【ソルティガSJ 】清水一成&小中孝浩さんインプレッション!

ジギング

フルモデルチェンジして新登場! ダイワスロージギングロッドのフラッグシップモデル、ソルティガSJ。フィールドテスターの清水一成さん、小中孝浩さんがそれぞれに推す、「ここが凄いところベスト3!」をお伝えします。

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ソルティガブランドのスロージギングロッド最高峰、フルモデルチェンジしたフラッグシップモデルがソルティガSJだ。

ソルティガSJとはどんなロッド?

ソルティガSJとはどんなロッドなのか? 基本を整理しておきましょう。

ひと言でいえばダイワのスロージギングカテゴリー、ロッド部門のフラッグシップモデル。評価の高かった前作をさらにフルモデルチェンジした意欲作です。

前作の「軽量&ぶち曲げコンセプト」はそのままに、すべての要素をブラッシュアップ! とりわけアングラーの負担軽減と究極の水中の感度を実現したモデルとなっています。

ソルティガSJに採用された代表的なテクノロジーを簡単に紹介しましょう。

・AGS(Rフレーム):ブランク性能、感度を最大化する最新のガイドシステム。

・X45X:ネジレの発生を抑制し、反発力とハイパワーを実現するカーボンクロス。

・SVFナノプラス:、軽量性・感度・パワーを生み出すブランクス素材。

・ZERO₋SEATアクティブホールドトリガー:手に吸い付くような握り心地を実現した、ソルティガSJのために開発された専用リールシート。

これら最先端テクノロジーをこれでもか! 注ぎ込み、スロージギングという釣りに求められるあらゆる要素をつき詰めてデザインされたフラッグシップモデルが、ソルティガSJなのです。

清水さん自らシェイプデザインに参画したというリールシート&グリップ。疲労軽減はもちろん、持ち軽さにもつながっている。

清水一成さんの推しポイント①はグリップ&リールシート

清水さんがソルティガSJの推しポイントベスト3のうち、最初に挙げてくれたのは、グリップ&リールシートです。

ソルティガSJに採用されているのは専用設計のリールシート「ZERO₋SEATアクティブホールドトリガー」。専用シートの採用だけに留まらずグリップ周りすべてに関して、こだわり抜いた設計が施されているようです。

「新しいソルティガSJのリールシート、グリップは凄いですよ。1日釣りをしてみると分かると思いますが、手の疲れが全然違います。リールシートの径はこれまでのものより細くなっているので、大型のリールをセットしてもパーミング性能がよく疲れにくい。どこを触っても丸みを帯びているので痛くなるようなことがありません」

清水さん自身、デザイン画を書くところからスタート、3Dプリンターでマスターを形にして、8カ月間試行錯誤してチェック! 1日3時間握って、どこが当たるのか、痛みが出るのかをチェックした、というから熱の入れようが伝わってきます。

「グリップやリールシートは1日を通して触れる部分。それだけ疲労度にはすごく影響してきます。新しいソルティガSJは1日シャクっていてもほとんど痛みは出ません。多くの方に満足していただける形状になったと思っています」

AGSのガイドシステムとしてのクオリティの高さがソルティガSJの基本性能を引き上げることに大きく貢献している。(画像提供:グローブライド(株))

清水一成さんの推しポイント②はガイドシステム

清水さん推しの2番目のポイントはガイドシステム。ソルティガSJに搭載されているガイドシステムはAGS(エアガイドシステム)。フレームはRタイプです。

「ガイドリングにはチタンよりも硬い素材を使用、感度にも優れています。軽くて硬いのでガイドリングの径を前作より大きくできました。糸抜けもとても良いですよ」

「前作では少しガイドのフレームが曲がるようなこともあったんですが、今回のRフレームはほぼ曲がりません。重めのジグを背負わなければいけない状況下であっても、ねじれるような感覚がなく、しっかりしています」

「ブランクス性能も大きいですが、このAGSガイドのクオリティは感度アップに大きく貢献しています。数も増やしているのも感度アップには好影響。感度の塊のようなロッドなので、魚が寄ってくるのがよく分かりますよ」

