23オシア コンクエストは200PG&HG、201 PG&HGの4アイテムがラインナップ。14オシア コンクエストの基本性能をブラッシュアップ、数々の先進機能を搭載して生まれ変わったフラッグシップモデル。その実力、特徴を徹底チェックしました!
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この記事を作った人ヤップ!編集部
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23オシア コンクエストとは?
みなさん、いい釣りしてますか? ヤップ! です。
オシア コンクエストシリーズに200番が登場します。23オシア コンクエストです。待望の!って人、多いんじゃないですか? NEWモデルとしては9年振りです。
300番が先行発売されていたので、出るだろう、出るだろうと待ち構えていた人が多いかも知れません。そうです、出るのです!
何も考えず、いきなりポチッといくのもよいでしょう。でも、しっかり特長を勉強してからでも遅くはありません。
23オシア コンクエストは、どこがそんなにいいのか? どこが前作の14オシア コンクエストと変わったのか? チェックしていきましょう。
14オシア コンクエストは進化できるの?
歴代のオシア コンクエストは、ライトジギング愛好家のみなさまからとても高い評価を得てきた丸型ベイトリールのフラッグシップモデルです。
前作となる14オシア コンクエスト200も、精密なマイクロモジュールギアと堅牢なHAGANEボディ、高耐久の内部パーツが一体となって生み出される、滑らかで力強い巻き上げを実現した、まさにライトジギング用ベイトリールの頂点に君臨してきたモデルです。
感度良好、滑らかでスムーズな巻き上げは快感。1日釣り続けても疲れにくい、楽々で力強い巻き上げ、それをささえるカッチリとした剛性感。一回使ってしまうと後戻りは難しい、禁断のモデルです。
かくいうワタクシも14オシア コンクエスト200PG、200HGをタチウオジギングで愛用。150グラムのジグをシャクっても楽々。スレ掛かりの重いだけのタチウオをグイグイ寄せられる力強い巻き上げに、ホレボレしたものです。
なにより黄金色に輝くその佇まいが所有欲を満たしてくれるので、とても充実した休日を送らせてもらったものです、釣果は別として…。
お持ちでない人はお財布が許すなら買っておけ、と言いたいところです。でも、ワタクシのように14オシア コンクエストもまだ現役という人は、ちょっと迷ってしまいますよね。だって十分に満足しているし、これ以上の進化ってあるのかな? と思ってしまう完成度ですから。
ではでは。
ここからは14オシア コンクエストとくらべ、23オシア コンクエストは、どこがどう進化したのか、チェックしていくことにしましょう。
23オシア コンクエストにはインフィニティドライブが搭載されました
シマノさんが誇る先端テクノロジーのひとつ、インフィニティドライブが搭載されました。インフィニティドライブはピニオンギアを内側からスプール軸で支える構造。マイクロモジュールギアとの相乗効果で、前作以上のシルキーさ、高感度での巻き上げが可能になっているようです。
凄い!
23オシア コンクエストにはNEWフォールレバーが搭載されました
CTモデルに搭載されていたフォールレバーが新構造になって搭載されました。
フォールスピードを自在にコントロール、テクニカルな攻略を可能にしたフォールレバーですが、残念な点がひとつ。スピードを落とすためにブレーキをかけて、そのままにしておくと巻き上げも少し重くなってしまったんです。これがイヤっ、という場合は1回1回リセットしなければならなかったんです。ちょっと面倒でした。
その面倒がNEWフォールレバーでは解消! ブレーキをかけたまま釣り続けても巻き上げは重くなりません。連続ヒットにつながるフォールスピードを、毎投入ごとに正確に再現できるのです。
凄い!
レバー形状も手に馴染みやすく、より使いやすさがアップしているとのことです。
23オシア コンクエストにはX-プロテクトが搭載されました
23オシア コンクエストにはX-プロテクトが搭載されました。X-プロテクトはシマノさんが誇る鉄壁の防水システム。
X-プロテクトがベアリングへの水の侵入を軽減してくれて、高耐久クラッチや高耐食ステンレスパーツなどがタフさをフルに発揮してくれるので、初期性能が長期に渡って持続するそうです。
つまりは買ったときのシルキーな巻きごこちがずっと続くということですね。
凄い!
フリップオープンによるスプール交換&レベルワインド連動
オシア コンクエストの200番台ではライトラインの使用が前提。そこでライトラインを使用した釣りにまつわる諸々の不安を解消してくれるフィーチャーが搭載されています。
たとえば。
水深60メートルのポイントで隣の人とオマツリ。自分のジグはボトム付近にあり。自分の0.8号のラインが傷んだ気がする。ドラゴンタチウオもときおりまじっているし、このまま使うのはかなり不安。とても不安。
こんなときにありがたいフィーチャーがあります。スプール交換の方式が、船を流し替える時間などでさっと交換できる、フリップオープン式になっているのです。
ありがたい!
レベルワインドもスプールと連動するようになりました。
フォールがスムーズで、ファイト時も滑らかなライン放出に貢献! なによりもスプールとレベルワインドの間のラインに角度がつかないので、ライトラインを無駄に傷めることがありません。
凄い!
23オシア コンクエストではドラグの調整範囲がより実戦的にチューン
23オシア コンクエストではドラグ負荷1キロから3キロくらいまでの範囲で、より細やかな調整が可能になっています。
これは1号前後のラインを使用した場合の、実戦でのドラグセッティングを考慮したもの。とくに1号以下のライトラインを使うタイラバなどでは、とてもありがたい設定です。
これなら大ダイが来ても安心してファイトが可能ですね。
ちなみに最大ドラグも14オシア コンクエストより1キロアップしています。
凄い!
23オシア コンクエストではロープロファイル化&ハンドルが長くなった
丸型って格好いいけど、握りこみにくいんだよな、という意見もあるでしょう。
14オシア コンクエストでもパーミング側のプレートがハンドル側より小径に設計されたSコンパクトボディが採用されていました。それゆえ丸型ベイトリールとしてはとてもパーミング性能に優れたモデルでした。
しかし、23オシア コンクエストでは前作と比較してさらに1.8ミリもパーミング側のプレートがロープロファイル化!
これまで以上に自然なフォームで握りこむことが可能になって、より快適かつ疲労も軽減してくれる使いごこちに仕上がっているようです。
ハンドルはPGモデルで3ミリ、HGで5ミリ、前作よりロング化。巻き上げの力強さ、軽さにひと役買っているようです。
まとめ あらゆる面で進化した23オシア コンクエスト
タイラバ、タチウオジギング、サクラマスジギング、SLJなどのカテゴリーでは、これまでも絶大な人気を誇っていたオシア コンクエストの200番シリーズ。
23オシア コンクエストは、基本性能をブラッシュアップしまくり、数々の先進機能を搭載して生まれ変わったフラッグシップモデル、と言えましょう。
「心が満ちる。伝統と先進が同居する上質な一巻き」(シマノさんのHPより)
この感じを味わいたい人はぜひ手にしてみてはいかがでしょうか。
ちなみにラインナップは右巻きの200PG&HG、左巻きの201PG&HGと4アイテム。お好みでどうぞ!
製品リンク
オシア コンクエスト
https://fish.shimano.com/ja-JP/product/reel/ryojikuoffshorefunesmall/a075f00003jz5pnqay.html
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