タチウオジギングリールおすすめ8選

ジギング

タチウオジギング用のリールには、専用の機能や特別なスペックは必要ありません。狙う水深に応じたラインキャパシティがあり、海水対応であることや、一定レベルの剛性を満たしていればOK。これに加えてギア比の違いや、カウンターなどの装備を検討するとわかりやすいと思います。ここでは最低限必要な性能と、あれば便利な機能を検証し、おすすめのリールをピックアップしてみたいと思います。

本記事ではアフィリエイトプラグラムを利用しています。

この記事を作った人ヤップ!編集部
ヤップ!でオフショア情報を発信する人たち。編集長の大川直を中心にそれぞれに得意な分野について執筆&撮影して投稿。信頼できる情報を分かりやすく伝える! をモットーに活動中。

タチウオジギングリールの基本はベイト。海水対応の両軸タイプが前提

タチウオジギングはスピニングタックルでやることも可能ですし、夏場の表層攻略のようにスピニングのほうが使いやすいケースもありますが、トータルで考えればベイトタックルがオールマイティー。最初に検討するリールは両軸タイプ一択で良いでしょう。まずは汎用性の高いライトジギング用のベイトリールからエントリーすることをおすすめします。

タチウオジギングリールでは海水対応は必須。防水性や剛性にも注目

タチウオジギングに限った話ではありませんが、ソルトウォーター用リールは海水対応であることが必須条件です。最近のリールはほぼこの条件を満たしていますが、購入の際には念のためチェックしてください。本体の合わせ目やベアリングなど、各所に防水構造を施したものならなお安心ですね。

ボディ本体の剛性が高いものは歪みやたわみが少ないため、ギアがガッチリ噛み合ってパワーロスを抑えてくれます。

どちらもカタログの数値からは読み取りにくい性能ですが、製品名に「ソルトウォーター仕様」を謳ったリールなら、これらの要素を考慮していると考えて良いと思います。

タチウオジギングリールのサイズはPEラインを水深の2倍以上巻ける大きさが目安

リールのサイズは使用するPEラインを水深の2倍以上巻き込めるものが目安になります。攻める水深ギリギリのキャパでは不意の大物とのファイトやラインブレイクなどのトラブルに対処できないだけでなく、スプール径の小さなものはスムーズなフォールにも支障をきたしてしまうからです。

水深は釣り場や時期によって異なりますが、十分なライン容量のリールを準備してトライするようにしてください。

タチウオジギング用リールのギアは出来るだけ滑らかなもの。巻取り速度も要チェック

リールを選ぶ際は巻き取りの滑らかさとともに、ギア比も重要なポイントとなります。ハイギア、ローギア、ノーマルギアといったカテゴリーに分けて考えている人も多いと思います。

しかしその基準はメーカーや機種によって異なり、同じメーカーの同じギア比であっても、リールのサイズが違えば実際の巻取り量は変わってしまいます。

そこで、巻き取り速度はギア比とともに、ハンドル一回転の巻き取り量を具体的な数字で比較すると間違いがありません。タチウオジギング用のベイトリールでは、80cm前後を目安にすると良いでしょう。

タチウオジギング用リールとして重要なドラグ性能も必ずチェック!

ライトジギングは基本的に細糸を駆使する釣りであるがゆえ、リールのドラグ性能もおろそかにはできません。

とくに重視したいのは滑り出しのスムーズさと作動の安定性。可能であればドラグの設定幅と微調整のしやすさもチェックすることをおすすめします。

タチウオジギング用リールとして重要な機能、デジタルカウンター

デジタルカウンターはポイントの水深やヒットレンジを正確に把握するための装備。最近ではフォールやリーリングのスピードを表示する機能や、アラーム機能を搭載したモデルも登場し、年々ハイテク化しています。

もちろん、カウンターが付いていなくても釣りに支障はありませんが、あればヒットパターンの再現性が格段に上がりますし、ここぞという場面を集中して攻めることが可能になります。とくに中層を釣るタチウオジギングでは便利なだけでなく、釣果アップにも大きく貢献する機能のひとつです。2台め、3台めの購入はもちろん、最初の1台としても十分検討に値する要素です。

タチウオジギングリールおすすめ8選

ロープライスモデル

テイルウォーク/エランSW VTN73R/L

コスパに優れたソルトウォーター用リール、エランのライトゲーム専用モデル。PE1号を300m巻き込めるキャパはもちろん、フォール性能を重視したナロースプールやスムーズで微調整の効くドラグなど、タチウオジギングの必要条件を満たしています。タチウオに限らず、ライトジギングを幅広く楽しむことができるリールです。

