画像提供:バリバス
バリバスから頂点を追求したショックリーダー、アバニ ショックリーダーSMPナイロンが登場! 直線強度はもちろん、伸び率の最適化による粘り強さ、耐摩耗性の向上により、未体験ゾーンの高性能を誇るショックリーダーのようです。その実力、ここでしっかり探っていきましょう!
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この記事を作った人ヤップ!編集部
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アバニ ショックリーダーSMPナイロンとは?
バリバスから凄いショックリーダーが発売されます。その名は「アバニ ショックリーダーSMPナイロン」。
SMPとはスーパーマックスパワーを意味します。「とにかく最上級に、激ヤバな感じで強い」とヤップ!的には理解しております。
バリバス製品の中でSMPという名称は、
アバニ キャスティングPE SMP[スーパーマックスパワー]X8、
アバニ キャスティングPE SMP ヒラマサチューンX8、
アバニ オーシャンワークス アシストリーダー スーパーマックスパワー[SMP]
など、ごく限られた製品にしか使われていません。そんな至高の称号、SMPが初めてショックリーダーに使われたのです!
デカい魚を獲りたい! と願うアングラーは見逃すことは出来ないでしょう。

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アバニ ショックリーダーSMPナイロンのとても優れた特性
アバニ ショックリーダーSMPナイロンはとにかくヤバい! そんな雰囲気はすでに伝わっていると思いますが、やはり具体的にどうヤバいのかをチェックしないと納得できませんよね。
いくつかの特性をピックアップ、よりアバニ ショックリーダーSMPナイロンへの理解を深めていきましょう。
バリバス最高レベルの直線強度
アバニ ショックリーダーSMPナイロンは、これまでのハイクオリティなバリバス製ショックリーダー同様の直線強度があります。
さらにアバニ ショックリーダーSMPナイロンでは、最高レベルの直線強度に加えて、伸び率を最適化しているのが大きな特長です。その結果、ショックリーダーが破断、つまり切れるまでの伸び率がこれまで以上に大きくなっています。
エビデンスを示しましょう。一般的なナイロンラインが切れる直前の伸び率は25~35%とされています。対してアバニ ショックリーダーSMPナイロンの切れる直前の伸び率は33~40%!
いかに切れる直前まで耐えて、粘って、伸びているのかがお分かりでしょう。
たとえばモンスタークロマグロとの死闘、船下に潜られたときに耐えてしのぐ! という状況や、20kgオーバーのヒラマサを根際で止める! なんて状況でも、アバニ ショックリーダーSMPナイロンは伸びて耐えてくれるのです。
だから、数値上の直線強度は同様であっても、体感的な引っ張りっこでは強い! なかなか切れない! と感じるであろうショックリーダーなんですね。
傷が入りにくく、入ってからも強さを維持する脅威の耐摩耗性
アバニ ショックリーダーSMPナイロンは耐摩耗性が高いのも特長です。
耐摩耗性が高いなんてどんなラインのパッケージにも書いてあります! というアナタ。確かにおっしゃる通りです。

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アバニ ショックリーダーSMPナイロンでは素材と製法を見直すことで、表面に傷が入りにくいことはもちろん、傷が入ってからの急激な強度低下が少なく改良されている、そうです。
つまり何かに擦れても傷が入りにくいだけでなく、ヤバい! 根に擦れている! 切れそう! という状況でも、これまで以上に粘り強く耐えてくれるショックリーダーなのです。
アバニ ショックリーダーSMPナイロンの耐摩耗性が高い理由、ご理解いただけたでしょうか?
耐吸水性が高く、劣化しにくい
ナイロンという素材には短所があります。
そのひとつが吸水して劣化してしまう、ということです。つまり新品でも放置しておけば空気中の水分を吸ったり吐いたりして劣化してしまうのです。過酷なフィールドで使用すれば、より一層劣化のスピードは上がるでしょう。

