タチウオジギング用PEラインおすすめ11選

ジギング

最深で100mを超えるレンジを攻めることもあるタチウオジギングでは、ラインはとても重要なタックルです。強度はもとより、細さ、水切れの良さ、耐久性など、検討する要素がたくさんあります。そのいっぽうでラインは消耗品でもあり、価格も無視できません。コストパフォーマンスも含めたタチウオジギング用PEラインのベストチョイスを探ってみましょう。

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タチウオジギング用のメインラインはPEで決まり!

タチウオジギングのメインラインはPE一択となります。細く、強く、伸びが少なく、感度が良いPEラインはどんな釣りにも有効ですが、とりわけジギングでは重宝されています。

もちろん個々の製品によって性能には大きな差があり、価格にも違いがあります。それぞれの特性を検証して、タチウオジギングで着目すべきラインに迫ってみましょう。

タチウオジギング用PEラインの太さは1号が基準

タチウオジギングに使用するPEラインは1号が基準になります。とくにビギナーのうちは、あまり細くし過ぎず耐久性を重視することをおすすめします。

0.8号以下のラインも直線強度的には十分なので、小型リールに多くのラインを巻き込みたい場合や、潮流の抵抗を少しでも減らしたい状況で選択すると良いでしょう。

×4、×8ってなに? PEラインの基本構造

PEラインのパッケージには、号数のほかに×4、×8などの表示があります。これは4本撚り(編み)、8本撚りの意味。つまり×4の場合、そのラインは4本の原糸で構成されているということになります。

ライン強度が同じなら、編み込み本数が多いほど原糸1本当たりの強度は低くなりますが、均一性や滑らかさは本数が少ないものより優る傾向があります。いっぽう編み込み本数が少ないものは1本当たりの強度がある代わりに、ガイドとの摩擦で糸鳴りがしやすいなどのデメリットがあります。

一般的に編み込み本数が多いほど価格が高くなるのがPEラインの特徴。コスパと合わせ、自分がどこまでシビアな釣りを想定するかでグレードを選べば良いでしょう。

PEラインの工法の違いにも注目

各ラインメーカーは編み込み等の工法にも改良を重ね、耐摩耗性やしなやかさといった性能を高めています。

よりハイレベルなラインを求めるなら、メーカーホームページ等でこういった情報もチェックすると良いでしょう。

PEラインは色分けされたモノが使いやすい

PEラインには単色のものと色分けされたものとがありますが、ジギングでは後者のタイプが断然有利です。とりわけ中層を探ることが多いタチウオジギングでは色分けがないラインでは水深が分からず、釣りが成立しない! ということもあります。ラインの色を見れば水深やヒットレンジなどを大まかに把握することができるからです。

色分けのパターンは10m毎、20m毎などいろいろですが、タチウオジギングでは10m毎に色分けされたものが最も分かりやすいと思います。

さらに1m毎にマーカーが表示されているものもあり、着底後の巻き上げ距離を細かく把握できるメリットがありますが、マーカー部分をタチウオやフグなどに嚙み切られるリスクがあるので、使用には注意が必要です。

タチウオジギング用おすすめPEライン11選

バリバス/アバニ ジギング10×10マックスパワーPE X9

バリバスから発売中のアバニ ジギング10×10マックスパワーPE X9は、コアインプット製法によるX9構造をはじめ、編み込みやコーティングに改良を加えたワンランク上のライン。フォールスピードが速く、狙ったレンジに素早く到達する直進性が特長です。

色分けは10m×10色、号数も0.6号からラインナップされており、タチウオジギングにもバッチリですね。

ダイワ/UVF PEデュラセンサーX12EX+Si3

12本撚りのマッスルPEにダイワ独自のEX加工を施した最高峰のPEライン。つぶれにくく滑らかな仕上がりで耐久性に優れ、糸鳴りや毛羽立ちがしにくい特徴があります。密な編み込みよって格段に向上した性能は、シビアな条件になるほど違いを実感できることでしょう。

タチウオジギングには5色に色分けされた5Cタイプで、200m巻き・300m巻きスプールがおすすめです。

ダイワ/UVF ソルティガデュラセンサー 8+Si2

編み込み密度を高めたマッスルPEテクノロジーで、耐摩耗性やスムーズさを高めたハイパフォーマンスなPEライン。ラインナップも豊富で、0.6号~0.8号の300m巻きはシャローからディープまでライトジギングを幅広くカバーしてくれそうです。カラーパターンは10m×5色で、1mと5mにマーキングが施されています。

