玄界灘ヒラマサキャスティング用、おすすめルアーを12アイテム紹介していきます。玄界灘のヒラマサキャスティングで使われるルアーの基本的な選び方から、使いどころについても触れていきます。玄界灘だけでなく、PE6号以上を使用した各地のヒラマサキャスティングで共通した部分も多いので、ぜひ今後のルアー選びの参考にしてみてください。
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ルアー選びはベイトフィッシュに合わせるのが基本
玄界灘でのヒラマサキャスティングは、根周りをピンポイントで狙っていくこともありますが、広範囲を移動しながら、ベイトフィッシュに付いた活性が上がっているヒラマサを狙っていくことも多いのが特徴です。
そのため、ルアーはベイトフィッシュに合わせて考えるのが良いでしょう。
ルアーのサイズやカラー、移動スピードなんかも考慮すると釣果にグッと近づけるかと思います。
玄界灘で多用されるルアーサイズ
九州エリアでは、主に160mm程度から240mm程度の大型のルアーが多用されます。
これは、ヒラマサのベイトになるのが主にダツ、トビウオ、マイワシシイラなど比較的大型なものが多いことに起因しています。
もちろん、季節によってはカタクチイワシなどの小型ベイトがメインとなるパターンもありますが、極端に小型のルアーは飛距離が出しづらいので、ある程度重量が確保できることが前提になります。
ルアー形状にも幅を持たせると吉
玄界灘でのヒラマサキャスティングでは、ダイビングペンシルと呼ばれるルアーを使用するのが一般的です。
ひとくちにダイビングペンシルと言っても、その形状は様々です。形状の違いは泳ぎ方や泳層、得意とするスピード域などに大きく影響します。
たとえば、細長い形状のものはスピード感ある誘いが得意なものが多かったり、ファットな形状はアピールが強いなど、それぞれの形状によっても特徴が異なります。
使用するルアーで釣果が偏る場合も多いので、予算が許す範囲内で多くのタイプを揃えておくと良いでしょう。
カラーに迷ったら視認性重視
カラー選びに迷った際は、視認性が良い派手めなカラーを選ぶのもおすすめです。
これは玄界灘に限った話ではありませんが、渋い時ほどルアーがしっかり動いているということが重要になります。
視認性が良いカラーであれば、ルアーの動きが確認しやすくなります。
ルアーの動きを目視しやすいということは、それだけで大きなアドバンテージになるので、カラー選びで悩んだ際は、見やすいものを選ぶというのも良いでしょう。
ポッパーが効果的な場面も多い
地域によっては出番が少ないポッパーですが、玄界灘では多くの実績を残しているルアーです。
とくに海が荒れていてダイビングペンシルが上手く操作できない場合などには、効果を発揮することが多いようです。
最近では、ヒラマサ専用設計のポッパーなども販売されているので、状況によってはポッパーを選んでみるのも面白いかもしれません。
玄界灘ヒラマサキャスティング用おすすめルアー
シマノ オシア ダイブフラット240F
伝家の宝刀、フラッシュブーストやジェットブーストをあえて搭載せず、固定重心と大きなボディサイドのフラット面を採用した、シマノ新機軸のダイビングペンシル。
サンライズ船長の田代誠一郎さんが韓国で自己記録の40kgという巨大ヒラマサを仕留めたルアーとしても有名。
巨大ヒラマサを狙う人はぜひ1本用意しておきたいルアーです。
シマノ オシアペンシル別注平政220F
商品名にヒラマサを冠する、ヒラマサ専用ダイビングペンシル。
手に入れやすく、全国的に多くの実績を残している定番ルアーです。
サイズやカラーの展開も多いので、各種揃えておくと対応できるシーンが広がります。
シマノ ヘッドディップ175F
小型ベイトのパターンの切り札的ルアー。
175mmと小型シルエットながら、100g近い重量があるので8号以上の太糸でも飛距離が出せるダイビングペンシルになっています。
ショートピッチで派手にアピールするのがおすすめ。細糸を使用する場合は140Fもグッド。
ダイワ ソルティガ カドラー
大手総合メーカー、ダイワが満を持してリリースするダイビングペンシル。
監修者はニュージーランドヒラマサ武者修行で実績を重ね、現在はショア&オフショアで巨大ヒラマサを追いかける瀬川良太さん。
185mmという絶妙なサイズに、抜群の飛行性能、サイズを感じさせない強波動、3D螺旋アクションでヒラマサを狂わせてしまうダイビングペンシル。
2,800円(税抜き)という価格も破壊的!
