ワカサギ釣り用オモリおすすめ9選!

オモリは単に仕掛けを沈めるだけでなく、アタリの出方、誘いの伝達効率、そしてタナのキープ力などに大きく影響します。水深や湖流に合わせて繊細にオモリを選ぶことが、釣果を伸ばす重要な鍵となります。本記事では、ドーム船で使用するワカサギ釣りのオモリ選びのポイントとおすすめ製品を紹介します。

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この記事を作った人くるべっち
幼少期から釣りに親しみ、大学では水産学を専攻。淡水の小物釣りから深海の大物まで、国内はもとより、海外の釣りにも精通。釣り歴50年。

ワカサギ釣り用オモリを選ぶコツ

ワカサギ釣り用のオモリを選ぶ際にチェックしておきたいポイントはいくつかあります。ここでは、特に重要な要素に絞って紹介します。

ワカサギ釣り用オモリの重さ(ウエイト)

オモリの重さは、ワカサギ釣りでの基本を決定づけます。

一般的にドーム船では5〜10gが標準ですが、この範囲内で流れの速さや水深に応じて使い分けることが大切です。

風が弱く、流れが緩い場合や魚の活性が低い場合は、5g程度の軽量なオモリを選ぶことで、エサをよりナチュラルに漂わせ、魚の食い込みを促進します。

一方、流れが速い場合や水深が深い場合は、8〜10g程度の重めのオモリを選び、仕掛けを安定させて正確なタナをキープすることが重要です。

ワカサギ釣り用オモリの形状と水の抵抗

オモリの形状は、水中での抵抗(水の切れ)と沈下速度に影響します。

涙型や丸型は抵抗が大きく、水の変化を拾いやすいため、手元への情報伝達(感度)に優れます。アタリや流れの変化を目感度・手感度で捉えたい場合に有効です。

細長い棒状や流線型は水の抵抗が少なく、素早い沈下と流れの影響を受けにくい特性を持ちます。手返しを重視し、仕掛けをいち早く目標の棚に届けたい場合に適しています。また、底を取る際にも、着底の瞬間が分かりやすいという利点もあります。

