画像提供:ダイワ
圧倒的なパワーと軽快な操作感で発売以来人気のソルティガ。大きすぎないサイズ感は近海の大物狙いにもピッタリです。そんなソルティガに加わった新アイテム、5000Pと6000Pはジギングアングラー待望のパワーギアモデル。SWゲームの幅をさらに広げてくれる1台と言えそうですね。
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ソルティガ5000P、6000Pは近海ジギングファン待望のパワーギアモデル
ソルトウォーター用スピニングリールの代名詞であるソルティガは、最高レベルの頑丈さと力強さで安心感抜群。そこに回転の軽さや軽快な操作性も相まって、いざというとき本当に頼れるリールです。
2023年にリリースされた4000番、5000番、6000番の3アイテムは、ソルティガスピニングリールのなかでは小型に分類されるサイズ。この3アイテムにはH(ハイギア)、XH(エクストラハイギア)がラインナップされています。ここに2024年、5000Pと6000Pが登場しました。近海ジギングファンには朗報といっていいでしょう。さっそくそのディテールを探ってみましょう。
ソルティガ5000P、6000Pのタフさ、力強さの源はモノコックボディ&タフデジギア
パワーギアモデルに限らず、ソルティガのスピニングリールに共通するのは高次元の基本性能。なかでもモノコックボディとタフデジギアはソルティガの根幹を成すモノと言えるでしょう。具体的にチェックしていきましょう。
剛性感を生み出すアルミ製フルメタルモノコックボディ
ソルティガのボディはアルミ製のフルメタルモノコックボディ。一枚貝の殻のような強靭なボディは外部からの衝撃に強いだけでなく、気密性と剛性に優れ、ギアの支持精度を高めています。
力強く、軽い巻き上げを実現する大口径タフデジギアを搭載
メインギアに採用しているタフデジギアは、超々ジュラルミンの1.3倍もの強度を持つGIジュラルミン製マシンカットギア。これがモノコックボディでガッチリとガードされているのですから、巻きの強さと安定感は推して知るべしですね。
次世代スピニングの設計思想・エアドライブデザイン
「ルアー操作を意のままに」というコンセプトを追求したエアドライブデザインは、エアドライブローター、エアドライブベール、エアドライブシャフトの3つで構成。徹底した軽量化や摩擦抵抗の軽減を図ることで、巻き始めの軽さやレスポンスを向上させています。
ギア比は1:4.9。パワーギアモデルの巻き取り速度
パワーギアモデルとほかのモデルのギア比を比較すると、ハイギアタイプ1:5.7、エクストラハイギア1:6.2に対して、パワーギアモデルは1:4.9となっています。
ハンドル1回転あたりの巻取り量に変換すると、5000Pは82cm、6000Pが86cm。最も速いXHモデル(5000XH=104cm、6000XH=110cm)と比較すると、かなり違うことが実感できますね。ちなみに5000Hは96cm、6000Pは101cmです。
本体の自重や使用パーツ、ラインキャパシティなどは各モデル共通です。
文字通りパワーに特化したギア。活躍するシーンは?
ギア比のみに注目すると、パワーギアは巻き取りが遅いモデルという印象。ミディアムからスローめの巻きで組み立てる釣りに向いていることが分かりますね。でもそれだけではありません。パワーギアの名の通り、巻き上げトルクの大きさがアドバンテージなんです。エキスパートのなかには、「ハイギアモデルよりワンサイズ落としても同等のパワーが得られる」という感想を持つ方もいるほどです。
それを踏まえたうえで、5000PはPE2.5号以下を中心としたライトなジギングにピッタリ。タックルはなるべく軽量にしたいけれど、大物に備えてパワーは欲しい、そんなシチュエーションですね。
6000Pも基本は同じ。5000番よりやや強いPE3号以下を想定したジギングやキャスティングで、10kgクラスのブリやヒラマサを狙うアングラーにおすすめです。
ライトジギングのエキスパート、住澤直樹さんも絶賛!
伊勢湾周辺をホームグラウンドにしているダイワのフィールドテスター、住澤直樹さんもソルティガ5000Pと6000Pを手放し、というほど絶賛しています。
住澤さんはセミロング、ロングジグをワンピッチでしっかり動かして釣るスタイルで多用しているそうです。
シャクっているときはもちろん、巻き上げのパワー、軽さを実感するのはファイト時。何本ものブリサイズをキャッチしていますが、メジロ、ワラササイズと感違いしてしまうほど、グイグイ巻けたそうです。
これまで体力に不安があった人も快適に1日シャクることができると思います、と住澤さん。リールが進化するとそれまで出来なかったことが出来るようになる、というわけですね。
まとめ 巻きの強さと安心感を実感する“頼れるリール”
パワーギアを搭載したソルティガ5000Pと6000Pは、効率と手返しではハイギアモデルにかなわないものの、しっかりとした巻き感と力強さ、ワンサイズ上のリールと遜色のない安心感が持ち味。
ずっとハイギア中心でキャリアを築いてきたアングラーも、是非一度使ってみてはいかがでしょうか。きっと新たな可能性を見つけられると思いますよ!
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