出典:ダイワHP
ダイワのハイスタンダードオフショアロッド『アウトレイジ』に、スロージギング専用と銘打たれた『アウトレイジSJ』が追加されました。どんな仕上がりなのでしょうか!! 探っていきましょう。
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アウトレイジSJとは
ダイワのアウトレイジSJは、同社のフラッグシップシリーズ・ソルティガSJの設計思想を受け継いで開発されたミドルスペックのオフショアロッドシリーズです。
開発コンセプトはハイスタンダード。ミドルスペックを超えるミドルスペック。このシリーズには、ダイワの最先端技術が惜しみなく投入されているほか、ソルティガと同じ製法が用いられていたり、高性能パーツを共有していたりします。アウトレイジSJは、かなり豪華な作りになっているのです。
アウトレイジSJでは高品質ブランクス素材を、ソルティガと同じ製法で巻き上げている
アウトレイジSJは、ソルティガSJで好評だった硬めのセッティングを踏襲しています。竿先から美しく曲がり込むカーブを基調としながらも、全体的には反発力を高めに設定しているので、メタルジグを操作しやすく、楽しい調子になっています。
ブランクスマテリアルには、HVFナノプラス(高密度HVFカーボン)を採用しています。HVHとはHigh Volume Fiberの略。レジン(接着剤)の量を減らすことで、カーボン繊維の密度を大幅に高めたマテリアルです。アウトレイジSJでは、軽いだけでなく、強度と粘りのある素材を使用しているのです。
このブランクスマテリアルを、ソルティガと同じX45フルシールドと呼ばれるダイワ独自の技術で巻き上げています。これによってねじれを抑制し、ロッドがベンドしたときのパワーロスを軽減。つまりは「軽いのにトルクフル」「軽いのに強い」という一見矛盾するような性能を、高いレベルで両立させているのです。
アウトレイジSJに搭載の新開発のゼロシートは、長時間の釣りでも疲れ知らず
リールシートには、ソルティガにも採用されているゼロシートを標準装備しています。これはスロージギング専用に開発されたダイワならではのパーツ。丸型リールでもしっかりホールドできるのが強みです(もちろんロープロ型リールを合わせてもOK)。
手のひらで包み込むように(軽く支えるだけで)ホールドできるほか、魚が掛かったときは、力を込めてがっちりグリップすることもできます。ホールド+グリップ性能に優れるため、走る魚を片手で誘導 or 保持しなければいけない場面に遭遇しても、安心して操作できちゃいますね!!
アウトレイジSJのラインナップは全6モデル。気になるモデルはどれだ!!
発売されたのは全6モデル。ここでは各モデルの特徴を挙げていきましょう。
61B-0
シャロー攻略に最適なモデルで、100~180gのメタルジグを操作しやすい。ブランクスは細身ながら、竿先を含め全体に反発力があるため、0番手ながら思いのほかジグをキビキビと動かせます。
61B-1
ジグウエイトは120~210g。反発力を活かしたテクニカルな操作を得意とする。スロージャークからハイピッチジャークまで多彩な誘いに対応。バットにパワーがあるため、大物とも対峙できます。
61B-2
ライトスタイルのオールラウンドモデル。近海で使用頻度の高い150~250gのジグをカバーする。同じくバーサタイル系である61B-3と合わせ、初めてのスロージギング用ロッドにも最適です。
61B-3
アウトレイジSJを代表するバーサタイルロッドです。こちらは180~330gのメタルジグに対応します。対象魚を問わないだけでなく、シャローからディープまでどんなレンジも攻められます。
61B-4
パワーと操作性を両立したモデル。対応ジグウエイトは200~350g。ブランクスに強さがありよく粘るため、ディープエリアに潜む大物を狙うのに有効なほか、激流時の攻略にもおすすめです。
61B-5
シリーズでもマックスパワーを誇るのが5番手。230~500gのメタルジグを背負える超パワフルなロッドです。遠征釣行、デカいヒラマサやカンパチ、特大の根魚を釣るならコイツの出番です。
まとめ アウトレイジSJはソルティガSJに共通する高反発系だから操作しやすい
いかがでしたでしょうか。アウトレイジSJは、高品質でありながら値段も抑えめなのが魅力です。バリバリのベテラン、最近スロージギングにハマった経験者、そしてこれから本格的にはじめたいビギナーにもぴったり。きっとお気に入りの1本になること請け合いです!!
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