【タイラバ 】リール選びの重要なポイントとは?

初心者

タイラバリールの選択には、ギア比やラインキャパシティ、ドラグ性能などチェックすべき項目が存在する。ではタイラバリールに求められる性能とはなんだろうか? タイラバゲーム特有の項目も含め、基本となるベイトリールについてその必要条件を考えてみたい。

この記事を書いた人高橋大河(たかはし・たいが)
1980年代より釣り雑誌、釣り具メーカーに関わる各種メディアで活動するフリーライター。専門は淡水・海水のルアーフィッシング。入門向けからマニアックな記事まで幅広く執筆する。雑誌「ソルトワールド」元編集長。「ルアーフィッシングをはじめよう」(山海堂)ほか著書多数。

大ダイを狙える釣りではあるが繊細さが重視されるタイラバゲーム。タイラバゲームだからこそ求められる要素も多い。

知っておきたいベイトリールの基本スペック

一般的にリールを選ぶ際に比較すべきスペックと言えば、①自重やラインキャパシティ(糸巻量)を含めたサイズ感、②ギア比、③リーリングの滑らかさ、④剛性、⑤耐久性、⑥ドラグ性能などが代表的。

分かりやすく言い換えれば、自分が使う太さのラインをどのくらい巻きこむことができるのか、ハンドル一回転でどのくらいラインを巻き取れるのか、軽やかに、スムーズに巻くことができるか、ボディやギアは歪み・たわみに強いか、ドラグは大物の引きに対処できるか、といったところですね。

どんな釣りでも、どんなリールでも、リールを選ぶ際には上記のスペックを必ず比較することと思います。そのなかで、釣りものによって「軽さよりも頑丈さを優先」、「ギア比の高いもの」など求められる性能が変わってきます。

タイラバゲームの基本アクションは、リールを一定速度で巻き上げる、等速巻き。シンプルゆえに奥深いともいえる。

タイラバリール選びで優先すべきは巻き&ドラグ性能

タイラバゲームではタイラバを一定速度で巻いてくることが基本中の基本。これを「等速巻き」と呼びます。

等速巻きを実践するためには、ハンドルの回転がスムーズであることが絶対条件。巻いている途中でガタついたり、引っ掛かったりするリールでは、一定の巻き速度をキープしにくいからです。巻きの滑らかさは見た目では分かりませんが、できれば購入の際は実際に手に取ってハンドルを回し、チェックしたいものです。

次にチェックすべきはドラグ性能です。

タイラバゲームではPEの細糸を使うことがほとんどですが、ヒットするマダイは50センチ前後から、ときには80センチを超えることもあるため、やり取りは非常にスリリングなものになります。

そんなときに細い糸をかばってくれるのが高性能のドラグ。正確かつスムーズに作動するほど、ラインブレイクのリスクは軽減されます。こちらも必ずチェックしておくべきでしょう。

ハイギアとローギア(パワーギア)は、フィールドや状況に合わせて使い分けるのが基本。

タイラバリール、ハイギアとローギアではどっちが有利?

タイラバゲームにおいて等速巻きが重要であることは先にも述べた通り。

その観点で言えば、速い巻きをメインにするならハイギア、スローな巻きを重視するならローギアのほうが一定の巻きをキープしやすいと言えます。

ほかには深場を攻める際にはハイギアタイプが有利(回収が楽)になりますし、着底後の糸ふけを素早く取ってリトリーブを開始するのもハイギアが有利です。また、糸ふけを素早く取れるということは、アタリや潮流など海中の変化もいち早く察知できるということで、アタリを取って積極的に掛けていく釣りにはハイギアの特性が生きてきそうです。

ただ、同じギア比のリールでも使う人の巻き加減によって速く巻いたり、遅く巻いたりすることは可能です。一般的にはローギアを速く巻くより、ハイギアでスローに巻く方が難しいとされており、一台のリールでさまざまな巻き速度に対応するならローギアのほうが、守備範囲が広いと言えるかもしれません。

以前は「ローギアに比べてハイギアは巻き上げパワーが弱い」とも言われていましたが、最近のリールはそこまで顕著な差は感じられないうえに、タイラバゲーム自体パワーを前面に出した釣りではないため、巻き速度にフォーカスして選んでしまうのも良いのではないでしょうか。

より正確に、素早く水深を把握できるカウンター付リールはタイラバゲームの強い味方になる。

再現性を求めるならカウンター付きリールがオススメ

以上はリールに求められる要素のうち基本的なスペックですが、タイラバ用に限った場合は水深カウンターが装備されたリールもおススメです

カウンター付きリールのメリットは、アタリがあったタナを数値で確認できること。ボトムからの上げのパターンはもちろんのこと、フォール中のタイラバにアタックしてくる場合にも、ヒットレンジを数値で把握することが可能です。

これによってより再現性の高い釣りを実践することができ、仲間と一緒に船に乗る場合も、情報を正確に共有できるようになります。

まとめ タイラバリールは手に取って巻き比べるのがオススメ。迷ったら専用リールを選ぼう!

というわけで、タイラバリールの絶対条件は巻きの滑らかさとドラグ性能の良さ。検討する際は実際にリールを手に取って比較することができればより確実です。ギア比や自重、糸巻量などはカタログの数値から知ることができますが、巻き感や剛性のように触ってみなければわからない要素も多いからです。

タイラバゲームは人間の五感もフルに使う釣り。数値だけでなく自らの感覚で納得のいくリールを選んでください。それでも迷ったら、タイラバ専用を謳ったリールを選ぶのもひとつの手です。

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