ワカサギ釣り用オモリのカラーとアピール力

ワカサギ釣りのオモリには、単に仕掛けを沈める機能だけでなく、集魚効果を持たせるための工夫が施されているものもあります。

夜光(グロー)や蛍光色は、水深の深い場所や、朝夕のローライト時に光でワカサギにアピールし、集魚効果を高めます。特に底付近に群れがいる場合に有効です。

ケイムラ(紫外線発光)は紫外線に反応して発光し、澄んだ水質でも自然なアピールが可能です。

金、銀、赤などのラメやホログラムは、フラッシング効果でワカサギの興味を引きつけます。魚の活性が高い時や、アピールで群れを寄せたい時に効果的です。

その日の「当たりカラー」を模索するために、複数のカラーを用意しておくと良いでしょう。

スイベル(ヨリモドシ)と脱着の容易さ

オモリと仕掛けを接続する部分には、スイベル(ヨリモドシ)が付いているタイプと、直結するタイプがあります。

ドーム船では、仕掛けの交換やオモリの重さの微調整を頻繁に行うため、スナップ付きのスイベルがオモリに最初から組み込まれているものが非常に便利です。

これにより、手返しが大幅に向上。また、スイベルが回転することで、仕掛けのヨレを防ぐ効果もあり、ライントラブルの軽減にも繋がります。

オモリの素材と感度

オモリの素材は主に鉛ですが、近年はタングステン素材のワカサギ用オモリも増えています。

タングステンは 鉛よりも比重が重く、同じ重さでもシルエットを小さくすることができます。

これにより、水の抵抗を最小限に抑え、素早い沈下と、感度の向上に大きく貢献します。

また、タングステンは硬いため、底質を叩いた際の手元への反響(手感度)が明確に伝わりやすく、底取りの精度が向上します。

感度とフォールスピードを追求するなら、タングステンが最良の選択肢となりますが、高価なことが唯一のデメリットです。

ワカサギ用オモリおすすめ9選

ここでは、実績の高いワカサギ釣り用オモリを紹介します。

ダイワ(DAIWA)/クリスティアワカサギシンカーTGⅡ DR-R

高感度・高比重 タングステン製ワカサギ専用シンカー。

ドロップ型の低重心設計で落下・誘い・巻き上げ時もシンカーが暴れにくいのが特徴。

糸ヨレしにくいスイベル付きリングで、楽に脱着が可能。

下バリ用ハリス止めはシャフトがロングなので、絡み防止パイプとの接地摩擦面がアップし、パイプのズレが起きにくいメリットあり。

カラーはアピール抜群のゴールド。2~7gの6アイテムをラインナップ。

ダイワ(DAIWA)/クリスティアワカサギシンカーTGⅡR

高感度・高比重のタングステン製ワカサギ専用シンカー。

落下時、回収時の水中抵抗が非常に少ない円柱形状を採用し、スイベルタイプで仕掛けがヨレにくいのが特徴。

集魚の「夜光」、ステルスの「朱」の2カラー。ウエイトは1~10gをラインナップ。

オーナー(OENER)/時短スリムワカサギオモリ

波動を抑えた消波動形状8面体スリム型のオモリ。

誘った時の抵抗を減らし、ワカサギが掛かった時の重みを感じやすく、手感度がアップします。

八面体+下部重心のしずく型形状が垂直落下を実現。6~14gの5アイテムをラインナップ。

オーナー(OWNER)/タングステンワカサギオモリ

高比重で高感度のタングステン素材を採用。

食い渋りに効く円筒形のサイレント形状で、大穴のハリス止めを上下に装備。

1~5gの全6アイテムをラインナップ。

カツイチ(KATSUICHI)/ストライクシンカー

ドーム船の釣りに最適な超スリム&ロング形状。

スレンダー形状で急直落下し、水深のあるボート釣りやドーム船で群れを直撃します。

湖流の影響も受けにくく、糸絡みや根掛かりなどのトラブルも回避。下バリをセットできるハリス止付き。5~11gの4アイテム。

カツイチ(KATSUICHI)/フラッシュシンカー

扁平形状が放つ予測不能なヒラヒラ&ダートフォールはフラッシング効果が抜群。

単竿での使用を推奨しており、オマツリを回避しながらの派手なアピールが魅力的。

離れた場所のワカサギにも強アピールします。1~3gの4アイテム。

プロックス(PROX)/攻棚ワカサギ タングステンシンカー

沈下速度の早い高比重タングステンを使用したワカサギ用シンカー。コンパクトで落下スピードアップ。手返しの早さに貢献します。

スイベル付きで糸ヨレも軽減。サイドに下針がセットできるハリス止めも付いた専用設計。

アタリがでやすいドロップ形状で、1~10gの13アイテムをラインナップ。

レイン(reins)/TGワカサギおもりⅡ

高比重タングステン採用。コンパクト&スリム形状でタナ到達がスピーディー。

上部にヨリモドシ付き、下部にはハリス留め付き。1.5~10gの8アイテムをラインナップ。

レイン(reins)/TGワカサギおもり直撃

底面を球状にした棒状のワカサギ釣り用オモリ。

球体部分に重心を集中させているので、スピーディに真っすぐフォールします。

巻き上げ、誘い時にはスリム形状が効果を発揮。2~10gの8アイテムを用意。

まとめ

活性の高いときや魚影が多い場合、オモリについてそれほど気を使う必要はないもの、予想以上にシビアな状況ではその特性を理解して使い分ける必要があります。

どんなシチュエーションにも対応できるよう、さまざまなタイプのオモリを用意、使い和分けていくと良いでしょう。

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