秋の東京湾はシーバス＆サワラのトップシーズン！ 数釣りを堪能するもよし、ビッグベイトの釣りに挑戦するもよし、の絶好機。サニーフィッシングガイドサービスで楽しもう！
この記事を作った人ヤップ！編集部
ヤップ！でオフショア情報を発信する人たち。実態は釣りをメインフィールドとして活躍するプロ集団。それぞれに得意な分野について執筆＆撮影して投稿。信頼できる情報を分かりやすく伝える！ をモットーに活動中。編集長はカメラマン、ライターの大川直。
数、サイズともに望めるのが秋の東京湾。（画像提供：サニーフィッシングガイドサービス）
秋はハイシーズン！ 初心者には数釣りを楽しんでもらいたい。
ヤップ 家田成大船長、秋の東京湾、オススメの釣りは何ですか？
家田船長 みなさん期待のデカシーバス、あとはサワラも外せないですね。
ヤップ サニーさんでは、どちらを狙っての出船が多いんですか？
家田船長 うちでは圧倒的にシーバスです。でも、サワラも跳ねますよ、って伝えたらみなさんやりたい！ って言いますけど(笑) それでも、サワラだけを狙いたいという人は、うちでは少ないですね。
ヤップ おすすめターゲットのど真ん中はシーバスですね。
家田船長 シーバス狙いにも大きく２つの楽しみ方があると思っています。ひとつはインショア初体験という人や、まだ釣りをあまりやったことがない方への提案。もうひとつはいつもシーバスを釣っている方への提案です。
ヤップ 初心者、初挑戦という方への提案はどんな感じですか？
家田船長 秋はサイズだけでなく数も釣りやすいトップシーズンです。初心者の方にはビッグベイト、ビッグサイズのシーバスにこだわることなく、楽しんでいただけるといいかな、と思います。初めてのボートシーバスということであれば、大型だけではなく、いっぱい釣れる楽しさを経験してもらいたいですね。釣りの基礎的な部分を早く習得できる、いい時期でもありますから。
ヤップ 流行りのビッグベイトだけではない、ということですね。
家田船長 ランカーパターン、コノシロパターンだけにとらわれてほしくないですね。ビッグベイトだけ、という希望にも応じますけど、初心者の方には積極的には勧めてはいません。そのときどきでいい場所、またお客さんの要望も汲んで、釣り方や場所を変えていくことが多いですね。
13センチ前後のミノー、１オンス前後のバイブレーションはマストルアー。
Mパワー、７フィート前後のロッドとハイギアの3000番台のスピニングリール
ヤップ 絶対用意してほしいタックルはどんな感じですか？
家田船長 ７フィート前後、Mパワークラスのロッドとハイギアの3000番台のスピニングリール、PE1号前後、ナイロンリーダー25ポンドのセットですね。これはすべてのアングラーに用意しておいてほしいタックルセットです。ビッグベイトでやりたい、という方も持っていれば、サワラ狙いやトリヤマ狙いにも対応できるタックルです。イナダやワラサも含め、なんでも釣ってみようよ、というのも秋の楽しさですからね。
ヤップ ルアーのおすすめは？
家田船長 13cmくらいのミノー、１オンス前後のバイブレーションは用意してほしいですね。ミノーとしてはルドラ、バルナ、X-80マグナム、バイブレーションはビッグバッカー107、鉄板バイブ26グラム、ここら辺は、ぜひ持っていてほしいですね。
慣れている人はやはりデカシーバスを狙って欲しいシーズンだ。（画像提供：サニーフィッシングガイドサービス）
慣れている人にはビッグベイトの釣りがおすすめ
ヤップ いつもシーバスを狙っている人への提案はどうですか？
家田船長 普段からシーバスを釣っている方は大型に狙いをしぼって釣ってほしいですね。狙って大型が釣れる時期ですから。レギュラーサイズを10本、20本釣るのであれば、ドカンッと一発仕留めてほしい。そうなるとビッグベイトの釣りを勧めることも多くなります。
ヤップ ビッグベイト用タックルはどんな感じですか？
家田船長 基本はビッグベイト用のベイトタックル。ロッドは６フィートクラスのビッグベイト用、リールはPE３号を100メートル以上巻き込める、ギア比がHG以上のハイスピードタイプのベイトリール。PEは３号以上、リーダーはナイロン40ポンド以上、という感じです。
ヤップ おすすめのルアー、トップ３は？
家田船長 ビッグバンデット、ダヴィンチ、ロケットペンシル230がおすすめです。
ヤップ ビッグベイトの釣りは人気の高まりもあって、近年はシーズンも長くなっていますよね。
家田船長 そうですね、以前は秋から冬にかけての釣り方、というイメージがありましたが、東京湾では夏などでも楽しむようになりましたよね。ただ、秋はやはりハイシーズン。レンジにしても上から下までいろいろなタイプのビッグベイトに反応してくれる時期なので、より楽しみの幅が拡がりますよ。
ヤップ ビッグベイトの釣りならではのアドバイスはありますか？
家田船長 とにかくやり込んでください、という感じです。１個のルアーを使い込んでください。自分の手足の延長に思えるくらい。折れない心で使い込んでください、と伝えたいですね。パッと投げて釣れちゃうときはもちろんありますが、それはそのルアーの力が最大限に発揮されたわけではないですから。しっかり使いこなせれば、また違う扉が開きますよ。フックをチェンジするとか、ウェイトチューンするとか、デフォルトのセッティングだけでは出せない動きが効くときもあります。ひとつのルアーを自分のモノにする、という感じですね。
サワラも外せない秋の人気ターゲット。（画像提供：サニーフィッシングガイドサービス）
ルアーのフックはバーブレスにしてください！
ヤップ サワラはどんな感じで狙うことが多いですか？
家田船長 サワラはシーバス狙いのポイントに向かう途中、帰る途中というタイミングで狙うことが可能な魚です。うちではサブターゲットとして狙うことが多いですね。ゲーム性は高いし、食べて美味しい。近年、大人気ですしね。タックルはシーバス用の定番タックルで十分対応できるので、ルアーだけいくつか忍ばしてくることをおすすめします。
ヤップ 具体的にサワラ用として用意しておきたいルアーは？
家田船長 ミノーはシーバス用でＯＫなので、ブレードジグをいくつか用意しておいてほしいですね。逆にこの２つのルアーで対応できないときは、深追いしないことが多いですね。
ヤップ これだけは伝えたい、ということはありますか？
家田船長 フックはバーブレスにしてください。これは何よりも安全のためです。とくに初心者の方は最初からバーブレスにしておくと抵抗感もなくなると思いますよ。
ヤップ ありがとうございました！
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