タチウオジギング用リーダーおすすめ10選

ジギング

タチウオジギングではリーダーの選択はとても重要。牙のような尖った歯を持つタチウオとのファイトでは、魚の引きや重量以上に鋭い歯によるラインブレイクを防ぐことが求められるからです。リーダーにはPEラインの強度を補うだけでなく、鋭い歯に対抗する耐摩耗性も求められます。そのためにはどんな素材、どんな太さのリーダーを選べば良いのか、おすすめアイテムとともに検証してみます。

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タチウオジギングではリーダー選びは強さと歯で切られない太さが重要

一般的にラインシステムのなかでリーダーがもつ役割は、細いPEラインの強度を補い、根ズレなどに対する耐久力を確保することです。

しかし太すぎるリーダーはジグの沈下やルアーの動きを妨げてしまうため、細さと強さのちょうど良いバランスをとることが大切です。

タチウオジギングの場合はそれに加えて、あの鋭い歯にも耐える物理的な強度も必要。リーダー選びはここを意識しておけばより確実です。

リーダーの素材はフロロカーボンがおすすめ

リーダーの素材にはナイロンとフロロカーボンがありますが、タチウオジギングではフロロカーボンを選ぶことをおすすめします。

その理由は、ナイロンに比べて比重が大きいため水キレが良く、ジグを一直線にボトムに届けやすいことがひとつ。もうひとつは糸質が硬く、タチウオの歯に対する耐久性が高いことです。

しなやかさやクッション性ではナイロンに劣りますが、そのぶん感度が高く、ジグを操作しやすいこともフロロカーボンのメリットと言って良いでしょう。

ワイヤーリーダーの使用はどうなの?

鋭い歯に対抗するにはワイヤーリーダーを使うという手もありますが、ジグのアクションを出しにくかったり、魚からの視認性が高くヒット率が落ちたりすることが多いのが短所。よほど高活性で入れ喰いのときには活躍する場合もありますが、ルアーゲームではあまり人気がありません。

通しで使うなら40lbが基準。「太くて強い」もアリ

リーダーを通しで使う場合、40lb前後が標準と考えて良いでしょう。タチウオの重量や引きだけなら30lb、いや20lbでも良いくらいですが、あの牙のような歯に対抗するにはそれでは不十分。最低でも40lbは確保しましょう。

また、直径が太ければそれだけ傷に対する耐久力が上がるので、同じポンド数なら太いほうが有利。普通は細くて強いのが理想ですが、タチウオジギングでは「太くて強い」もアリです。

タチウオジギングでは2段リーダーシステムも効果的

リーダーは太ければ太いほど安心ですが、あまりに太いと釣りに支障が出るだけでなくPEラインとの結束にも問題が生じます。その場合はメインのリーダーを30lb程度に抑え、タチウオの歯に触れる先端部のみ50~60lbの先糸を30cm程度結ぶ、2段リーダーシステムを試してみるのもおすすめです。このシステムなら傷んだ先糸だけを交換することも可能です。なお、どんなリーダーを使うにしても、傷が入ったら即交換、もしくは傷が入った部分をカットして使うように心がけてください。

タチウオジギング用リーダーおすすめ10選

バリバス/バリバスショックリーダー フロロカーボン

高感度・低伸度というフロロカーボンの特性をフルに生かした操作性の高さと、ノンストレスコーティングによる耐摩耗性が秀逸なリーダー。どんな釣りにも使える安心感はバリバスならでは。もちろんタチウオジギングでも頼りになります。

X-Braid/FCアブソーバー

究極のベーシックと銘打たれたFCアブソーバーは幅広いソルトウォーターゲームに対応可能なフロロリーダー。耐摩耗性や表面の硬度といった基本性能はもちろん、ルアーアクションを損なわないしなやかさや結束のしやすさも両立しています。タチウオジギングに使いやすい10号から20号は60m巻きスプールになっているので、頻繁な結び替えやロングリーダーを組む際にも安心ですね。

シマノ/オシアEX フロロリーダー

やわからい外層と硬い芯を組み合わせた2層構造のフロロリーダー。フロロカーボンの耐摩耗性はそのままに、結束強度を出しやすい設計になっています。タチウオジギングに適した30lb以上のアイテムは50m巻きスプールで販売されています。

メジャークラフト/弾丸フロロ ショックリーダー

安心の日本製でありながら、メジャークラフトらしい求めやすい価格を実現したコストパフォーマンスが魅力。クセのない品質はソルトゲーム全般に適応します。ラインナップも100lbまで揃い、タチウオジギングに適した太さもまんべんなくカバーしています。

山豊テグス/ファメル フロロショックリーダー

汎用性の高いソルトウォーター用の標準的なフロロカーボンリーダー。ライトゲームから中・大型魚狙いまで幅広くカバーしています。ラインナップは2lbから80lb。タチウオジギングに適した30lbから60lbのアイテムは、30m巻きの大径スプールに巻かれています。

ダイワ/ソルティガ フロロリーダー クロスリンク

ダイワの技術で誕生したソルティガリーダーは、頂上フロロと呼ぶにふさわしい強さが売り。しかも結束力やしなやかさ、感度などリーダーに求められる条件を幅広くカバーしています。また、付属の専用スプールバンドはアイテム別に色分けされ、太さ・強さが一目でわかるなど、細かい配慮も光っています。

クレハ/シーガー フロロショックリーダー

シーガーフロロショックリーダーはクセがなく、幅広いソルトゲームに対応するスタンダードな品質で人気。タチウオジギングには40lb、50lbがマッチします。

クレハ/シーガー プレミアムマックスショックリーダー

高いレベルの強度にしなやかさもプラスしたソルトルアー専用リーダー。アイテムは号数表示ですが、それぞれに実強力値がlbで付記されています。タチウオには10号(42lb)以上がおすすめです。

X-Braid/FCアブソーバータイトノット

タイトノットの名前通り、特殊な製法によって柔軟性と高い結節強度を両立したリーダーです。ノットやルアーとの結節が安定するため、結ぶことによる強度の低下も最小限に抑えられそうです。また、屈折率が1.42と水に近く、魚に警戒心を与えにくい点も注目です。ラインナップも豊富で、3号・12lbから20号・70lbまで11アイテムが揃っています。

シマノ/オシアジガー マスターフロロリーダー

ジギング専用のリーダーとしての強度はもちろん、2層構造によってしなやかさや衝撃吸収性も高めた設計。糸グセがつきにくくスプールになじみやすい性質は、一般的なフロロカーボンリーダーとは一線を画しています。

まとめ タチウオジギング用のリーダーは強さだけでなく太さも重要

タチウオジギングのリーダーには、魚の引きや根ズレだけでなく鋭い歯に対抗するための耐摩耗性も求められます。そのため、魚のサイズに比して太い号数のフロロカーボン製リーダーが基本になります。

通しで使うなら基準は40lb、それでも不安ならさらに強度を上げるか、タチウオの歯に触れる先端部に先糸を結ぶことで対策します。

いずれの場合も傷が入ったら即交換。傷んだ部分はそのままにせず、最低でもカットして使うように心がけてくださいね。

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