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近海ジギングにフォーカスしたフック、ジギングフック近海MS-NEO。そして、このフックとアシストラインを組み上げたアシストフック近海MS-NEOダブルが登場! 貫通性能を最優先したザ・近海仕様。その実力をつまびらかにしていきましょう!
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近海にフォーカスしたジギングフック近海MS-NEOとアシストフック近海MS-NEOダブル
近海でライトジギング、楽しんでいますか?
そんな近海ジギングLOVERSのアナタに朗報があります。
がまかつから近海ジギングに照準を合わせた、新しいシングルフック&アシストフックが登場します。
「ジギングフック近海MS-NEO」と「アシストフック近海MS-NEOダブル」です。
ウワサの新製品です。前のめりでチェックしていきましょう!

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ジギングフック近海MS-NEOとは?
まずは、「ジギングフック近海MS-NEO」をチェックしていきます。
がまかつの近海用ジギングフックには歴史があります。
初代は2010年リリースの「近海ミディアム」。近海ジギングをコンセプトに、細軸、高強度、ハイパーシールドコーティングを武器とした高機能フックでした。
二代目は「近海MS」。2017年のリリースです。MSとはミディアムスタンダードを意味します。「近海ミディアム」より少しだけ軸を太くすることで強度アップ。ナノスムースコートの威力で極限まで貫通力を高めたフックです。
そんな歴史と近海ジギングのノウハウの蓄積を経て、三代目として登場したのが「ジギングフック近海MS-NEO」です。
その性能をさらに深掘りしていきましょう。
10kgくらいまでの近海ターゲットに特化したフック
繰り返しておきますがコンセプトは近海ジギング用フックです。
「ライトジギングタックルを使うことを前提に、弱いフッキングパワーでも深く刺さるよう、刺さりの良さ、貫通性能を重視したフックです。細軸ということもあって勝手に刺さり込むみたいなイメージで使えます。強いアワセを入れなくても、リールを巻くだけでフックが刺さっていくような設計のフックです」(開発担当:木下さん)
ロングシャンクと内向きのフックポイント、という形状も貫通力を求めた結果です。
ラインナップは4/0、5/0、6/0、7/0と計4アイテムあります。

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青物、根魚、マダイなど、幅広いターゲットを対象にPE2号以下のジギングに幅広く対応します。一番大きい7/0で想定している最大ターゲットはブリ。
ジギングフック近海MS-NEO では10kgくらいまでの魚を狙うのがおすすめです!
部分平打ちで強度とバレにくさを両立
ジギングフック近海MS-NEOは貫通力重視の細軸仕様。でも、軸が細いとちょっと不安ですよね。
そんな不安を払拭するのが平打加工。ハリの軸からフトコロを横方向からプレスすることで開きに対する強度をアップする加工です。
しかも、ただの平打加工ではありません。ジギングフック近海MS-NEOでは、魚をホールドする部分は丸軸のままの「部分平打」を採用。強度の確保と身切れによるバラシ軽減を両立しているのです!
防錆性に優れたスズメッキ+トップコート
先代の「ジギングフック近海MS」は貫通力を追求したナノスムースコートを採用していました。これはこれで素晴らしいコーティングでしたが、耐久性はもうひとつでした。
ジギングではフックを何回か使う人が多い、という現状を鑑みて、より防錆性能が高いスズメッキ+トップコートに変更した、というわけです。
確かに1回の釣行が終わったらポイッ、という人は少ないと思われますからね。錆びにくい、という性能はありがたいですよね。

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フラットシャンク&ワイドヘッド
ジギングフック近海MS-NEOはフラットシャンク仕様です。
フラットシャンクとはハリのシャンク(軸)にフラット面を設けることで、アシストラインのズレや回転を防止する加工です。凸加工もあって根付け糸がガチッと留まってくれます。
アシストラインの締め込みが甘いとけっこうズレたりするんです。自作がより簡単、確実にできるアイデアでもあります。
ジギングフック近海MS-NEOはワイドヘッド仕様でもあります。これはタタキ幅をワイドにすることでスッポ抜けを防止する加工です。
想像するだけで恐ろしいスッポ抜け。細軸だからこそ、タタキがワイドなのはありがたいですよね。
アシストフック近海MS-NEOダブルとは?
バラのフック「ジギングフック近海MS-NEO」だけでなく、アシストフックとして完成している「アシストフック近海MS-NEOダブル」も登場します。
どんな特徴を持つアシストフックなのか? チェックしていきましょう。

