画像提供:シマノ
ライトジギングファンが大好きなシマノグラップラーCTが、モデルチェンジしてリリースされます。前作からすでに安心、安定の性能なので、何も考えずにポチっという購入するのもありでしょうが、まずは落ち着いてその中身をチェックしていきましょう!
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この記事を作った人ヤップ!編集部
ヤップ!でオフショア情報を発信する人たち。編集長の大川直を中心にそれぞれに得意な分野について執筆&撮影して投稿。信頼できる情報を分かりやすく伝える! をモットーに活動中。

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グラップラーCTとは?
グラップラーCTはシマノがラインナップする、オフショア用ミドルプライスレンジの小型両軸リールです。
高い基本性能に加え、デジタルカウンター付きながら手頃な価格で入手できるので、アングラーの経験や技術レベルを問わずに大人気のモデルです。
そのグラップラーCTがモデルチェンジしたわけですから、ライトジギングファンやSLJファンは無視することは出来ませんよね。
具体的な品番はグラップラーCT150XGとグラップラーCT151XG。ギア比のセッティングはXG一択、左右巻きモデルを用意しています。

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新たなグラップラーCTの特徴
新たなグラップラーCTはどこが進化したのか? 細かくチェックしていきましょう!

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NEWフォールレバーの搭載
グラップラーCTの大きな進化点のひとつがNEWフォールレバーの搭載です。
フォールスピードを遅くするためにブレーキをかけたままでも、ブレーキの影響を受けずに軽く巻き上げることが可能になりました。
1回1回ブレーキをフリーにしなくてもいいのでとてもシンプル。セットしたままで使い続けられるので、ヒットしたフォールスピードの再現性も確保されています。より積極的にフォールバイトを狙っていけますよね。
ちなみにフォールレバーの形状も改良され、より操作性がアップしています。
デジタルカウンター関係の進化
デジタルカウンター関係の進化も凄いことになっています。
巻上距離アラームの搭載
上位機種のモデルチェンジ時に次々と搭載されている巻上距離アラーム、新しいグラップラーCTにも搭載されました。
巻上距離アラームとはアラームで巻き上げた距離の変化を知らせてくれる機能。セッティングは多彩ですが、たとえば底から15mの範囲を5m巻き上げるごとにアラームが鳴ってしらせてくれたりするんです。

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意外と見にくいことも多いカウンターの液晶画面。とくにしゃくっているときは見にくいことも多いですよね。でも、これからは液晶画面を注視しなくてもOK。指示ダナへの集中力がこれまで以上に高まること、間違いなし!
糸巻き学習の進化
糸巻き学習はスプール回転と糸巻量の関係をデジタルカウンターに記憶させ、この関係を用いて水深を表示させる機能。地味ではありますが、実はとても重要な機能です。

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新しいグラップラーCTではPE 0.6/0.8/1.0/1.2/1.5号の学習データが追加で搭載されました。
ラインの種類やラインテンションに応じた、より詳細なセッティングが可能なモードも用意されています。
万全ですね!
新たなグラップラーCTの基本性能
グラップラーCTの基本性能はとても高いです。HAGANEボディ、X-SHIP、X-プロテクトなどなど、フラッグシップ並みのテクノロジーがふんだんに投入されています。
ギア比は前作の8.1を踏襲、ハンドル1回転あたりの巻き上げ長も81cmと変わりません。
基本的な剛性感、防水性能、回転性能はバッチリ、ということです。
基本性能的に19グラップラーCTより進化した点としては、15gの軽量化、ボールベアリング1個増し、といったところでしょう。

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19グラップラーCT・グラップラープレミアム・オシアコンクエストCTとの比較
実際に購入してみようかな、と思われる方が比較検討される場合、いくつかのモデルが候補に挙げられるでしょう。
19グラップラーCTの場合
19グラップラーCT愛用者であれば15gの軽量化とNEWフォールレバー、デジタルカウンター絡みの進化が魅力ですよね。
これだけ進化しても本体化価格は31,000円から34,800円と2,800円しか上がっていません。昨今の物価上昇率を考えると価格据え置きって感じです。
お持ちの19グラップラーCTがくたびれていて、でも性能や使用感には大満足、という方ならマストバイ、かも知れませんね。

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グラップラープレミアムの場合
グラップラープレミアムも候補に挙がるでしょう。
グラップラーCTとの一番の違いは回転性能。なんといってもシマノが誇るマイクロモジュールギアが搭載されているので巻き上げはシルキー。各所に配置されるボールベアリングも3個増しですし、ハンドル周りの軽量感、剛性感も高いのが魅力です。
ただし、価格はグラップラーCTの34,800円に対し、グラップラープレミアムは46,500円。
この価格差とシルキーな巻き上げやワンランクアップした巻き上げ感を秤にかけることになるでしょう。決めるのはアナタです!
オシアコンクエストCTの場合
オシアコンクエストCTはいかがでしょうか? 番手としてはCT 200HGが近しいでしょう。
オシアコンクエストCTはなんといってもフラッグシップモデル。あらゆる性能はシマノ最高峰、各テクノロジーもフル装備です。
なかでも、メタルボディの剛性感、安心感、耐久性は大きな魅力でしょう。丸型にこのうえない魅力を感じる、という方も少なくはないでしょう。
ただし、315gと少々重いです。本体価格も72,000円とほぼ倍に跳ね上がります。
このあたりが比較検討の材料になりそうです。決めるのはアナタです!

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まとめ グラップラーCT購入欲にあらがうのは難しい!
いかがでしたか、グラップラーCT。
ロープロファイルモデルならではのパーミング性能、軽量感、お手頃価格なのにテクノロジー満載など、なかなか魅力溢れるリールですよね。
2025年8月末で実売価格は25,000円(税込)を切っています!
サクラマスジギングやタチウオジギングなど、中層を攻める釣りでは大活躍間違いなし。もちろんライトジギング、SLJカテゴリーで幅広く使える一台でしょう。
以下からポチっと購入してしまいましょうかね?
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