キハダキャスティングにおける(ショック)リーダーの基本的な選び方とおすすめ7選を紹介していきます。キハダキャスティングのリーダーの選び方や考え方、チェックポイントについても併せて解説していきます。これからキハダキャスティングに挑戦したい方はもちろん、納得のいく釣果が出ずに悩んでいるという方も、ぜひ今後のリーダー選びの参考にしてみてください。
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キハダキャスティング用リーダーはトラブルが少ないナイロン製が人気
キハダキャスティングでは、ライントラブルにはとくに気を遣う必要があります。たとえば、普段は問題なくキャストできる釣り人であっても、ナブラ打ちなどの展開においては、焦ってしまって上手くキャストが決まらないなんてこともあり。キャストミスを少しでも軽減するためにも、リーダーはトラブルの少ない柔らかめのナイロンリーダーを選ぶのがおすすめです。
キハダキャスティング用リーダーのポンド数はPEラインの太さに合わせる
キハダキャスティングに使用するリーダーの強さ、号数は使用するPEラインの号数に合わせるのが基本です。PE4~5号なら60~100lb、PE6号なら120~130lb、PE8号なら140~150lbが目安。キハダマグロの平均サイズや、使用するルアーの種類やサイズに応じて微調整します。
リーダーの長さは結束部分がリールのスプールに入るか入らないか、くらい
リーダーの長さは、魚体ズレを考慮し最低限ターゲットの魚体の長さ以上であれば、あとはお好みで問題ありません。基本的にはリーダーは短い方がキャストトラブルも少なく、安定した飛距離も出るというのが定説。しかし、あまりに短いとランディングの際の船底ズレなどの対応が難しくなります。キャスト時のトラブルレス、ランディング時のトラブル防止を考慮すると、キャスト時のタラシを取った状態で結束部分がリールのスプールに入るか入らないか、という長さが落としどころになります。超大型狙いであればスプールに一回転(ランディングのときにリーダーだけで強引に寄せられる)、中小型であればスプールに巻き込まなくてもよし。このあたりを基本に好みと試行錯誤を繰り返し、自分好みの長さを模索してみてください。
キハダキャスティング用には歯切れ防止リーダーを使うのもあり
キハダダマグロはノコギリ状の歯を持っているため、ルアーの掛かりどころによってはファイト中にラインブレイクすることがあります。とくに小型プラグを使用する場合や、ターゲットが大型の場合には注意が必要です。この歯切れでのラインブレイクを防止するためには、ザイロンなどを使用した歯切れ防止用のショックリーダーを使用するのもおすすめ。必要に応じて通常のショックリーダーと使い分けてみてください。
キハダキャスティングでは結束部分の強度も要チェック
長時間かつ高負荷のファイトが必要なキハダキャスティングでは、ショックリーダーとPEラインの結束部分でのラインブレイクが特に多くなります。
FGノットやPRノットなどの強度が高い結束方法で結ぶことはもちろん、こまめに結び変えることで常に高い強度を保つのが鉄則。
必要に応じてスクラムなどを使用し、毛羽立ちやエアノットからメインラインを保護するのもおすすめです。
キハダキャスティング用リーダーおすすめ7選
バリバス オーシャンレコードショックリーダー
ヒラマサキャスティングではすでに定番になりつつある高品質なナイロンリーダー。直線強力が高く、耐摩耗性にも優れているのでマグロ類のキャスティングにも非常に相性が良い製品。必要量を取り出しやすいスプールバンドも秀逸です。
バリバス アバニ キャスティングショックリーダー MAGURO
その名の通り、マグロ類のキャスティングに特化した専用リーダー。しなやかで扱いやすい大物ハリスをベースに、スーパータフコーティングが施してあり、摩擦系ノットでの強度安定を向上させた製品になっています。カモフラージュ性が高いクリアピンクカラーにも要注目。
サンライン ソルティメイト システムショックリーダーNY
荷重による伸びのバランスを突き詰めた、扱いやすいナイロンリーダー。リーダーの要であるクッション性を突き詰めた信頼できる製品になっています。特殊製法により吸水を抑えているため、性能が長続きする、というリーダーです。
サンライン 大物ハリス
大物のキャスティングゲームでファンが多い、信頼できるナイロンリーダーです。太くてもしなやかなので、ガイド絡みなどのトラブルも少なく扱いやすい製品です。カセ巻き仕様なので、保管時には絡んでしまわないよう、工夫が必要です。
エックスブレイド キャストマンアブソーバー
取り出しやすいソフトスプールが特徴のキャスティング専用ナイロンリーダー。キャスティング専用と謳うだけあり、ルアーの操作もしやすく、キャスト時のトラブルが少ない、バランスが良い製品です。価格もリーズナブルなので、釣行頻度が高い釣り人にもおすすめです。
サンヨーナイロン アプロード ソルトマックスショックリーダー タイプN
しなやかで結びの強度も安定しやすいナイロンリーダーです。柔らかめのリーダーなので、結び目が決まりやすく強度が安定するのが特徴です。特殊耐摩耗コーティングが施してあるので、魚体擦れにも強く安心して使える製品です。
バリバス アルティメットファイティングリーダー
マグロキャスティングの第一人者である佐藤偉知郎氏が監修を務めたマグロ専用リーダー。歯切れ防止のザイロンを使用しているので、モンスターサイズとも安心してファイトすることができます。3モデルの展開があるので、状況に応じて使い分けてみてください。誘い出し用、ナブラ撃ち用の2アイテムがあります。
まとめ リーダー選びに妥協は禁物です
キハダキャスティングは、ターゲットが大型であるためリーダーひとつとっても妥協は許されません。良い釣果を望むのであれば、ロッドやリール以上にショックリーダーにも気を配りましょう。今回紹介したリーダーは、どれもキハダキャスティングに対応したものですが、それぞれ性質が異なります。ぜひ、自身の好みの製品を見つけてキハダマグロに挑戦してみましょう。
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