号、ポンド、直径などなど、釣り糸(ライン)のパッケージやスプールに書いてあるいろいろな表記の意味、分かっていますか? しっかり理解しておかないと間違った買い物をしてしまいます。正しくラインを使うためのお勉強、始めましょう!
この記事を書いた人ヤップ!編集部
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釣り糸は表記の意味が分からないと正しいラインは使えない
みなさんお元気ですか?
ヤップ! 編集部です。
ライン、釣り糸、買いますよね?
PE、フロロカーボン、ナイロン、エステルといった素材の違いや特性については分かっている、としましょう。
たとえば、PEを買います! としても、パッケージやスプールに書いてある諸々の数字などを読み解く必要があります。
今回はあの表記や数字、理解していますか? って話です。
釣り糸の太さと強度。ポンド(kg)、号数、直径は表記の黄金トリオ
ジギングであれ、キャスティングであれ、タイラバであれ、アジングであれ。ルアー用、ルアー的な表示のラインから選ぶことが多いと思います。その場合、ほとんどのラインに表記されているのが、以下の3つです。
ポンド(Kg)数
号数
直径
以上の3つがライン表記の黄金トリオです。順番に説明していきましょう。
釣り糸の強度。ポンド、kg数はラインの強さを表す数字
ポンド、kg数はラインの強さを表す数字です。ラインを引っ張って何ポンド(Kg)で切れました、ということを表しています。数字が大きくなればなるほど強くなります。
釣り糸の太さ。号数はラインの太さを表す数字
号数はラインの太さを表す数字です。これは日本独自の表記法で、昔の釣り糸、テグス(天蚕糸)を基準にした数字です。モノフィラメントライン(単糸。ナイロン、フロロカーボンなど)とマルチフィラメントライン(編糸。PEなど)では計測方法が異なりますが、ちょっと深すぎるのでここでは割愛しておきます。いずれにしても太さの単位です。
釣り糸の太さ。直径はラインの太さを表す数字
直径もラインの太さを表す数字です。一定の基準に従ってラインの太さを計り、数字で表しています。細かい話はまだまだありますが、まあ、よいでしょう。
まとめ 釣り糸には強さと太さの2つの基準があることを理解する
実戦的に重要なのは強さと太さの基準をしっかり理解しておくことです。
たとえば同じ8号(直径でも同じ)のラインでも30ポンドと35ポンドのラインが存在してしまうことを理解しておきましょう。これは直径でも同じで、0.47mmという直径のラインでも30ポンドと35ポンドのラインが存在する、ということです。
ラインを選ぶオススメの方法は、
編糸であるのPEでは号数を決めます。そして、そのラインがどのくらいのポンド数なのかを確認して選びます。だいたい高いラインは強い傾向があります。
ナイロンやフロロカーボンといった単糸構造のライン場合はポンド(Kg)数を基準にしてから、直径や号数で比べると選びやすいでしょう。
細くて強いがいいラインの基本ですが、そればかりでもありません。
根ズレが心配な釣りでは同じ強さでも、あえて太いラインを使いたい場合もあります。
ベテランアングラーのなかには同じ太さでも、強さの異なるリーダーを使い分けて釣果アップを図る人もいます。
ラインの強さと太さをしっかり理解して、賢く使い分けることが大切ですね。
では、みなさん良い釣りを!
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