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ジギングフック近海MS-NEOを使ったアシストフック
「アシストフック近海MS-NEOダブル」は、これまで紹介してきた「ジギングフック近海MS-NEO」を使用したアシストフックの完成版です。
つまり、近海ジギングにフォーカスしたアシストフックなんです。
アシストライン480を使用している
アシストフック近海MS-NEOダブルに使用されているアシストラインはがまかつ自慢の「アシストライン480」です。

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アシストライン480は水中で最も光が通りやすいとされる、可視光線480nm付近にカラーチューニングされたアシストライン。アシストラインでもアピールすることをコンセプトにした優れモノです。
アッセンブリーも従来品より高強度化。根付け糸、コーティング方法にも改良が施されています。
ラインナップはダブルのみ。ショートとノーマルがあります
アシストフック近海MS-NEOダブルはその名の通り、ダブルフック仕様。すべて同じ長さでフックがセットされているパラレル仕様です。
「近海のライトジギング用アシストフックなので、シングルでガッツリ掛けてやり取り、というよりは、出来れば2点掛けをして確実にキャッチすることを優先しました。ダブルのみにしてよりコンセプトを際立たせて、選択しやすいラインナップにしています」(開発担当:木下さん)
アシストラインの長さはショートとノーマルの2タイプがあります。ラインナップはそれぞれ4/0、5/0、6/0、7/0の4アイテムずつ。計8アイテムが用意されています。

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ショートとノーマルはジグの長さによって使い分けることはもちろん、スロージギングのように前後にフックを付ける場合は、前後で長さを変えるという手もありです。
がまかつ製アシストフックの使い分け
アシストフックはそれぞれ使用するシーンを想定して作られています。だからこそ、使い分けることが大切です。
ここで使い分けの目安となるよう、がまかつのオフショア用アシストフック3本柱を整理しておきましょう。
3本柱とは「アシストフック 近海MS-NEOダブル」「アシストフック バーティカルリミット」「アシストフック 貫シリーズ」の3つです。
本記事の主役、「アシストフック 近海MS-NEOダブル」は近海担当。PE2号以下のライトジギングを中心に、マダイから根魚まで対応魚種は多彩です。最大10kg程度のブリを想定した釣りにフィットします。
「アシストフック バーティカルリミット」は3つの中ではパワー的に中間に位置するアイテム。基本的には中小型から10kgクラスの青物に対応しますが、2025NEWモデルの6/0、7/0はちょっと例外。ファイトスタイルによっては20kgオーバーのヒラマサ、カンパチにも対応します。実際、開発担当の木下さんは7/0で25kgのヒラマサをキャッチしております。

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◎関連動画
「アシストフック 貫シリーズ」は3つのなかでは一番強度があるアシストフック。フックサイズにもよりますが、大きな号数はPE3号、4号を使ったジギングに対応します。20kgオーバーのヒラマサ、カンパチとガッツリ戦えるアイテムです。

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以上は軸の太さ=強度を基準にした使い分けの目安です。
ほかにも掛け重視、それとも貫通性能重視? という使い分けもありです。同じサイズ感の場合は、このあたりもよくよく研究したいところですね。

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まとめ 近海でジギング? それならジギングフック近海MS-NEOとアシストフック近海MS-NEOダブル
「ジギングフック近海MS-NEO」、そして「アシストフック近海MS-NEOダブル」について紹介してきました。
ライトタックルを駆使して近海ジギングを楽しんでいる人は、これでキマリッ!って感じのフックですよね。
とくにタフな状況、フィールドで活躍してくれそうなフックです。いち早く現場投入して、ライバルに差をつけてしまいましょう!

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◎がまかつHP ジギングフック近海MS-NEO製品ページ
https://www.gamakatsu.co.jp/products/68-950/
◎がまかつHP アシストフック近海MS-NEOダブル製品ページ
https://www.gamakatsu.co.jp/products/41-007/
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