東京湾のサワラが釣れています。湾口付近を舞台にナブラ撃ちが楽しめるのが、冬から春にかけてのサワラキャスティングの魅力。脂ノリノリで食味も抜群。いなくならないうちに釣っておきたいと思っているアナタ!すえ丸船長、須江一樹さんが攻略のキモをお伝えします!
本記事ではアフィリエイトプラグラムを利用しています。
この記事を作った人すえ丸船長・須江一樹(すえ・かずき)
埼玉県出身横浜市在住。姉妹の父。10歳の頃ブラックバスブームで釣りを始める。釣りを仕事にすることを夢見て30歳で横浜の名門アイランドクルーズに入社しガイド業を始める。10年の修行期間を経て2025年、「すえ丸」開業。趣味は釣り。得意なこと釣り、苦手なこと釣り。Instagram(https://www.instagram.com/__suemaru__/)・X(https://x.com/__suemaru__)

東京湾口でサワラが釣れています
何年ぶりかわからないほど久しぶりに、寒のサワラが釣れている東京湾。
夏も面白いですが、冬のサワラもとても面白いです。
面白いのはもちろんですがなんといっても脂ノリノリの激ウマなのが最大の魅力でもあります。
基本的な狙い方はとくに夏と変わるところはありません。
違うところはポイント。
湾の奥で釣れることが多い夏のサワラに対して冬のサワラは湾口方面で釣れます。
そのため、プレッシャーがかかりにくくフレッシュな状態の群れに遭遇する可能性が高いのです。
投げれば釣れる!といった夢のような状況に出会うこともしばしばです。
また、水温が低いので表層でエサを捕食する時間も夏に比べて圧倒的に多くなります。
トリヤマやナブラ、ハネやハミといった現象を目にすることが、夏に比べて圧倒的に多くなるのが冬から春にかけてのサワラです。

リスクもあります。
風の影響を受けやすい沖のポイントが中心なので、出船中止率が高くなってしまうこと。
うねりを伴う荒れた海の中での釣りが当たり前になってしまうこと。
さらに、湾の奥で釣れなくなる原因のほとんどはプレッシャーや貧酸素が原因ですので魚がいなくなるといったリスクはありませんが、湾口では突然本当に群れがいなくなるというリスクがあります。
当たればバリバリ、外すと完全な無という、いかにも青物釣り、いかにもサワラ釣りという博打要素が強くなるのが寒サワラなのです。
すえ丸船長おすすめ&使用サワラタックル
すえ丸船長のおすすめ&実際に使用しているタックルを紹介しましょう。
東京湾の寒サワラ用タックル・ロッド、リール、PEライン、リーダー

使うタックルは夏とまったく変わることはありません。
ミノー用には7ft程度Mパワークラスのロッドに3000〜4000HGクラスのスピニングリールをセット。
ラインはPE1.2〜1.5号程度、リーダーはナイロン30lb程度を使用します。
ブレードジギング用には6〜6.6ft程度で、1〜2番パワーのロッド。
これに4000〜6000番でハンドル1回転あたり1m程度の速さのスピニングリールをセレクトしてください。
PEラインは1.5〜2号、リーダーはナイロンの35lb程度を使用します。
ミノー用すえ丸船長使用タックル
〇ロッド:tailwalk BOATGAMER SSD S73M
〇リール:tailwalk DURIZE 3500SHGX
〇ライン: VARIVAS アバニ シーバス マックスパワーPE X9 1.2号
〇リーダー: VARIVAS VEP ショックリーダー [ナイロン] 30lb
ブレードジギング用すえ丸船長使用タックル
〇ロッド:tailwalk JIGFORCE SSD S650-LJ
〇リール: tailwalk STEALZ 6000HGX
〇ライン: VARIVAS アバニ キャスティングPE マックスパワー X8 2号
〇リーダー: VARIVAS VEP ショックリーダー [ナイロン]35lb

