ソルティガエクスペディションは世界中のビッグフィッシュと戦うための3ピースキャスティングロッド。レコードブレイクを叶えるため、世界中を共に旅する相棒となる信頼のシリーズ、その全体像を紹介します!
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ソルティガCエクスペディションとは?
世界中のビッグフィッシュと真っ向から対峙できるマルチピースロッド。これがソルティガCエクスペディションの本質です。
ソルティガCエクスペディションが誕生した背景には、昨今の遠征事情、流通事情があります。
国内、海外ともに航空便を使用しての遠征釣行では、さまざまな手荷物&預け荷物の問題が山盛りです。
とくに海外では預けた荷物がロストバゲージの憂き目にあうこともあります。とくに魚影が濃い(と期待する)僻地への釣行では預け荷物がなくなる、壊される、遅れるといったトラブルは日常茶飯事です。
国内であっても長尺荷物は受け付けてくれない運送会社ばかりです。ロッドをハンドキャリーすることは、令和のビッグゲーマーの強い願いでもあるのです。
引っ越しのような大荷物とともに移動する時代は終わりました。これからは軽快に、スタイリッシュに遠征釣行を楽しもうではありませんか!
以上の時代背景のもと、誕生したのがソルティガCエクスペディション、と思われます。
ソルティガCエクスペディションの特徴
ソルティガCエクスペディションには3ピースロッドであること以外にも、注目すべき多くの特長がたくさんあります。チェックしていきましょう!
仕舞寸法90cm以内の3ピースロッド
ソルティガCエクスペディション最大の特長、それはやはり携行性に優れた3ピースロッドであることです。
すべてのアイテムは仕舞寸法90cm以内に収められています。すでに触れたように、ロッドがこの長さであることは、国内、海外遠征釣行で計り知れない恩恵をもたらします。
7ft台のアイテムなら120Lのキャリーバッグ(モノによるかもですが)にも入るそうです(ダイワさん調べ)。なんなら沖縄出張の合間にGTフィッシング!という荒業も可能かも知れません。
空港まで電車で移動する、という都会派アングラーにも嬉しいですよね。
もっといろいろ恩恵がありますよ、という方は、ぜひヤップ!編集部までお知らせください。参考にさせていただきます。
ソルティガを象徴するタフなブランク
3ピースロッドの恩恵は分かりました。でも肝心のロッドとしての性能はどうなの?
誰もが感じる疑問でしょう。
ソルティガCエクスペディションはダイワが誇る「ソルティガ」が冠されたロッドシリーズです。
3ピースだからしょうがないですよね、我慢してくださいね、ということにはなりません。
ブランクには他のフラッグシップモデルと同様の「X45フルシールド」「HVFナノプラス」「V-JOINTα」などで完全武装。最先端のテクノロジーがブランク性能を保証します。
テスターさん情報でも、異なるパターンの3ピースを入れ替えては投げ、入れ替えては投げを数限りなく繰り返したそうです。実釣での信頼性も十分、と考えてよいでしょう。
リールシートはZEROシート(パワーホールドシート)採用
リールシートにはZEROシート(パワーホールドシート)を採用。2、3,フルフィンガーすべてのグリップスタイルに対応しています。
どんなグリップをするアングラーでも振り切り速度アップ!飛距離アップを叶えてくれます。
さらにリーリング時は操作感アップにより、ルアーアクションが丁寧になり、釣果アップが期待!と好循環を生み出します。
シートを固定するナットにも注目!ソルティガを象徴するようなデザインは、滑り止めの効果も発揮。確実なリールの着脱に貢献しています。
ガイドはRVガイド+ステンガイド
バット部のガイドにはラインの抜けを重視したRVガイドを採用。
その他のガイドには強度を重視したステンガイドを採用しています。
まさに適材適所。タフな遠征釣行でも安心のガイドセッティングです。
グリップエンド&フォアグリップ
ギンバル無しでの腹当てファイトを可能にするグリップエンドを採用。少しでも荷物を減らしたい!と願う遠征派アングラーには嬉しい仕様です。