テイルウォーク/ヴィレイヤーDG

2万円を切る価格設定でありながら、LEDバックライト付き大型液晶画面を採用したデジタルカウンターを搭載。しかも高切れ等に備えてワンタッチのスプール交換も可能で、ライン入力設定も2種類保存可能など、実戦に即した工夫も随所に取り入れたハイパフォーマンスリールです。カウンター付きリール入門用としても、ぜひチェックしておきたいですね。

シマノ/グラップラーBB150HG/151HG

実戦に必要な基本性能を高いレベルで満たしながら、ビギナーにも無理なく扱える操作性とコスパを実現したライトジギング専用機。とくに注目すべきは剛性感の高いHAGANEボディや、防水機構Xプロテクトを採用したタフネスさです。ほかにも上位機種からフィードバックされた機能を多数搭載し、使いやすさと安心感を実感できる仕上がりです。

ダイワ/ライトSW X IC

コストパフォーマンスを前面に出した小型リールですが、スーパーメタルフレームのボディにICカウンターを装備した本格仕様です。ギア比は1:6.3で、ハンドル一回転あたりの巻取り長は69cmとなっています。浅溝スプールでラインキャパPE1号×200mとコンパクトな設計は、水深100mまでの浅場や0.8号以下のラインをメインとする釣りで持ち味を発揮します。

ミドルプライスモデル

シマノ/グラップラー 150HG/151HG

ライトジギングリールの定番的な存在として人気のグラップラーは、レベルワインド連動型によるスムーズなフォール性能が特長。フォールレバーも搭載しており、タチウオジギングでの多彩な攻めを演出するのに適したリールです。また、定評のあるマイクロモジュールギアやHAGANEボディで滑らかさ・タフネスもハイレベル。ジギングリールとしての総合力を高めた安心感が魅力です。

ハイプライスモデル

ダイワ/ティアラ A IC150

ダイワのベイトテクノロジーであるハイパーデザインを搭載したティアラA ICは、滑らかな巻き感をはじめとした高い基本性能を装備したリール。ICカウンターを駆使したテクニカルな戦略でライトジギング全般に対応します。PE1号×400mの大容量を誇る150番サイズは、ディープレンジのタチウオジギングにも余裕で対応してくれるでしょう。

シマノ/グラップラープレミアム150XG

グラップラープレミアムは最新のデジタルカウンターやフォールレバーなど、先進スペックをすべて盛り込んだハイグレードなリールです。サイズは150番でラインキャパはPE1号を330m。ギア比は1:8.1でハンドル一回転の巻き量は81cmと理想的なスペック。もちろん、ギアの滑らかさやタフネスも申し分ありません。そしてこんなフル装備にも関わらず、自重が240gと軽いのもおすすめの理由。最初からいいリールを!と考えているならぜひ候補に入れてみてください。

シマノ/オシアコンクエスト200/201PG・200/201 HG

タチウオジギングにはこだわりたい、最高のリールを使いたい、というアングラーにおすすめしたいのがオシアコンクエスト200シリーズ。シマノが誇るマイクロモジュール&インフィニティドライブの相乗効果で滑らかで力強い巻き上げはタチウオジギングをより快適に軽快にしてくれます。耐久性や防水性能といった基本性能はもちろん新しくなったフォールレバーを活用すれば、フォールアクションのパターンも自由自在。ライバルを出し抜く、高次元のタチウオジギングを展開できます。

まとめ タチウオジギング用リールは総合力の高いものを選ぶことが大切

タチウオジギングに使うリールに特別な性能は必要ありませんが、小型両軸リールを基本に、耐久性や巻きの滑らかさといった総合力の高いものを選ぶことが大切です。

また、デジタルカウンターやフォールレバーといったハイテクを搭載したものなら、より緻密で正確な攻略も可能。そうした装備もくまなくチェックし、自分のスタイルに合った機種を選びましょう。

おすすめ記事

注目記事

MOVIE

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


人気記事

  1. 1

    【タチウオジギング】リーダーとPEラインの正しい選び方

  2. 2

    カツオキャスティングロッドおすすめ8選!

  3. 3

    カツオキャスティング用ルアーおすすめ10選

  4. 4

    【相模湾のエビング】キハダマグロ釣り最強スタイル!?の基本

  5. 5

    【キハダキャスティング】キハダマグロを釣るためのタックルから釣り方までの完全バイブル

TOP
CLOSE