいて、フックは単なる消耗品ではなく、ジグとアングラーを繋ぐ最初で最後の砦です。
サイズ、アシストラインの長さ、形状、アピール力、強度などの要素をフィールドに合わせて最適化すれば、ショートバイトを確実にモノにできるようになります。
細部までこだわり抜いたセッティングで、記録級の1匹を確実に手にしてください!

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