長時間ファイトとなるビッグツナは厳しいかも知れませんが、比較的短時間ファイトとなるGTやヒラマサキャスティングでは対応可能かも知れません。
仲村茂樹テスターは「僕はGT狙いならこれだけで大丈夫です。多少、痛いですが、それも気持ちいい痛み、ということで」とコメント。
釣った人だけが味わえる気持ちいい痛み。ぜひ味わいたいですね。
ファイト時に真価を発揮するフォアグリップはドラッガーSXのCCグリップを採用。テスター陣からの評価も高い、サイドフラット&スリットを装備し、高いホールド性能と滑りにくさを両立しています。
ソルティガCエクスペディションのラインナップ
ソルティガCエクスペディションは全5アイテム。それぞれに個性を持たせたアイテムを紹介しましょう。
82-6
レギュラーよりのテーパーに設計された、シリーズ中一番の万能ロッド。PE6号をメインに中型GT、ヒラマサ、キハダなどをターゲットとしています。200mm前後のダイビングペンシルや小口径ポッパー、シンキングペンシルの操作を得意とし、適合リールサイズは6000~14000。PE8号、ナイロン170lbのセッティングでの抜け感も確保しています。
710-8
曲げていなして浮かせて獲る、そんなスタイルでの釣りを実現するレギュラー寄りのテーパー設計を施されたアイテム。PE8号をメインにGT、大型ヒラマサ、キハダなどがターゲット。ショートレングスなので振り切りやすいだけでなく、十分な飛距離も実現。220mm前後のダイビングペンシルやポッパー、ヘビーシンキングペンシルを快適に操作可能なモデルに仕上がっています。適合リールサイズは14000~20000。
82-8
スピードファイト&スピードキャッチを叶えるファスト寄りのテーパー設計。PE8号を使ってGT、大型ヒラマサ、キハダなどを釣るためのアイテムです。220mm前後のダイビングペンシルやポッパー、ヘビーシンキングペンシルを快適に操作可能で、適合リールサイズは14000~20000。短期決戦で獲る!を信条にするアングラーには特におすすめ!
77-10
曲げていなして浮かせて獲る!を具現化した、レギュラーに寄せたテーパー設計のアイテム。PE10号をメインに大型GT、モンスターヒラマサ、マグロ類などがターゲット。ショートレングスなので振り切りやすいので、結果、ロングロッドに迫る飛距離を叩き出すことが可能です。250mm前後の大型ダイビングペンシルだけでなく、大口径ポッパー、ヘビーシンキングペンシルを快適に操作可能。適合リールサイズは14000~20000。負荷の大きいルアーでも長時間使用可能です。
82-10
シリーズ中最強モデル。PE10号を武器に大型GT、モンスターヒラマサ、マグロ類などをターゲットとするアイテム。ファスト寄りのテーパーとなっており、強引にパワーで浮かせて獲るファイトスタイルにベストマッチ。250mm前後のダイビングペンシルだけでなく、大口径ポッパー、ヘビーシンキングペンシルを快適に操作可能なモデルに仕上がっています。適合リールサイズは14000~20000。浅場のデカヒラマサに勝負を挑むなら、コレでしょう。
まとめ 遠征ビッグフィッシュハンターはソルティガCエクスペディション一択でしょう!?
いかがでしたか?ソルティガCエクスペディション。
ソルティガCエクスペディションは実質的には「ソルティガAP(エアポータブル)」というマルチピースロッドの後継機です。
しかし、「エクスペディション」という名からお分かりのように、かつて存在したビッグゲーム用スペシャルリール、「14ソルティガエクスペディション」の意思を継ぐモノでもあるようです。
ソルティガCエクスペディションは世界を舞台にした「遠征釣行」用スペシャルロッドなのです。レコードブレイクを狙って世界に羽ばたく熱いアングラーへの贈り物なのです。
幸いコロナも落ち着きました。欲望のおもむくまま、ソルティガCエクスペディションを手にお出かけください。応援します!
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