X-BRAID/スーパージグマンX8

スーパージグマンX4同様、フルスペック技術を投入したハイクオリティライン。X4より編み込み本数が多く、タチウオジギングに適した0.6号から1.5号で200m巻きと300m巻きがラインナップされています。

シマノ/タナトル8

ジャンルを問わず船釣りの汎用PEラインとして感度、しなやかさ、使いやすさなどの基本性能を満たした人気のラインです。ジギング専用ではありませんが、5色×10mに色分けされており、その間に1mと5mのピッチマーキングも入っています。4本撚りのタナトル4もあり、いずれもコストパフォーマンスに優れている点が魅力です。

クレハ/シーガーPE X8

シーガーのPEシリーズのなかでも最も伸度の低いグランドマックスを採用し、8本組で強度を高めた汎用性の高いライン。色分けは10m×5色で、号数によって異なるピッチマーキングが入っています。

タチウオジギングに適応する1号前後の製品は150m・200m・300m巻きから選択が可能。この品質でコストパフォーマンスを徹底的に意識した価格帯もうれしいですね。

X-BRAID/スーパージグマンX4

近海のソルトアングラーから長年にわたり支持されてきた定番中の定番。フルスペック技術を惜しげもなく投入した4本撚りのクオリティは、コストパフォーマンスの面でも群を抜いています。スタンダードでまとまりのある品質は、ビギナーから中級者まで幅広いアングラーに対応します。カラーパターンは5色の色分け。タチウオジギングには200m巻きの0.6号から1.5号がおすすめです。

メジャークラフト/弾丸ブレイドX4 マルチ

弾丸ブレイドX4はコストパフォーマンスに優れた4本縒りのPEライン。求めやすい価格設定でありながら、国産の原糸を使ったクオリティには定評があり、中級者以上のアングラーにも人気の高いラインです。

カラーは単色、マルチの両タイプが設定されていますが、タチウオジギングのおすすめはもちろん10m×5色のマルチタイプ。150m巻き・200m巻き・300m巻きのなかから、リールサイズや水深に合わせてチョイスすることが可能です。

メジャークラフト/弾丸ブレイド クロス

マイクロクロス製法によって適度な張りとしなやかさを両立した高密度8本縒りのPEライン。表面にはF60コーティングを施し、ガイドへの摩擦抵抗や毛羽立ちを軽減し、耐摩耗性や感度も向上しています。それでいてコストパフォーマンスは財布にやさしいメジャクラスタンダード。タチウオジギングにはマルチカラーの200m巻き、または300m巻きがおすすめです。

バリバス/バリバス4マーキング

コストパフォーマンスを優先する釣り人におすすめのスタンダードなPEライン。4本縒りの標準的な仕様ながら、高強度・高耐久性・高感度といった基本性能をしっかり押さえた安心感はいかにもバリバスという感じ。

カラーは10m×5色で、1m毎にマーキングが入っています。同じシリーズで8本縒りのバリバス8マーキングも合わせてチェックしてみると良いでしょう。

シマノ/グラップラー 4PE

グラップラー 4PEはオフショアゲーム全般で活躍するスタンダードなPEライン。従来の4本編みPEと比べて密な編み込みによってライン表面の滑らかさが増し、糸鳴りの軽減や水切れの良さが向上しています。またPEでありながらクッション性にも配慮したノーマル伸度設計なので、ビギナーでもアワセ切れ等のアクシデントを恐れずに釣りを楽しむことができそうですね。グラップラーシリーズにはこのほかに8本編みのグラップラー8PEもありますので、好みや釣りのスタイルで使い分けると良いでしょう。

まとめ タチウオ用PEラインは各自の目的に合ったモノを選ぶことが大切

タチウオジギング用のラインはPE一択。1号前後で10m毎に色分けされたものが基準になります。

また、PEラインは太さ、強度、編み込みの本数や工法などによって性質が異なり、それに応じて価格にも幅があります。

それぞれの特性を吟味して釣りスタイルに特化した製品を選ぶもよし、消耗品として汎用性とコストパフォーマンスを重視するもよし。じっくり検討して各自の目的に合ったラインを選ぶようにしましょう。

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