すえ丸船長使用ミノー
〇HIDEUP/HUミノー111S
〇DUO/REALIS JERKBAIT SW LIMITED 130S
〇DUO/REALIS JERKBAIT SW LIMITED 100DRS
〇Tailwalk/YUMMY JIG TG + ブレードフック
東京湾の寒サワラを釣るため基本
すえ丸船長直伝!東京湾の寒サワラを釣るためのコツを紹介しましょう。
ブレードジギングで釣る場合
ブレードジギングの基本は夏と変わりません。
ただし、湾口では風の影響を受けやすく、湾奥よりもポイントが深いので60g程度の重いジグまで用意しておくと安心です。
タングステン製がもちろん有効ではありますが、ベイトサイズが大きいことも多いので、鉛のジグでも十分アタリを出すことが出来ます。

やはりブレなく速く巻くことが釣果を出す上で最も重要です。
タックル面ではブレ幅が少なくなる短めのジギングロッドと、ハンドル1回転あたり1m程度を巻けるスピニングリールは必須です。
そのうえで速くブレなく巻くコツは脱力感。力一杯速く巻く人ほどロッドがブレるので釣れません。
さらに、疲れてしまうので釣りを続けることが難しくなります。
なるべく体の力を抜くことが速くブレなく巻くコツ。
とくにロッドを持つ方の手に力が入らないように注意してください。
コツは巻くことで生まれるルアーの抵抗感にロッドを持つ手を引っ張ってもらって、リールフットを手に引っ掛けるようにロッドを保持することです。
こうすることで握るという部分に力を使わずにロッドを保持することが出来るので、ブレなく巻くことが出来ます。
さらにジギングロッドならグリップエンドを脇に挟んで保持できます。
キャスティングロッドではなくジギングロッドを推奨する理由がここにあります。
縦のブレは力を抜くことで殺して、横のブレはグリップエンドを脇に挟んで抑えることで、ブレを極力なくした速巻きを実現することが出来ます。
ミノーイングで釣る場合
夏はほぼみられない鳥山やボイル、ナブラといった現象を日常的に見ることができるのは冬から春シーズンならでは、です。
必然的にミノーの出番も夏に比べて圧倒的に増えてきます。
対サワラの基本アクションであるジャーキングはもちろんですが、タダ巻きも有効なアクションです。

ジャーキングは誘い出しの要素が強いアクションで、サワラに気づかせる、サワラを浮かせることができるアクションです。
単発の跳ねが見える程度の状況でもヒット率を上げることができるいっぽうで、ミスバイトによるラインカットが増えるアクションでもあります。
鳥山やナブラになっているような状況ではすでにサワラは捕食モードに入っているため、無理に誘い出す必要はありません。
タダ巻きやゆるくジャークをすることで、ミスバイトによる不要なラインカットを防ぎ、確実なヒットに繋げることが出来ます。
ボイルやナブラなど、サワラ自体がキャストで届く範囲に出た場合はタダ巻きが有効です。
そういった模様が見えない時や届くところにナブラなどがない時は、フルキャスト&ジャーキングの誘い出しで狙うようにしましょう。
よくトリヤマを狙っている時、自分の周りだけ鳥がいないと感じることがあると思います。
これはまさしく自分がいるから鳥がいないのであって、魚自体は下にいますので投げ続けてください。
サワラは群れでベイトを捕食しています。誰かがヒットしたら、ラインが絡む危険性がない程度で同じ方向に投げてダブルヒットを狙うことも、実は重要なテクニックです。
すえ丸DATA
神奈川県横浜市子安「すえ丸」
◎TEL:090-7014-8011(船長:須江一樹)
◎HP: https://suemaru.fishing/
◎BOAT:ヤマハ 和船W-32AF(エンジン:スズキ 4ストローク船外機 175馬力・ホンデックス魚探 HDX10C・ホンデックスマルチスキャン(ソナー) HE-773・ロッドホルダー17本・電動マリントイレ)

コメント