べた褒めに近いコメントですね。

感度はこれまでで最高。さらに繊細さ、しなやかさを兼ね備えてもいるソルティガSJ。無敵だ。

清水一成さんの推しポイント③はブランクス

清水テスターの推しポイント、3番目はブランクス性能。いくら高性能な素材を使用していても設計の妙がなければロッドとしては機能しません。

「AGSは凄い感度をもたらしてくれる素晴らしいガイドシステムですが、搭載するとロッドが全体に硬くなってしまいがちなのが難点なんです。ロッドとして完成させるにはブランクスの性能で調整しなければいけません。硬くなりすぎず、しなやかさを保ちながらもジグを操作できる反発力を備えていなければならない。ここはとても難しい部分でしたが、高弾性カーボンのブランクスを採用することでなんとかクリアできました。繊細さ、しなやかさを兼ね備えてもいるので、凄くいいロッドに仕上がっていると思いますよ」

魚の寄りはもちろん、喰ってくる寄り方なのかどうなのか? ということまで分かるようになった、と小中さん

小中孝浩さん推しポイント①は感度!

清水さんとともにソルティガSJの開発に深く携わってきた小中さん。そんな小中さんが推しポイントとして最初に挙げたのは感度です。

「感度、ソルティガSJの一番凄いところはここですね。AGSの搭載が感度アップに大きく貢献しています。僕が意味するところの感度とは、魚がジグにどれくらいまで近づいたか、が分かるということです。いまは高性能なロッドが多いので、「当たった」「魚が寄った」というレベルでの感度の良さは多くのロッドがクリアしていると思います。魚が寄ってきた距離を具現化できる、という点が今回のソルティガSJの凄いところだと思います」

「使い込むことで魚が寄ってきたその先、実際に喰う寄り方なのか、喰わない寄り方なのか、ということまで分かるようになりました。結果、このロッドを使ってから予告ヒットがとても多くなったと思います。それだけ喰う寄り方が分かってきたということです。これまでのロッドとはレベルが違いますね。ぶっちぎりです」

ジグを動かすことも、止めることも可能。思い通りにジグを操作することができる、と小中さん。

小中孝浩さん推しポイント②は操作性!

小中さんが選んだ推しポイントの2番目は操作性の良さ、です。

「操作性の良さはとてもハイレベルです。ジャークして曲がったロッドが当たり前のように復元して返ってくる、ということはもちろん、ベンドの位置を自在に変えることで、ルアーの動きを止めたいときに止める、動かしたいときに動かす、ということができるロッドなんです」

「バットもリアの部分もすべてが力を受けて、しなやかに曲がってくれるので意図した動きを演出しやすいのが特徴です。細かい動きであればロッドティップだけでピンピンと動かせますし、ベリーまでしっかりジグのウェイトを乗せて曲げて、ロッドの反発力で動かすということも可能です。ジグを動かしたい、力を溜めて止めたい、などアングラーの意図通りに自在にコントロールできます」

疲れにくいことは集中力が持続することも意味する。当然、釣果アップにつながってくるはずだ。

小中孝浩さん推しポイント③は疲れにくさ!

3番目の推しポイントとして小中さんが選んだのは疲れにくさ。誰もがジギングロッドに望んでいる要素のひとつです。

「とにかく疲れないんです。ロッド自体の重量は前作に比べて数グラム単位で重くはなっているんですが、グリップ周りをはじめとした設計、太さ、大きさ、コルクの位置など、
すべてが考え抜かれています。さすが清水さん、という感じです(笑)。持ったときに手にかかる負荷が少ないので、軽い力でロッドを上げることができる。1日使っていても、本当に疲れは少ないですね」

「自重は少し重くなっても実際に使って感じる重さが本当に少なくなっています。数字を言わずに実際に持ってもらって、どちらが軽いですか? と聞いたら、ほとんどの人がNEWモデルのほうを選ぶと思います。それほどバランスの良さ、パーツの良さが際立っています。疲労度は明らかに減ると思いますよ」

まとめ 清水さん&小中さんともに自信満々の推しロッドです

いかがでしたでしょうか? 清水さん&小中さん、それぞれに切り口は異なれど、ともに同様の要素でソルティガSJの凄さをアピールしてくれました。

なによりも両テスターに共通しているのは自信満々、ということ。言葉のひとつひとつに、ぜひ使って欲しい、という思いが溢れているのが印象的でした。

製品のスペックなどはダイワさんのWEBサイトをチェックいただくとして、ここでは清水さん、小中さんおふたりのソルティガSJへのアツい思いと、実戦的な戦闘能力を感じていただけたら幸いです。


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ソルティガSJ 製品ページ(https://www.daiwa.com/jp/product/04q0eef

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