ヒラマサジギング用PEラインの基本的な選び方とおすすめ7選

ジギング

ヒラマサジギングにおけるPEラインの基本的な選び方とおすすめ製品を7選紹介します。ヒラマサジギング用PEラインの選び方やそれぞれの特徴、チェックポイントなどもあわせて解説していきます。これからヒラマサジギングに挑戦したい方はもちろん、すでにジギングを楽しんでいるけれど、PEライン選びで悩んでいるという方も、ぜひ今後のPEライン選びの参考にしてみてください。

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号数はPE3号か4号を基本にする

ヒラマサジギングでは、PE3号または4号を300m以上巻くというのが、全国的に最もポピュラーなセッティングです。PEラインを選ぶ際はまずはこの数字を基準にしてみてください。

基本的には3号の方が潮流などの影響を受けづらく、扱いやすい傾向があるので、とくに指定がないのであれば3号。

大型のヒラマサ狙いや、浅場がメインになる場合には4号などと使い分けていくのがおすすめです。

また、ときには特大ヒラマサに照準を合わせて、PE5~6号セッティングで挑む場合もあります。釣行前には船長によく確認しておくことが大切です。

長さは300m以上がおすすめ

PEラインの銘柄によっては、200m巻きで販売しているものもありますが、ヒラマサジギングでは300m以上のものがおすすめです。

というのもヒラマサジギングでは、水深100mほどまでのポイントを狙うことがあります。

このとき船の流し方によっては150m以上のラインが放出される場合もあるので、200mのラインだと不安が残ってしまいます。

安心してヒラマサジギングを楽しむためにも、PEは可能な限り300m以上のものを選ぶのが良いでしょう。

編み数による特徴の違いに注目

PEラインを選ぶ際、編み数にも注目してみましょう。

基本的には編み数が多いほどラインはしなやかになり、糸鳴りなどのストレスも少なく、扱いやすくなります。網み数の増加に伴い価格も上がる傾向があります。

反面、編み数が増えれば原糸1本あたりは細くなってしまうので、摩擦などのダメージに弱くなり、毛羽立ちなどのトラブルが発生しやすくなるという欠点もあります。

この特徴を理解し、自身のスタイルに合う商品を探してみましょう。

ラインマーキングにも注目

ヒラマサジギングにおいて、実はかなり役立つPEラインの機能にラインマーキングというものがあります。

10m毎に5色や10色の色分けがしてあり、ラインの放出量がわかるようになっている工夫ですが、こちらもメーカーや銘柄によってカラーの見やすさや色落ちの速さなどの違いがあります。

これに関しては個人の主観が強い部分ではありますが、ラインが見やすいとストレスも軽減されるので、チェックしておくのがおすすめです。

コーティングの種類や性能についてもチェック

PEラインは編み込んだ原糸の上にコーティングが施されています。フッ素系やシリコン系など、コーティングの材料はさまざまです。

このコーティングによって色落ちを抑えたりするだけでなく、ラインの張り、コシといった性能をコントロールしています。

ラインの張りやコシはガイド絡みやエアノットなどのトラブルを低減につながりますが、あまりに張りやコシが強いと扱いづらいと感じることもあります。

操作性に関する部分は好みもありますので、コレがいい、と断言はできませんが、メーカー各社が工夫を凝らしているのがコーティングでもあります。よくチェックして自分好みのものを選ぶことをおすすめします。

ヒラマサジギング用PEライン7選!

ロープライスモデル

バリバス アバニ ジギング10×10 プレミアムPE X4

バリバス独自の10色マーキングを採用した、4本編みの高コスパラインです。

フッ素系のコーティングが施してあり、4本編みの弱点でもあるゴワつきや糸鳴りも軽減されています。
品質が高い方がいいけど出来るだけ価格は抑えたいという、釣り人の本音に応えたラインになっています。

シマノ グラップラー8

8本編みのラインの中ではかなりリーズナブルでありながら、高い強度と性能を持ったコスパに優れたラインです。

シリコン系のコーティングが採用されていて、滑りの良さはもちろん、耐熱性も高くなっています。
出来るだけ安い8本編みラインをお求めの方にはおすすめのラインです。

ミドルプライスモデル

バリバス アバニジギング10×10 マックスパワーPE X8

価格と性能のバランスがとれた人気のジギング専用ライン。

8本撚りマックスパワー原糸を採用していて、強度にも優れています。

カラー表示シールも付属していて、ロッドやリールに貼り付けておくことで、ヒットレンジが瞬時に把握できるという工夫も嬉しいポイント。

エックスブレイド オムニウム アップグレード X8

高い直線強度と耐摩耗性を両立したバランスのとれた船用PEライン。

船用とは謳われているものの、適度に張りがあり表面が滑らかで扱いやすいラインなので、オフショアジギングにおいても高い性能を発揮します。

コーティングが薄いためか、ラインの色落ちはやや早めです。

ハイプライスモデル

バリバス ジギング10×10 マックスパワーPE X9

CORE-INPUT製法の採用により、従来よりも高い耐久性を実現した高性能ラインです。

8本編みに中芯が入ったような構造をしているため、糸つぶれが起こりにくく、高負荷のファイトにおいても高い安定性があります。

コーティングも進化していて、耐久性と低吸水性能を突き詰めた贅沢なラインになっています。

エックスブレイド オッズポート WXP1 8

大物用PEラインとして根強いファンが多い、強力なPEラインです。

こちらも8本組の中芯として超強力なPEが入っているため、表面の毛羽立ちでは強度が落ちないのが特徴です。

かなり張りが強く、リールからの放出性も良いラインになっています。

ダイワ UVF ソルティガ デュラセンサーX12EX+Si3

12本編みというレア度高めのラインで、抜群のしなやかさが武器の扱いやすいPEラインです。

8本編みなどと比べてもかなりしなやかなラインなので扱いやすいことはもちろん、リーダーとの結束強度も安定しやすいという特徴があります。

初心者にも、ハイドラグでのファイトを想定している釣り人にもおすすめなラインです。

まとめ 信頼・安心・自分好みのPEラインをしっかり選びましょう

ヒラマサジギングにおいて、PEライン選びは非常に大切なファクターです。

強度、扱いやすさ、価格と悩むことも多い部分ではありますが、確実に釣果に影響してくる部分とも言えます。

各メーカー、さまざまな特徴を持つPEラインをリリースしていますので、ぜひ自分に合ったPEラインを探して大きなチャンスに備えましょう。

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