ダイワ ソルティガ ダイブ★スター220F
こちらもダイワ発の大型ダイビングペンシル。誰もが使いやすい、癖がないルアーになっています。
アデルというダイワ独自のリアルなホログラムを採用して、見た目も美しい仕上がりです。
オレンジやピンク、チャート系の視認性が良いカラーが多いのも嬉しいポイント。
マリア ラピードF230
ヒラマサキャスティングの定番ルアーの最大サイズ。
230mmと大型なルアーですが、細身のボディで重量は100gなので、1日投げ続けても疲れないルアーになっています。
ジャークやトゥイッチ、スローからハイスピードまで、操作性抜群のルアーです。
デュエル ハードコアバレットダイブ 200
ワンノックのラトルサウンドを搭載した、オフショアでは珍しいタイプのダイビングペンシルです。
重量は85gとやや軽量ながら、重心移動システムを搭載していて問題なく飛距離を出すことができます。
同船者と違ったアピールをしてみたい時に特におすすめなルアーになっています。
カーペンター BC-γ120
ダイビングペンシルの先駆けとも言えるルアー。
その実績と人気は現在でも衰えることなく、今でも多くのファンが存在するルアーです。
「ガンマ引き」と呼ばれるホウキではくように操作すると出る、アピール強めのアクションが特徴。
入手難易度は高めなので、見つけたらすぐに購入するのがおすすめです。
ローカルスタンダード パドルベイト220
大人気のハンドメイドルアー。
このルアーの最大の特徴は水平浮きという点です。
動きを止めると見切られてしまうようなシビアな状況下でも、ルアーを動かし続けることができるので1人勝ちするようなシーンも多くあります。
こちらも入手難易度は高めなので、見つけた時が買い時です。
フィッシュトリッパーズビレッジ ルグランタンゴ210
発泡樹脂製のフラットサイドダイビングペンシル。
樹脂製とはいえ、インジェクション成形の張り合わせとは違い、ルアー内部も材質が詰まった作りなのでかなりタフなルアーです。
扱いやすく九州エリアでの実績も高いルアーなので、初心者にもおすすめできるルアーになっています。
マリア ダックダイブF230
ヒラマサキャスティング専用を謳ったダイビングスリムポッパー。
ダイビングペンシルとは違い、泡音を使ったアピールが特徴です。
浮き姿勢は水平で、ミスバイトが軽減されるよう設計されています。ダイビングペンシルに反応が悪い場合に是非試していただきたいルアーになっています。
デュオ ラフトレイルバブリー 225F
こちらも、青物に特化したダイビングポッパー。
水平浮きのダックダイブに対して、垂直に近い斜め浮きに設計されたタイプのポッパーになっています。
水面直下での平打ちフラッシュアピールが得意なルアーで、スモールベイトのパターンでも泡をまとってサイズ感をぼかすことができる1本です。
まとめ 使いこなせるルアーが多いほど有利になります
ヒラマサの魚影は濃い玄界灘ですが、使用するルアーによっては釣果に偏りが出てしまうことも珍しくありません。
もちろんルアーがすべてではありませんが、扱えるルアーの種類は多いほどチャンスを広げることができるのは確かです。
今回紹介したルアータイプの中で、手持ちにないようなものがあれば、ぜひ揃えて持ち込んでみてください。きっと役立つシーンがあるかと思いますよ。
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