画像提供:㈱シマノ
ラウドジャーク120Sは11個の移動式ウエイトボールを武器とするジャークベイト。よく飛び、不規則に動き、ターゲットを誘う。サワラキャスティング、ボートシーバスには欠かせない1本でしょう。
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ラウドジャーク120Sとは?
ラウドジャーク120Sはボートキャスティングに照準を合わせたジャークベイトです。
メインターゲットはサワラ、シーバス、ブリといった面々。シマノさんが提唱するインショアゲームで大活躍するミノーですね。
シマノさんからは2024年モデルとしてMDザンバーノSW 115S/115Sフラッシュブーストがリリースされたばかり。このジャンルに賭けるシマノさんの気合が伝わってくるリリースラッシュです。
ラウドジャーク120S、どんなルアーなのか深掘りしていきましょう!
ラウドジャーク120Sには11個の移動式ボールウエイトが搭載
ラウドジャーク120Sはジャークベイトです。ジャークしてダートさせ、フィッシュイーターの捕食スイッチをオンしてヒットに持ち込むタイプのミノーです。
不規則なダートを生み出す源が、ボディ内部に搭載された11個の移動式ボールウエイト。「分散式球重心移動システム」というそうです。
ジャークするとこのボールウエイトがアングラーの意図を超えてあちこちへと移動するため、予測不能のダートアクションを生み出すのです。
キャスト時にはみな仲良く後方に移動して集まるため飛行姿勢は安定。シマノさんが誇るジェットブーストに負けず劣らずに飛距離を叩き出します。着水後も素早くボールウエイトが移動するため立ちあがりもバッチリです。
ラウドジャーク120Sのマラカスサウンドはアピール強烈!
アクションと飛距離を求めた結果の「分散式球重心移動システム」ですが、11個の自由に移動する小径ボールウエイトは、副産物的にジャラジャラとした「マラカスサウンド」を生み出しました。
広い海からターゲットを寄せるアピール力は強烈。ワタクシも使ってみましたが、静かな海ではジャラジャラと音が響き渡ります。これはサワラでもシーバスでも、「なんだ?なんだ?」と寄ってきてしまうこと請け合い。グッドサイズのシーバス連続ヒットを堪能させていただきました。
ラウドジャーク120Sは強度バッチリ。ブリがヒットしても安心です
ラウドジャーク120Sには貫通ワイヤーを採用しています。
結果、120mmサイズには過剰ともいえるほどの強度を確保。通常、このサイズに貫通ワイヤーを使用すると動きがスポイルされがちですが、それを補って余りある、キレある動きを出すのが、やはり11個の移動式ボールウエイト、というわけです。
貫通ワイヤーだけでは飽き足らず、さらに念を入れての太軸の4番トレブルフックを標準装備。これならブリがドンっとヒットしてきても安心してやり取りできますね。
ラウドジャーク120Sのカラーラインナップは10色
ラウドジャーク120Sのカラーラインナップは釣れスジばかりを揃えた10色。
アピール系に重点を置いたカラー展開です。
なかでも注目はSTチャートリップサービス。クリア系のボディカラーながら、アングラーからの視認性を重視し、リップにチャートカラーをペイント。しかもリップの裏はシルバーなので絶妙なフラッシングを生み出す、と一粒で三度オイシイ的な意欲的なカラーです。
東京湾を拠点とするプロガイド&アングラーの家田成大さんのリクエストカラー、サニーミラーK、同じく大阪湾を拠点とするプロガイド&アングラーの角井良隆さんリクエストのエッジパールゴールドも気になるカラーです。
ラウドジャーク120Sについて。プロのご意見も紹介しましょう
まずは東京湾ボートシーバス代表の家田成大さん。
基本的な使い方は不規則なダートと派手なサウンドを活かしてサーチベイト的に使うことがひとつ。シーバスがそのポイントにいるのかどうかを確認する役目ですね。もちろんヒットも望めます。
着水後、数回軽くジャークしてアピール、その後はただ巻き、さらにジャークを織り交ぜる、というのが家田さんお気に入りのアクションパターンということです。
続いて大阪湾サワラキャスティング代表の角井良隆さん。
キャストして着水したら少し巻いて(ハンドル2~3回)ウエイトを馴染ませる。その後はあまり力まないでワンピッチワンジャークを繰り返す、というのが角井さんおすすめの基本的使用法。
ジャーク後に一瞬だけラインを緩めるのがキーポイント。これでルアーがフラッとなって軌道が変わり、サワラが思わず口を使ってしまう、というイメージです。急に高速巻きしたり、ピタッと止めたり、イレギュラーな動きを織り交ぜるのも効果的だそうですよ。
まとめ ラウドジャーク120Sはソルト用ジャークベイトの定番になると思われます
いかがでしたか? ラウドジャーク120S
ボートシーバスやサワラキャスティング愛好家なら、もう欲しくて仕方がないでしょう。
ジャークベイトとしての性能はかなり高いですよね。動きも飛距離もサウンドもよし。死角なしという印象です。
リリースされたら即ポチッ、が正しい行動のように思われます。
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