金沢八景・太田屋発! 東京湾タチウオジギング情報

ジギング

画像提供:太田屋

タチウオジギングにこだわり、1年を通して出船している金沢八景の太田屋。まだまだ熱い!夏タチの攻略法はいかがなものか? タチウオジギング船の舵を担当する佐野一也さんに訊いた!

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観音崎沖を中心に浅場狙いもあり

ヤップ  こんにちは、東京湾のタチウオジギング、調子はいかがですか?

佐野船長  8月に入ってからは難しかったり簡単だったり、日替わりでパターンがコロコロ変わっていますが、釣果は安定してきています。トップで20本超えの日は多いですし、型も120cmオーバーがけっこう出ていますよ。 初心者でも釣りやすい、浅めの水深を釣ることも多くなってきているので、 タチウオジギングを初めてやるっていう人にはオススメですよ。

ヤップ  近年は1年中楽しめているんですよね?

佐野船長  ここ2、3年はずっと1年通しちゃっていますね。魚が深い方に行かなくなったのか、観音崎周りに居座っちゃっているのか、よく分からないですけど、ずっと観音崎周りで釣りが出来ています。水温が高くなってくると、どんどん浅場に動いていくタチウオもいますね。

ヤップ  浅場を釣ることも多いんですか?

佐野船長  時期的には多くなっていますが、やはり安定しているのは観音崎沖。最近では観音崎沖にプラスして、第二海堡周りとか猿島周辺、八景沖とかをまぜて狙っていくことが多いですね。だいたい決まったところに反応が出てくるんですよ。そこの状況が良ければそこに居座るし、 酸欠になっちゃうんだかどうだか、水が悪くなると、どこかに移動してまた帰ってきたり、っていう感じですね。こうした場所を何カ所か、日によって転戦していますね。

ヤップ  ポイントによってタチウオのサイズは変わるんですか?

佐野船長  小さいタチウオばかりのポイントもあれば、サイズがいいのがまとまっている場所もあります。バラエティに富んでいる場所もありますし、様々です。日によって、タイミングによっても変わります。初心者が多いときは、型は小さくてもある程度、何本か釣ってもらって、余裕ができたら後半に型を狙いに行くことが多いですね。

ヤップ  この感じはどのぐらいまで続きそうですか。

佐野船長  9月、10月ぐらいに観音崎沖がちょっと厳しくなるタイミングがあるのが例年のパターン。 ただ、浅場のポイントもあるので出船をやめちゃうことはないと思います。それを乗り越えて10月ぐらいかな、また上向くのは。11月後半か12月ぐらいになると数が狙えるようになってくると思います。例年、クリスマスくらいになると数釣りが楽しめることが多いですね。けっこう季節のズレも多いので、なんとも読めないときもありますけどね。

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ジグはタングステン有利、だけではない!

ヤップ  タックルについて教えてください。

佐野船長  基本的なタックルについてはホームページにも掲載していますが、ロッドは6.5〜7ftの ベイトジギングロッド、リールはひと巻き60〜80cmくらいのベイトリール。 水深20m前後までの浅場なら、スピニングタックルでもOKですが、水深30m以上では糸フケや、フォールでのアタリの取りやすさを考慮すると、ベイトタックルを強くおすすめします。

ヤップ  ラインはどんな感じですか?

佐野船長  PEラインは 0.8〜1.5号を 最低150mは巻いておいて下さい。リーダーはフロロ かナイロンの30〜50lbを 1.5m前後。ジグは 60〜150gを ご用意下さい。

ヤップ  ジグの使い分けは?

佐野船長  重さに関してはポイントの水深と潮の流れ方によって変えてもらっています。基本的にはアナウンスしますから安心してください。ここのところは軽くて80g前後、重くて150g前後を使うことが多いですね。鉛製とタングステン製のジグではラインの立ち方が異なるので、オマツリしないようにタングステンだと80gくらい、鉛だと100gくらいとか、差をつけてアナウンスしたりもします。

ヤップ  タングステンジグを使った釣りが人気のようですが、主流になっている感じですか?

佐野船長  そういうわけでもないですよ、昨日のトップ釣果は鉛のジグでしたしね。場所とか群れによって、または潮の関係で変わります。どちらが絶対ということありません。タングステンより鉛の方がヒットする場合もあるし、必ずしもタングステンジグが釣れる、というわけではありません。

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慣れない方はレンタルタックルデビューがおすすめ!

ヤップ  慣れない方に注意してほしいことなど、アドバイスはありますか?

佐野船長  これから始められるという方には、レンタルタックルをおすすめしています。いきなり買ってきたりしないで、とりあえず貸し竿で試してみるといいと思います。竿の硬さ、軟らかさ、色々あると思うので、それを体験してもらいたいですね。なんか違うの買ってきちゃった、っていうことは結構ありますからね。やはり1回経験してからの方が色々わかると思います。

ヤップ  船によって違いがあったりしますしね。

佐野船長  ジグとかフックとかも、船によっておすすめのものが必ずあると思います。そういうものから購入したほうがいいですよ。教わりながら聞いた方が間違いないです。
タチウオジギングといっても東京湾もあれば、相模湾もあります。それだけでも話がだいぶ変わってきちゃいますからね。ジグについては船宿で手に入るものもあります。まずは船長さんに話を聞いて、決めるのがいいと思います。在庫があるかどうかは事前に聞いておきたいですけどね。

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