画像提供:小中孝浩さん
ダイワスロージギングロッドの頂点、ソルティガSJシリーズ。これまでは0番から5番までの展開でしたが、これらに加えて00番と6番が仲間入り。ライト化とヘビー化が同時に行われたソルティガSJシリーズ。ニューアイテムの61B-00&61B-6をチェックしてみましょう。
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ソルティガSJとは
ダイワが誇るスロージギングロッドのフラッグシップモデル、それがソルティガSJシリーズです。
軽量&ぶち曲げコンセプトはそのままに、あらゆる性能アップを図るとともにアングラーの身体的な負担の軽減とズバ抜けた水中感度を実現したスロージギングロッドです。
ブランクには高反発なSVF NANOPLUSを採用、これをX45フルシールドで締め上げることで、高い操作性と強度を実現。ガイドには、もはやマストフィーチャーと呼べるAGS(Rフレーム)、シートには疲労軽減にこだわり抜いた新型ZERO_SEATを採用しています。
最先端のテクノロジー&パーツを搭載した、まさにザ・フラッグシップロッド、です。
このソルティガスロージギングロッドの最高峰、ソルティガSJシリーズに最もライトな61B-00、そして、最もヘビーな61B-6が追加されました。それぞれ、どのようなロッドなのでしょう、掘り下げていきましょう。
ソルティガSJ 61B-00はしなやかさと反発力が融合したスーパーライトモデル
まずは、最もライトな61B-00に注目してみましょう。
カタログによれば「これまでにないしなやかさと反発力が融合したスーパーライトモデル」というロッドです。
レングスはシリーズ共通の6ft1inc。80~150g前後の軽量ジグを使用した、シャローエリア攻略に最適な性能を詰め込んだ、スーパーライトスロージギングロッドです。
超がつくほどの細身ブランクながら高い反発力を兼ね備えていて、思い描いた入力とジャークのバランスで、ジグを快適に演出することができます。
スーパーライトジギングとライトなスロージギングの間にある世界を楽しむことができる1本、と言えるでしょう。
「ブリくらいまでの青物、ハタ類に代表される根魚、砂地ではアマダイやレンコダイといったターゲットを釣るイメージですね。SLJまでは行かないけれど、その少し上という、微妙なところの釣りで使っています。ジグの動きをおとなしくするためを目的に握ることもあるロッドですね」(ソルティガフィールドテスター・小中孝浩さん)
小中さんは近年注目の釣り、ビワマスジギングでも多用。メイン中のメインロッドとして大活躍しているそうです。
参考までにライトなスロージギングスタイルで使用するときの小中さんのタックルセッティングは以下です。リールはティエラ A IC 150H、 150H-DH、ラインはPE0.6~0.8号、リーダーはフロロカーボン5号、ジグはTGベイト60~120g、FKジグ、FKジグ TG110~130gなど。
ソルティガSJ 61B-6は大型魚やスーパーディープに完全対応するパワーモデル
続けて、シリーズ中最強ロッドとなる61B-6をチェックしてみましょう。
カタログによりますと「さらなる大型魚やスーパーディープにも対応可能なパワーモデル」というロッドです。
61B-6は250~800gのヘビージグに対応する、スーパーパワースロージギングロッドです。大型青物、マグロ、大型青物といったビッグターゲットとの真っ向勝負を可能にするために生まれたパワーロッドです。ちなみに61B-6の登場により、スロージギングスタイルでダイワがリリースするジグをフルカバーできるようになったそうです。
一般的なヘビージグ対応のスロージギングロッドが持つ基本性能に加え、速いアクションからスローなアクションへのコンビネーション的な変化にも滑らかに対応するバットセクションが武器。
ヘビージグを思い通りに操作できる反発力とパワー、シリーズ全体のメインコンセプトである身体負荷の軽減にも優れた1本です。
「メインターゲットは大型カンパチ、マグロですね。5番では対応できないような状況、つまりドテラ流しで二枚潮、三枚潮、しかも強風、という状況でも、しっかりヘビージグを動かせるロッドです」(ソルティガフィールドテスター・小中孝浩さん)
小中さんのタックルセッティング例は以下の通りです。リールはソルティガ35を中心に、ソルティガ15も使用。ラインはPE4号(ソルティガ35)、PE3号(ソルティガ15)、リーダー80lb(PE4号)、50~60lb(PE3号)をセットします。ジグはジャイブチョッパー400g、スイムチョッパー400g、SLジグSD400、500、800gなどを使用するそうです。
まとめ ソルティガSJシリーズに死角なし
いかがでしたか? ソルティガSJのニューアイテム、61B-00&61B-6。
小中さんによれば、硬さを変えた、ラインナップの端っこを埋めるロッド、というわけでなく、それぞれの特徴的な性能を持った孤高の1本ということです。
0番よりライトなロッドが欲しかった、5番ではやり切れない状況を打破したい、と考えていたアングラーには、まさに刺さる!アイテムと言えそうですね。
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