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ナイロン素材の吸水、ゼロには出来ないようですが、対策は出来ます。コーティングです。
アバニ ショックリーダーSMPナイロンでは非フッ素コーティング加工[SP-V]&張りと硬さをコントロールする特殊加工[ND-S]がダブルで施されています。
◎コーティングについての参考ページ
https://www.varivas.co.jp/brands/varivas/#page7s
このダブルコーティングによって「耐吸水性」を大幅にアップしながら「しなやかさ」も実現。
温度変化による劣化や経時劣化を抑え、安定した品質をキープし続けることが可能なのです。
ナイロン製ショックリーダーはコーティングあってのモノなんですね。
センターホール付きスプールバンド採用
ショックリーダー本体の性能ではありませんが、優れたアイデアなのでぜひ触れておきましょう。
アバニ ショックリーダーSMPナイロンのラインスプールに採用されているスプールバンド、これがなかなかの優れモノなんです。
その名は「センターホール付きスプールバンド」。
ゴムバンドであったり、樹脂製のカバーであったり、スプールに巻いてあるショックリーダーがバラけない工夫はいろいろあります。でも、なかなか満足できるモノはありません。
バリバス特製のセンターホール付きスプールバンドなら、巻いたままラインが引き出せるだけでなく、太い号数でもしっかり留まります。しかも残量が少なくなっても締め直しが可能なんです。
ショックリーダー先端が飛び出したり、バラけたりという、船上でのイラつき現象が解消される、というわけです。
バンドは色分けされていてラベルを見なくても号数が分かります。こんな細かやかな配慮もありがたいですよね。
アングラーたちの実釣インプレッション
アバニ ショックリーダーSMPナイロンは市場投入に先立ち、テストサンプルが多くのアングラーに手渡され、そのフィードバックが届いております。バリバスHPから現場のナマの声をいくつか拾い上げてみましょう。

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「アバニ ショックリーダーSMPナイロンは、キャストがスムーズになるリーダーだと思います。糸グセが付きにくいし、キャストしたときの嫌な音も出にくい。この性能は誰が使っても実感できると思いますよ。ひと言で表現するならトルクのあるリーダーっていうイメージ。ビーンって伸びていくだけじゃなくて、踏ん張りつつ伸びる感じの使用感です。反発力がありつつ伸びるみたいな印象で、切れるまでにただ伸びるだけでなく反発力がある。ファイトのときでも魚を弱らせてくれるショックリーダーだと思いますよ」(SOULS代表・佐藤偉知郎さん)

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「ノットが組みやすいことが一番いいですね。まだ、使用回数が少なく多くのことは語れませんが、SMPナイロンはより伸びて粘るリーダーということなので、最後の魚の突っ込みなどに対して、ドラグを締めて勝負をかけなければいけないときに頼れそうですね。僕みたいにショートリーダーを使う人にはとくに合っているかも知れませんね」(UNLIMITED代表&ガイド・池上日明さん)
強さだけでなく、キャストやノット作成などで使用感の良さを指摘する声が多い点にも注目ですね。
まとめ 夢を叶えるための選択肢、アバニ ショックリーダーSMPナイロン
いかがでしたか? アバニ ショックリーダーSMPナイロン。
耐えて獲る! という製品キャッチコピーが現しているように、ここぞ! というときに真価を発揮、大物キャッチへと導いてくれるショックリーダーのようですね。

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ヒラマサ、キハダマグロ、クロマグロといったビッグフィッシュ、しかもレコードサイズを追い求める人はぜひ試していただきたいショックリーダーです。
バリバス情報によるとアバニ ショックリーダーSMPナイロンは泳がせ釣りのハリスとしてもオススメ、とのこと。愛好家の方も一度試されてみてはいかがでしょうか?

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ちなみにアバニ ショックリーダーSMPナイロンが加わったことで、バリバスのナイロン製ショックリーダーとしては、
・アバニ ショックリーダーSMPナイロン
・オーシャンレコードショックリーダー
・ショックリーダー[ナイロン]
の3つが並び立つことになりました。
それぞれの特性はもちろん、プライスも考慮して最適なショックリーダーを選びたいですね。
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